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その辺【そのへん】

話者自身よりは相手の側に近いといえる場所や話題について、位置・程度・範囲などをおおまかに示す意味合いで用いられる表現。

(1)話し手から少し離れた場所、もしくは聞き手がいる場所を大づかみに指す指示詞的な言い方。いわゆる「こそあど」のうち、中称の接頭辞「そ」を用いた表現。
(2)聞き手側の物の量や行動の程度などを大雑把に指す言い方。例えば、人が容器に水を注いでいる状況で「その辺でよい」といえば、あなたが今注いだ量でおおむね十分、といった意味を伝達しうる。「そのくらい」などの言い方と同じような意味合い。
(3)ある一定の範囲の内容や関連する事情をざっくりと指し示す言い方。「その辺のことは知らない」といえば、関連する諸事情については分からない、といった意味合いとなる。
(4)世間一般、ちまたを指す言い方。「その辺にいる」などの言い方で、事物の凡庸さを評する言い回しとして用いられることが多い。

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水廻り【みずまわり】

住宅やマンションなどにおいて、台所、トイレ、洗面所、風呂場、などのように水を使う場所の事を幅広く指す表現。「水周り」「水回り」などとも書く。

穴があく【あながあく】穴が開く,穴が空く

(1)陥没したり貫通したりして空間が生じるさま、穴ができるさま。「穴が空く」と表記する場合が比較的多い。
(2)欠員が生じたり予定が取り消しになったりするさま。「穴が開く」と表記する場合が比較的多い。「穴を開ける」ともいう。

「穴があく」で「開く」と「空く」のどちらの漢字使いが正しいかについては諸説あり定かでない。

空間的側面に着目している場合には「穴が空く」と書き、より抽象的な意味合い、もしくは「開いた結果が穴のようになった」という点に着目している場合には「穴が開く」と書く、などのように解釈する余地はある。

なお、中央公論新社刊『読売新聞用字用語の手引き』では、「穴が開く」の表記が用いられている。

あるいは、大和言葉としての「あく」には元々漢字の「空」「開」双方の意味合いが含まれており、どちらが正しくてどちらが誤りという類のものではないとする見解もある。この見方に従えば、ひらがなで「穴があく」のように表記しておくのが妥当ということにもなる。

相対化【そうたいか】

一面的な視点やものの見方を、それが唯一絶対ではないという風に見なしたり、提示したりすること。学問的な主義主張や、特定の事件などの報道のされ方などについて言われることが多い。