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デジタルペン入れ【デジタルぺんいれ】

イラストやマンガの制作における「ペン入れ」の工程を、コンピュータやペンタブレット、コミック制作アプリケーションソフトといったデジタルツールを駆使して行うこと。紙とペンで(アナログで)描いた下書きをコンピュータに取り込んでペン入れするという流れを特に指す場合もある。

カマトトぶる,かまととぶる

主に女性が、知っていることも敢えて知らないかのように振る舞うこと、そのように振る舞って世間ずれしていないウブな女の子であるとアピールすること、という意味で持ちいらえる言い回し。

生謝罪【なましゃざい】ナマ謝罪

主に公人や著名人が、不祥事や醜聞などの報道を受け、広く公衆に向かって謝罪を表明するような場面において、本人が登場してじかに謝罪を行う、という意味で用いられる言い方。テレビで生放送(生中継)される記者会見を開く状況を指すことが多い。

怪我を軽くするためのタックル【けがをかるくするためのタックル】

2018年前半に世間で取り沙汰されている通称「日大アメフト部の悪質タックル問題」において、タックルを受けた選手の父親・奥野康俊氏が、第三者委員会から言われたと報告した言葉。

一連の問題が大きく報道される中、「怪我を軽くするためのタックル」発言も多くのメディアが報じたが、この「怪我を軽くするためのタックル」とは一体どのような行為なのかは謎である。

夢女子【ゆめじょし】

アニメやマンガなどの作品世界に自分自身の投影といえるキャラクターを登場させ、作中のキャラクターと懇意になったり恋愛関係を築いたりする展開を夢想して楽しむ女性のこと。

絶叫上映【ぜっきょうじょうえい】

映画上映中に観客が思いのまま大声を上げる(絶叫を発する)ことを容認している映画館・映画興行の通称。「声出し上映」などとも呼ばれる。

絶叫上映では、観客は叫んだり音を鳴らしたりしてめいめい感情を発露させながら映画を楽しむことができる。インドにおいては映画は絶叫上映のスタイルが定番である。日本でも絶叫上映スタイルでインド映画を上映する映画館が搭乗しており、2018年現在、注目されつつある。

時差スタグラム

俗に、写真共有SNS「インスタグラム」において、写真を撮影してからそれをインスタグラム上に投稿するまでの間にある程度の時間が経過している状況、および、そのような投稿を指す意味で用いられることのある言い方。インスタの時差投稿。

時差投稿【じさとうこう】

SNSにおける投稿のうち、投稿で報告されている内容(を実施したタイミング)と、投稿そのもののタイミングとの間に、ある程度の時間の隔たりが生じていること、および、そのような投稿を指す言い方。

生暖かい目で見守る【なまあたたかいめでみまもる】なま暖かい目で見守る,生あたたかい目で見守る

「応援する」と言えそうで言えない、どちらかといえば冷ややかで微妙な気色の悪さを含む、そんな立ち位置から静観するという意味合いで用いられることのある言い回し。「生暖かく見守る」と表現されることもある。

生暖かく見守る、という言い回しは「暖かい目で見守る」という表現をもじった言い方といえる。「生暖かい」という表現には、中途半端、煮え切らない、あるいは、微妙に気色が悪い、といったニュアンスが込められ得る。「生暖かい目で見守る」は、どちらかといえば批判交じりに冷淡に見るという意味で用いられやすい。

トロコン

(1)「トロリーコンタクター」の略、すなわち、路面電車(トロリー)が通過したことを検知するために架線に取り付けられる装置を指す語。
(2)「トロフィー(を)コンプリート(する)」の略で、コンピュータゲームの中でミッションとして設定されている条件をすべてクリアし、クリアの証となる「トロフィー」をすべて獲得すること、つまり開発側が用意したやり込み要素を制覇すること、という意味で用いられる言い方。

ステゴロ

得物を持たずに素手でケンカを行う、という意味で用いられる俗な言い方。

ステゴロの「ステ」は「素手」の意という解釈が定説といえるが、「ゴロ」の意味・語源は判然としない。ただし「ごろつき」「ごろをまく」という言い回しもあることから、暴力・ならず者・不埒といった意味合いが一貫していることが窺える。

ジュリ扇【ジュリせん】

羽毛のようなフサフサした飾りのついた、色が派手だったり光がキラキラ反射する素材だったりする、大ぶりな扇子の通称。いわゆるバブル時代にディスコのお立ち台で踊っていたボディコンギャル連がお決まりのように携えていた小道具であり、今日では半ばバブル時代の喧噪・騒ぎっぷり・浮かれっぷりを象徴するアイテムとなっている。

ジュリ扇の「ジュリ」は、往事ディスコの代名詞的存在であった「ジュリアナ東京」の名に因む。

ルパンダイブ

マンガ・アニメ作品「ルパン三世」において、主人公ルパン三世が美女(とりわけ峰不二子)の横たわるベッドへと飛び込む(ベッドインしようとする)描写、および同シーンでルパン三世が見せるアクションの通称。上下の衣服を、あたかも服から脱出するかのような形で瞬時に脱ぎ捨て、両手は合掌に形で、頭から突っ込む。そして女性に躱されたり撃退されたりするのがお約束となっている。

ネームを切る【ネームをきる】

マンガの制作過程において、原稿の大まかな構成をまとめた下地を描く(描き上げる)という意味で用いられる言い回し。ネームはいわば下書きであり、コマ割り、構図、キャラクターの配置やセリフなどを大まかに示して、ペン入れの際の指針となる役割を果たす。

ネームの作成を表現する動詞は「切る」だけとは限らず、「ネームを描く」「ネームを作る」といった言い方も用いられる。ただし「切る」には「区切りをつける」「決着をつける」という意味用法もあり、ネームを作成し終える段階まで進めるというニュアンスをも暗に含み得る。

痛彫り【いたぼり】イタ彫り,痛彫

アニメやゲームに登場するキャラクター(とりわけ美少女キャラ)をあしらった彫り物(タトゥー)という意味で用いられる俗な表現。「痛トゥー」「ヲタトゥー」と呼ばれることもある。

「痛」の字は、「痛車」「痛板」「痛バイク」のように、二次元美少女キャラが装飾のモチーフに用いられているさまを指す語として接頭辞的に用いられることがままある。

コスメティックバイオレンス

化粧品(コスメティック)によって周囲の人を不快にさせたり迷惑に感じさせたりすること、という意味で用いられる通俗的な言い方。過剰な化粧品の香りをまき散らす、あるいは、電車をはじめとする公共の場において周囲を顧みず化粧をする、といった行為や状況を指して用いられることがある。

気分が優れない【きぶんがすぐれない】気分がすぐれない

心身の調子が思わしくない、不調を覚えている、という意味合いで用いられる言い回し。率直にいえば「体調が悪い」と述べているわけであるが、あえて「優れない」(すこぶる良いというわけではない)という緩叙法を用いることにより、やんわり婉曲的な表現にしている。

告つぶ【こくつぶ】

小声で独り言をいう(呟く)ようにして愛の告白と取れる言葉を発する、という意味出用いられる表現。不本意に本音を吐露してしまったかのような形がさりげなさとカッコよさを演出する。ただしイケメンに限る。

ネガる

「ネガティブになる」、すなわち、後ろ向き・否定的な考え方になるといった意味合いで用いられることのある言い方。「ネガティブ」を略して活用して動詞のように用いた表現といえる。

狭小物件【きょうしょうぶっけん】

敷地あるいは床面積が一般的な住宅物件と比べてかなり狭い(狭小である)といえる物件を指す言い方。とりわけ賃貸の集合住宅について用いられることが多い。一戸建ての物件について述べる場合は「狭小住宅」と呼ばれることの方が多い。

集合住宅においては、床面積がおおむね6畳・10平米を下回る狭さの物件を狭小物件と呼ぶことが多い。狭いだけに賃料が格安であり、都心部の物件でも入居しやすく、少なからぬ需要がある。

傾斜をつける【けいしゃをつける】

会計を割り勘で行う場合に、支払い額を一律みな同額とするのではなく、立場や年齢・性別などの要素に応じて多寡の差をつける、という意味で用いられることのある表現。会社の飲み会などの費用に言及する脈絡で用いられることが多い。

芋かわいい【いもかわいい】イ芋可愛い,モかわいい,イモ可愛い,いもカワイイ,芋カワイイ

垢抜けない野暮ったさも感じさせつつ、それを含めて可愛い・可愛らしいと評されるような様子、および、そのような装いや人となりを形容する言い方。

「芋」はもっぱら「芋っぽい」「芋くさい」という言い回しで、基本的には「田舎くさい」「洗練されていない」「垢抜けていない」「野暮ったい」といった否定的評価を示す語である。「芋かわいい」可愛さは、そのような野暮ったい雰囲気が、かえって女の子の可愛らしい印象を強めているようなさまを形容する語として用いられる。

ネット用語【ネットようご】

インターネットを利用する上でしばしば見聞きする語、あるいは、もっぱらネット上で用いられる特徴的な言葉・表現・言い回し、といった意味で用いられる語。

文脈によっては「ADSL」や「ホームページ」「パーマリンク」といったインターネット関連分野の用語を指して「ネット用語」と呼ぶ場合も想定し得るが、大抵の場合は「ネット用語」といえばインターネット上(ウェブ上)のコミュニケーションで用いられる略語や隠語などの文字表現(インターネットスラング)を指すといえる。

目が滑る【めがすべる】目がすべる,目がスベる

文章に目を通しても文意がなかなか頭に入ってこないさま、および、その手の読みにくさを感じさせる文章の性質を指して用いられることのある言い回し。

文章をつぶさに目で追って読もうとしているつもりが、肝心の文章内容が頭に入って来ず、ともすると読み流す形になる、といった状況が「目が滑る」と形容されやすい。文章自体は流麗だが趣旨・主眼がどこに置かれているか判然としない場合や、妙に多用されている語彙が目について内容が入ってこない場合なども「目が滑る」状況に該当し得る。

爆乳【ばくにゅう】

たいへん豊満な乳房を指す俗な言い方。大きな乳房を指す語としては「巨乳」という言葉があるが、並大抵の巨乳とは一線を画するような大きさを特に爆乳と表現する場合がある。どの程度から爆乳に該当するというような基準があるわけではない。

おぜぜ

お金、おこづかい、といった意味で用いられる語。「ぜぜ」は「銭」を指す幼児語。

Webおくりびと【ウェブおくりびと】

有名人の訃報にいち早く反応し、ウェブ上で情報を整理したり哀悼の意を表明したりする人々のこと。ソーシャルメディアでお悔やみコメントを投稿したり、ウィキペディアに死去した旨の情報を追加・更新したりするひとびとを総称する言い方。労働社会学者・常見陽平がオンラインメディアの連載記事上で用いた造語表現。

膝の水【ひざのみず】ヒザの水

ひざ関節の「関節包」と呼ばれる組織内に存在する滑液(関節液)を指す俗な言い方。もっぱら「膝の水が溜まっている」「膝の水を抜く」といった表現において用いられる。

ひざ関節の炎症などが起きると、関節液の分泌バランスが崩れ、通常はごく微量を維持してる関節液が多量に分泌され関節包を圧迫することがある。こうした症状が俗に「膝に水が溜まった」と形容される。

モチベータ「motivator」モチベーター

人にやる気(モチベーション)を起こさせ行動を促す要因、という意味で用いられることのある語。人を鼓舞してやる気を出させることに長けた人物、人に行動を促すための技術や知識を持った人物を指して用いられることが比較的多い。

満床【まんしょう】

すでに満杯になっており空きがない、新たな入居者を受け容れる余裕がない、とう状況を指す語。

基本的には、病院のベッドがすべて入院患者に使われている状況を指す語といえるが、商業ビルの全ての貸し店舗に借り手(テナント)が入っている状況を指す語として用いられることもままある。

純粋美術【じゅんすいびじゅつ】「fine art」

もっぱら芸術性の追求のために(芸術的価値を純粋な目的として)制作される美術作品のこと、および、そのような作品を生まんとする芸術活動のこと。「純粋芸術」とも呼ばれる。英語そのまま「ファインアート」と呼ばれることも多い。

純粋美術という概念は「応用美術」や「大衆美術」あるいは「商業美術」などの概念と対比される。

応用美術とは、芸術性や芸術的技法を実用品に導入(応用)して美的かつ実用的なモノを作るという概念を指す。

大衆美術は大衆文化(サブカルチャー)と大量生産・大量消費社会に根差した芸術活動であり、高尚なハイカルチャーとしての純粋美術と対をなす。「ポップカルチャー」とも呼ばれる。

商業美術は、商売(商業)上の目的のもとに、つまり商品の販売もしくは広告宣伝のために生み出される美術的価値である。典型例としては広告デザインや商品パッケージデザインなどが挙げられる。

べビドンコート

アパレルブランドSLYが2007年に販売したロングコートの通称。同年に歌手のの安室奈美恵がシングル曲「Baby don't cry」のミュージックビデオで着用した衣装として知られる。2018年2月に復刻販売された際に「ベビドンコート」の名で呼ばれた。

メンバー呼び【メンバーよび】

アイドルグループの一員(メンバー)などが刑事事件の被疑者となり書類送検されるなどした際、マスメディアが普通なら「(氏名)容疑者」と報じるところを「(氏名)メンバー」の形で表記するやり方を指して用いられることのある言い方。マスメディアが当事者の所属するタレント事務所に忖度したのでは、という憶測と揶揄の意味を込めて用いられることが多い。

イヤイヤ期【イヤイヤき】いやいや期

幼児が親や大人の与えるもの全般に対して「いやいや」と拒否するような反応を示すこと、および、そのような反応が顕著になる時期のこと。おおむね1歳から2歳ごろの幼児に見られる、発育過程の一段階である。

イヤイヤ期は、幼児に自我が芽生えだしたものの、それを適切に意思表示をする言語等の手段を獲得できていないため、拒否・拒絶の態度となって現れるとされる。イヤイヤ期の拒否的態度は幼児の脳が発達するに伴い自然と解消される。

やばたにえん

俗に「やばい」の意味で用いられることのある言い方。女子学生などの間で流行した若者言葉の一種である。

「やばたにえん」という語は「やばい」と「永谷園」(ながたにえん)を組み合わせた造語ないしは地口である。「やばい」は「危ない」あるいは「すごい」といった、程度の甚だしさを示す意味で幅広く用いられる。「永谷園」はお茶漬け海苔が特に知られている食品メーカーの名称である。

「やばたにえん」 の意味・用法・使いどころは「やばい」と何ら変わらない。単に語呂の良さ・おかしさを楽しむ表現といえる。

指ハート【ゆびハート】

手の指でハートの形を示すポーズのこと、または、そのようにして作られたハートの形。

手指を使ってハートの輪郭を模すポーズは全般的に指ハートと呼ばれ得るが、一般的には、同じ手の親指と人差し指を関節あたりで交差させ指先の丸みをハートの輪郭に見立てるポーズを指すことが多い。

ホームランアーチスト

野球において、見事なホームランをよく放つ打者を指して用いられることのある言い方。「弧(アーチ)を描く」と形容されることの多いホームランと、芸術家(アーチスト)を引っかけて、芸術的なホームランを打つという含意も込められていると解釈し得る表現。

ビッグイニング「big inning」

野球の試合において、一挙に大量に得点して勝負の行方に大きな影響を与えた回(イニング)を指す言い方。3点以上稼いだ回がビッグイニングに該当するとする見解もあれば、5点以上・6点以上の得点が該当するという見解もある。

ボディバッグ、ボディーバッグ

ショルダーストラップをたすき(襷)のように斜めに掛けて、体に密着させるようにして提げるタイプのカバンの総称。動きが制限されにくく、軽い運動も身に着けたまま行いやすい。

オリパラ

「オリンピック・パラリンピック」をまとめて略した言い方。「オリンピック」や「五輪」などのように略称として用いられることがある。

パーコー,排骨,パイクゥ

厚く切った骨付き豚ばら肉(いわゆるスペアリブ)の食材、および同食材を使用した揚げ物料理を指す語。

パーコーを具として大胆に乗せた麺料理(ラーメン)は「パーコー麺」と呼ばれ、ラーメンのサブジャンルとして半ば定着している。

ゆるめ,ユルめ

厳しさの程度がそう甚だしくはなく、どちらかといえば耐えやすい・凌ぎやすい方である、ゆるい方である、といった意味の表現。

きつめ,キツめ

ゆとり・余裕に乏しかったり刺激や苦痛の程度が大きかったりする傾向にある、どちらかといえばきついといえる、という意味合いの表現。

からの

(1)名詞の直後に置かれて当の名詞が出発点に位置づけられる意味合いを示す語。
(2)相手の言動を受ける形で用いられ、相手にさらなる言動を続けるよう促す意味を示す言い方。「~からの~?」と述べることで、直前の言動を「前振り」の扱いに位置づてしまい、さわりやオチにふさわしい反応を行うようにと求めるような意味合いで用いられる。

その辺にいる【そのへんにいる】その辺に居る

おおまかに「周辺」「界隈」と指示できる範囲のなかに存在・所在している、という程度の意味合いで用いられる言い回し。かなり身近というほどでもなく、具体的に所在が特定できるともいいがたいが、そんなに遠くないところにいる(ある)と言い得るようなニュアンスを含めても胃居られることが多いといえる。

相並ぶ【あいならぶ】相ならぶ

同じ水準に複数のものが位置づけられるさまを述べる言い方。実力の程度が拮抗している・肩を並べる・伍する、といった意味合いで用いられることが多い。

そっち系【そっちけい】ソッチ系

自分との関わりが希薄な分野を漠然と指し示す意味合いで用いられる表現。興味関心が薄い、いままで積極的に知見をえようとしたためしがない、内心いかがわしさを感じている、等々、程度に差はあれ「心理的距離感」のニュアンスを伴って用いられることが多い。

てんで役に立たない【てんでやくにたたない】

まったく機能しない、助力にならない、物事を遂行する能力に著しく欠ける、という意味合いで用いられる言い回し。

「てんで」は否定語と共に用いられ、否定の度合いを強調する。昨今ではもっぱら「てんで役に立たない」「てんで話にならない」あたりの言い回しで用いられる。

うどん屋【うどんや】ウドン屋,饂飩屋

(1)うどんを専門的に扱う飲食店の総称。「蕎麦屋」「ラーメン屋」と同様に料理で括ったカテゴリーである。
(2)野球の試合に高頻度で登板し、酷使され選手生命を削っているかのように思われる状況の投手を指す語として使われる言い方。いわゆるネットスラングの一種。

カン違い【カンちがい】かん違い,勘違い

事実とは違った風に理解・認識すること、および、そのような状況のこと。基本的には「勘違い」と漢字表記されるが、非難めいた否定的なニュアンスを抑える意味で敢えて「カン違い」とカナ交じりで表記される場合が少なくない。

ダッドシューズ

白色を基調とする全体的に厚手のランニングシューズを総称する通俗的な呼び名。「ダッド」は dad(daddy)の略であり、要するにオッサンが休日に履いてそうなダサめのシューズという意味合いである。その微妙なダサさがオシャレ上級者の外しアイテムとして好まれることがある。

遠くなりにけり【とおくになりにけり】

もう遠い昔のことになってしまったのだなあ・・・・・・としみじみ感じ入るような意味を込めて用いられる言い回し。「なりにけり」は基本的には古語であり、過ぎ去ったことがらをしみじみ叙述する場面で用いられる表現。

中村草田男は明治から昭和への転換期に消えゆく明治の文化に思いを馳せ「降る雪や 明治は遠くなりにけり」と詠んだ。「昭和は遠くなりにけり」のような表現も、この「明治は~」の句を念頭に置いたもじり表現といえる。

好き避け【すきよけ・すきさけ・すきざけ】

好意があることを理由に(好意の裏返しとして)よそよそしい態度を取ったり距離を置くようにしたりすること。普通は接近を図るはずの場面で、むしろ嫌っているかのように遠ざかろうとするような傾向。

「好き避け」は、基本的には、自分が相手に思いを寄せている状況で、自分の恋慕を相手に気取られないようにあえて距離を置く、という状況を指すといえる。失恋を恐れたり、今までの友達関係が保てなくなることを恐れたり、といった要素が理由になりやすい。

「好き避け」は、相手が自分を思慕していることに気づいて自分から避けるようになる状況を指して用いられることもある。 照れくささ・恥ずかしさが理由になりやすい。

相手が自分を好いているようだが、自分は相手の気持ちに応えられない、という考えから接触機会を減らし遠ざかるような避け方も「好き避け」と呼ばれ得る。ただし、この場合は「ごめん避け」と呼ばれることの方が多い。

なお、「避ける」の読み方は「よける」と「さける」の2通りあり、「好き避け」の読み方も「すきよけ」「すきさけ」のどちらもあり得る。「すき - さけ」に連濁が生じた「すきざけ」もあり得る。

「避ける」を「よける」と読む用法には「自分が位置を変えて回避する」というニュアンスがある。「さける」と読む用法には「対象に近づかないようにする」というニュアンスがある。どちらの読み方でも「好き避け」の意味を示すには妥当であり、どちらが適切・不適切とは判じがたい。

例外者【れいがいしゃ】

規定や通例の枠組みに当てはめて捉えることが難しい、あるいは、常識や世間一般の感覚では理解しがたい、そいった特殊な人物を指す意味で用いられることのある語。

とっくの昔【とっくのむかし】疾っくの昔

ずっと以前のことに言及する場面で、往々にして半ば「今さら言及するような話題ではない」というニュアンスを込めて述べるような場面で用いられることのある言い回し。

「とっく」は「とう」(疾う)が転訛した語とである。音変化したもので、「とう(とっく)」は今となってはずっと前であることを示す表現。

その辺【そのへん】

話者自身よりは相手の側に近いといえる場所や話題について、位置・程度・範囲などをおおまかに示す意味合いで用いられる表現。

(1)話し手から少し離れた場所、もしくは聞き手がいる場所を大づかみに指す指示詞的な言い方。いわゆる「こそあど」のうち、中称の接頭辞「そ」を用いた表現。
(2)聞き手側の物の量や行動の程度などを大雑把に指す言い方。例えば、人が容器に水を注いでいる状況で「その辺でよい」といえば、あなたが今注いだ量でおおむね十分、といった意味を伝達しうる。「そのくらい」などの言い方と同じような意味合い。
(3)ある一定の範囲の内容や関連する事情をざっくりと指し示す言い方。「その辺のことは知らない」といえば、関連する諸事情については分からない、といった意味合いとなる。
(4)世間一般、ちまたを指す言い方。「その辺にいる」などの言い方で、事物の凡庸さを評する言い回しとして用いられることが多い。

昭和感【しょうわかん】

どことなく、元号が「昭和」であった頃のような風情が感じられるさま、そのような(昭和時代のような)雰囲気、といった意味で用いられることのある言い方。

昭和感は、主に戦後、高度経済成長期からバブル崩壊までの期間にありがちだったが現在ではめったに見られなくなってしまったような情景や意匠が念頭に置かれることが多いといえる。町並みや店の佇まい、服装や言動など、形容され得る対象は多岐にわたる。

メイク動画【メイクどうが】

主に女性の上手な化粧(メイク)の仕方を実践的に紹介する動画コンテンツという意味で用いられることのある表現。動画共有サイト「YouTube」では化粧品(コスメ)を紹介する動画やメイク動画を主に投稿して人気を得ている投稿者もおり、「美容系ユーチューバー」と呼ばれることもある。

イラストや映像作品などの制作現場・制作過程を撮影・収録した映像を「メイク動画」と呼ぶ可能性も皆無ではないが、それは基本的には「メイキング動画」と呼ばれる。

球場飯【きゅうじょうめし】球場メシ

野球場(に併設された店舗)で販売される飲食物を指す通俗的な言い方。野球観戦における醍醐味のひとつといえる。球場のある地域の名物料理や、当該の球場を本拠地としている球団や所属選手にちなんで考案されたメニューなどが用意されている場合が多い。凝った容器が人気を博している場合も少なくない。

てんで話にならない【てんではなしにならない】

まったくもって検討の余地もないほどの程度や状況だと述べる言い回し。はなから論外、問題外であることをやや強調した言い方。

「てんで」は「全く」「まるっきり」という意味合いで副詞的に用いられる語。もっぱら打消し表現を意味を強める語として用いられる。

女の腐ったの【おんなのくさったの】

往々にして女性の欠点・悪い特徴として認識されるような態度や性向が目につく男を蔑み交じりに非難する表現。目に余るような女々しさ。ぐずぐず、めそめそ、もじもじとした態度などを指すことが多い。

「腐ったの 」の「の」は、「男」や「奴」などの語に替えて用いられている準体言助詞と解釈できる。なお「女の腐ったの」という言い方は男性にも女性にも失礼な表現であり今日では好まれない。

地味にすごい【じみにすごい】地味に凄い,地味にスゴい

看過されがちではあるが、よくよく考えると実は大層なことである、目立たないが本当はすごい、といった意味合いで用いられる言い回し。パッと見の印象には残りにくいような事柄の甚だしさ、優秀さ、卓越した技量などを強調する意味で用いられることがある。

マクロで

(1)大局的な観点で、長い目で見て、細部に拘らずに、といった意味合いで副詞的に用いられることのある表現。「マクロ」は英語の macro をそのままカタカナ表記した語といえるが、英語の macro は名詞または接頭辞であって副詞・形容詞の用法は基本的にない。
(2)表計算ソフト等のアプリケーションにおいて、特定の処理手続きを自動実行する「マクロ」を使用する、という意味で用いられる表現。

リブニット

生地に畝(うね)の凹凸の筋が出るように編まれた編み物(ニット)のこと、および、そのような生地で作られた衣類のこと。伸縮性や保温性に優れる。

オイルインコスメ

油(オイル)成分が配合されている化粧品を指す語として用いられることのある言い方。下位区分としてオイルインファンデ、オイルインチーク、オイルインリップなどのような表現も用いられることがある。総じて保湿効果が高いといった特徴がある。

ドライフラワーカラー,ドライフラワー色

染髪(ヘアカラー)の分野において、ややくすみのある繊細な色合いを指す語として用いられることのある言い方。原色の鮮やかさを抑えた、控えめな、それでいて透明感のあるカラーリング、という意味合いで用いられることが多い。落ち着いた雰囲気と洗練された雰囲気を同時に実現しやすい髪色とされる。

胎児期【たいじき】

ヒトの成長発育過程の区分において、受精後9週目から出生までの約30週を指す語として用いられる表現。受精後2週目までを「卵体期」、同じく受精後8週目までを「胎芽期」といい、9週目から産まれ出るまでを「胎児期」という。生後は「乳児期」「児童期」といった区分がこれに連なる。

育児の話題ではおおまかに「まだお腹のなかにいる時期」「妊娠中の時期」という程度の意味で用いられることも多い。

指パッチン【ゆびパッチン】指ぱっちん

手の指をはじくようにして小気味よく音を鳴らす動作の通称。英語では finger snapping と呼ばれ、日本語でも「フィンガースナップ」と呼ばれることがある。

指パッチンの音は、一般的には、親指と中指をつまんだ状態から勢いよくずらし、中指の腹を手の平のあたりに当てることで出される。ただし他の方法でパッチン音を出す人もいる。給仕を呼んだりリズムを取ったり合点がいったことを示したりと様々な合図の意味で用いられる。

ノールック「no-look」

対象を見ない、目視確認を経ない、一瞥もくれない、といった意味で用いられることのある表現。

たとえば、球技においてはパスする相手から視線を外したまま繰り出されるパスは「ノールックパス」と呼ばれたり、射的系の競技で的から目をそらしたまま対象を打つことは「ノールックショット」と呼ばれたりする。

あるいは、ボタンを押す操作がボタンの視認を前提するのに対して、音声認識によって(声で命令して)操作できるタイプのスマート家電が「ノールックAI家電」のように呼ばれたり、中古品の買い取り事業において実物を見る査定を経ず写真と付随情報を元に買取るサービスが「ノールック買取」と呼ばれたりする。

ノールックは英語においても「no-look pass」のような表現で用いられることがある。

出会わない系【であわないけい】

いわゆる「出会い系サイト」「出会い系アプリ」「出会い系サービス」とは対照的に、互いに知り合ってから実際に出会う流れを前提とせず、あくまでもインターネット上で会話・交流することを目的としたオンラインサービスの通称。

「出会わない系」と銘打って提供されているサービスの例としてはスマートフォン向けアプリ「ひまチャット」が挙げられる。

大衆車【たいしゅうしゃ】

自動車のうち特に社会を構成する一般的な層の人々(庶民)に広く受け容れられる車種、という意味で用いられることのある言い方。裕福でも貧乏でもない平均的な経済力の社会人が購入を検討する、あるいは、そうした顧客層を主なターゲットとして想定されている乗用車。「庶民でも購入・維持が容易な廉価な車種」という意味でいわゆる高級車と対比されることが多いが、必ずしも廉価な乗用車全般を指すとは限らず、廉価で量産され大ヒットを記録した車種を特に指す語として用いられる場合が少なくない。

トヨタ自動車が生産販売しているトヨタ・カローラは1970年代から90年代にかけて30年以上にわたり日本国内の年間販売台数で第1位を堅持し続けてきた車種であり名実ともに往事の日本の「大衆車」の代名詞といえる。

何やかんや【なんやかんや】

具体的に列挙するには至らないような雑多な事どもをまとめて指す場合に用いられることのある言い回し。「なんやかや」(何や彼や)とも、あるいは「なにやかや」ともいう。

こんにゃろう,んにゃろう

「この野郎」(このやろう)を粗略にちぢめて述べた言い方。連声(れんじょう)が生じて「の」と「や」の音が「にゃ」に転じたものと解釈できる。

「この野郎」は多少の罵りの意味合いを含めて用いられる二人称の語。親しい間柄でおどけた意味合いを込めて用いられる場合も多々ある。

ノンキャリ

「ノンキャリア」の略、すなわち、国家公務員採用総合職試験でない試験を受けて採用された公務員という意味で用いられることのある表現。国家公務員専門職や国家公務員一般職、地方公務員などを指す場合が多い。

ばかすか,バカスカ

勢いよく、豪快に、立て続けに事が運ぶさまなどを形容するオノマトペ的な表現。野球において打線が快打を量産したり、商品が飛ぶように売れたり、あるいは喧嘩でタコ殴りにしたり、といった状況について述べる文脈で用いられることがある。

総なめ【そうなめ】総嘗め,総ナメ

(1)火が広範囲に広がり一帯を隈なく焼く(嘗める)、それによって甚大な火災被害をもたらす、といった状況を述べる表現。
(2)対戦相手をことごとく打ち負かす(勝利する)という意味で用いられる言い方。
(3)同分野において獲得し得る賞や称号(タイトル)をすべて獲得するという意味で用いられる表現。「総なめにする」の形で用いられることが多い。現代においてはもっぱらこの意味で、スポーツや芸術の大会成績に言及する文脈などで用いられていると言える。

逆プロ【ぎゃくプロ】

「逆プロポーズ」を略した表現として用いられることのある言い方。すなわち、男性が女性へ告げるのが普通と認識されているプロポーズ(求婚)を、女性から男性へ行うこと。

海外でも求婚は男から行うものという認識があり、いわゆる逆プロは英語では women proposing (to men) のように表現される。転じて日本語においても「ウィメンズプロポーズ」と表現される場合がある。

呼ばう【よばう】喚ばう,婚う

「呼ぶ」の意味で用いられることのある表現。その限りにおいては、相手に声をかけて注意を引くような動作を指すと捉えられる語。

「呼ばう」は古語における「呼ばふ」を現代仮名遣いで表記した語といえる。古語における接尾辞「ふ」は、継続・反復の意味で加えられる助動詞である。

古語におけいては「呼ばふ」は「繰り返し呼び続ける」という意味合い、転じて、男が女に言い寄る(求婚する)という意味をも取りうる。

デレツン

はじめは好意的な姿勢で接するが次第にトゲトゲしい人当たりに転じてゆくさま、および、そのような態度を取る人を指す通俗的な言い方。いわゆる「ツンデレ」とは逆の傾向として対義語的に用いられることがある。

水たまり【みずたまり】水溜まり,水溜り

地面のくぼみなどに多少の水が留まっている状況、および、そのような水の溜まっている箇所を指す後。典型的には雨が降った後の地面に一時的に生じる水の溜まり場を指すが、水を撒いたりこぼしたりして生じたものも「水たまり」と呼ばれ得る。また、湖に匹敵する大規模な水量を恒常的に湛える地形も、(湖には該当しないという理由で)水たまりに区分される場合がある。

児ポル容疑【じポルようぎ】児ポ容疑,児童ポルノ容疑

「児童ポルノ禁止法」違反の疑い、という意味合いで用いられる表現。主にマスメディアが報道の見出しに用いる省略表現。

「児童ポルノ禁止法」は児童を対象とする性的虐待および性的搾取を規制・処罰する法律である。法令の正式な名称は「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」である。

幻肢【げんし】

存在していない(失われている)身体の部位があたかも存在するかのように身体感覚が得られている状況を指す言い方。幻覚の下位区分と位置づけられる。痛みを伴う幻肢(幻肢による痛み)は「幻肢痛」と呼ばれる。

幻肢は典型的には事故などで手足などが失われた後の症状としてあらわれることがある。ただし必ずしも後天的な手足の欠損が幻肢の原因になるとは限らない。

鼻吸い器【はなすいき】

鼻腔にたまった鼻水やゴミなどを吸引除去するために用いる機器の通称・総称あるいは商品カテゴリー。主に自力でをかんだりすすったりできない乳児の鼻づまりを解消するために用いられる。

クロスオーバー「crossover」

異なる分野・ジャンルや作品世界の要素を組み合わせて生み出された新規性、および、そのような方法で新規性を得た作品などを指す表現。音楽、物語、自動車の車種などに関する文脈でしばしば用いられる。

音楽のジャンルにおけるクロスオーバーは、ジャズにロックやポップスなどの要素が加えられたスタイルを指すことが多い。小説やアニメ等におけるクロスオーバーは、既存の作品(物語)の人物や舞台設定がそのまま他の作品に登場する方式を指すことが多い。自動車の車種では「クロスオーバーSUV」の略として用いられ、SUV(スポーツ用多目的車)を基調に市街地での走行性や見た目の良さといった要素が盛り込まれた乗用車を指す。

心気一転

「心機一転」(しんきいってん)の誤記・誤変換として用いられることのある表記。

「心機一転」は、心の持ちようを大きく翻し、あらたな気持ちで事に臨む、といった意味合いで用いられる語である。「心機」は「心の動き・働き」といった意味合い。他方「心気」は「気持ち」「気分」という意味合いの語であり、「心気を砕く」というような言い回しで用いられる。

俺ルール【おれルール】自分ルール

周囲の同意や諒解を得ずに持ち込まれた、したがって個人の独自見解の域を出ない、そいつだけのルール(規則・原則・設定)という意味で用いられる表現。自分が有利になるようにその場その場で恣意的にルールを微妙に変更する、という意味合いで用いられることもあれば、思い込みに近い形で周囲とは違う風にルールを認識して齟齬が生じているといった意味合いで用いられることもある。

蜂の巣状【ハチのすじょう】ハチの巣状

ほぼ隙間なく無数の穴があいているさま、あるいは、無数の六角形や六角柱がぴったり隣接して幾何学的なパターンを構成しているさまを指す方言。

正六角形(正六角柱)を隙間なく並べた立体的構造は少ない材料で高い強度を維持できるため、板材などによく用いられる。ただしこのような実用的用途においては「蜂の巣状」という言い方はあまり用いられず「ハニカム構造」と表現されることが多い。

春財布【はるさいふ・はるざいふ】

年度の変わり目に商売繁盛や金運上昇の願掛けの意味も込めて新調される財布の通称。「春」は「張る」に通じ、財布いっぱいお金が入ってきますようにという験担ぎの意味もある。新生活を始めるにあたり心機一転する機会という意義も見出し得る。

小金持ち【こがねもち】

多少のまとまった資産を持っている人、といった意味合いで用いられる言い方。どの程度の資産額が該当するかという点は特に定まっておらず、人の価値観や発言機会などによって違ってくる。巨万の富を持つ資産家とは言えないまでも、好きなことをしながら不自由のない暮らしを送るだけの経済的ゆとりは十分にある、といった感覚で用いられることが多い。

バトエン

鉛筆を転がして双六の要領で対戦バトル型のゲームができる鉛筆シリーズの名称。「バトル鉛筆」の略。6面ある(六角柱の)鉛筆の各面に攻撃や回復といったコマンドが記されており、出た面に応じて行動できる。

「バトエン」の名称は株式会社スクウェア・エニックスの登録商標である。

多浪【たろう】

複数回(複数年)にわたり進学や就職に失敗した浪人生、何浪もしている人、を指す意味で用いられる表現。1浪2浪ではなく何年も浪人しているといったニュアンスで用いられる。

異世界モノ【いせかいモノ】異世界もの

現実世界とは全く異質の世界を舞台とする物語を指す創作の総称、および、ジャンル。現実社会で過ごす主人公が突如、現実世界とは全く異質の並行世界に飛ばされ、その異世界を舞台として(面倒くさがりながら)活躍する、といった流れが典型的といえる。

異世界モノはいわゆるライトノベルのジャンルとして半ば定着している。いわゆる「なろう小説」にありがちな陳腐なテンプレ設定、という揶揄交じりのニュアンスを込めて用いられる場合もある。

値段帯【ねだんたい】

商品や商品群の販売価格の範囲をおおまかに指す意味で用いられることのある表現。多くの場合「価格帯」と表現されるが、同じ意味で「値段帯」の語が使われることがある。「おおよそこのくらいで売られている」という値段の目安を、ある程度の幅を持たせて(あえて曖昧に)述べるような場面で用いられる。

型にはまる【かたにはまる】型にハマる,型に嵌る,型に嵌まる

最善、無難かつ凡庸、とかく陥りがち、といった定型的といえる形式や方法にそっているさまを表現する言い回し。定石にそった形勢へ持っていき有利に事を運ぶ、という意味合いで用いられることもあれば、柔軟性や独創性がなく面白くない(つまらない)状況を指す意味合いで用いられることもある。

炎上謝罪会見【えんじょうしゃざいかいけん】

不祥事について謝罪するために当事者が開いた記者会見(謝罪会見)の場において、当事者が世間の不興を買うような言動を見せ、謝罪が受け容れられるどころかいっそうの非難を浴びるような結果となってしまう状況のこと、または、そのような結果に至った謝罪会見のこと。

謝罪会見は、企業あるいは芸能人が不祥事を起こした(と発覚した)場合に開かれる。当事者は報道陣に陳謝した上で質問に答える流れとなるが、そこで当事者がまるで悪びれていないかのような態度を取ったり、自分を正当化するような釈明をしたり、自分は被害者である・相手にも非があると言いたげな弁明をしたりすると、顰蹙を買い反発を受けて批判的に受け止められる。こうなると謝罪会見が火に油を注ぐ形となり、騒動がさらに炎上し、長引くことになる。

マススタート「mass start」マススタート方式

スポーツ競技において十数名あるいはそれ以上の人数が一斉に同じコースでスタートを切り、着順やタイムを競う方式の呼び名。スピードスケートやバイアスロンなどの競技で行われ、いくつかの競技ではオリンピック公式種目としても採用されている。なおマス(mass)は英語で「集団」を意味する名詞あるいは「団体で」という意味の形容詞である。

文転【ぶんてん】

主に「文系に転じる」という意味で、すなわち、高校の文理選択において理系を専攻していた者が、文系に乗り換えることを指して用いられる表現。

文系から理系へ転じることは「理転」と表現される。

ふてえ野郎【ふてえやろう】太え野郎,ふてえヤロウ

図々しい、ふてぶてしい、厚かましい、といった言動や態度を評する言い方。いわゆる江戸っ子の訛り。「ふてえ」は「太い」が転訛した言い方と解釈できる。「太い」には「図太い」「太々しい」というように、繊細さの対極に位置する面の皮の厚さを形容する語として用いられることがままある。

ジャックする

「乗っ取る」「占拠する」という意味合いで用いられることのある表現。英語のハイジャック(hijack)を転用した表現と解釈し得る。

英語でもhijackから転じてjackを「不正に乗っ取る」というような意味の動詞として用いる用法があるにはある。

ご破算【ごはさん】

珠算(ソロバン)の盤面を崩して、新しい計算を開始できる状態へ直すこと、を指す表現。いわば算盤のリセット。転じて、物事を白紙に戻すことや今までの行いが無駄に終わるさまをたとえる言い方としても用いられる。

コンダラ

運動場の整備(整地)に用いる「整地ローラー」を指す意味で用いられる俗な言い方。昭和に一世を風靡したスポ根アニメ「巨人の星」のオープニング曲で「思い込んだら」と歌われている部分が「重いコンダラ」と聞こえてならない、という話が発端となっている。

ootd

写真共有SNS「インスタグラム」をはじめとするソーシャルメディア等において、 Outfit of the Day(今日の服装)を指す語として用いられることのある語。オシャレした自撮り画像を投稿した際にハッシュタグとして #ootd を付与する形で用いられることが多い。

握力【あくりょく】

(1)手指の関節を内側に曲げて物を潰すようにする動作の力の強さのこと。握る力のこと。
(2)株式投資の関連分野において、特定銘柄の株をあくまでも保有し続る意思を指す俗な言い方。株価が高騰したり暴落したりといった動きがあると早々に手放してしまいたくなるような傾向を「握力が弱い」と形容することがある。

金欲しさ【かねほしさ】金ほしさ

金銭を手に入れたいという欲求、および、そのような欲求の程度の度合いなどを表現し得る語。もっぱら犯行の動機の供述として(「金欲しさに犯行に及んだ」のように)用いられる。放蕩するため自由に使える金が欲しいという動機の場合は特に「遊ぶ金ほしさ」と表現される。

ファンネル飛ばし【ファンネルとばし】

自ら手を下すことなく第三者を仕向けて間接的に干渉することを意味する言い方。いわゆるパシリ(使いっ走り)に関与させるという意味と捉えられる。「ファンネル」はアニメ「機動戦士ガンダム」シリーズに登場する、遠隔操作できる兵器の呼び名である。

ほんこれ

「本当にこれ(に尽きる)」といった意味合いで、主に電子掲示板などの不特定多数のやりとりにおいて直前の発言に賛同する意味を示して用いられる表現。

ボイチェン

「ボイスチェンジャー」の略として用いられることのある言い方。ボイスチェンジャーは、音声を加工して元の声とは違った響きにする装置(ハードウェア)やアプリ(ソフトウェア)の通称である。録音した音声を加工する方式のボイチェンもあれば、発話されたその場でリアルタイムに加工する方式のボイチェンもある。

わかちあいプロジェクト

国際協力NGOとして活動する一般社団法人の名称。フェアトレード商品の販売や難民支援活動、開発途上国の自立支援事業を主な事業内容とする。

ニコリキ

気化した液体をくゆらせ喫煙する、いわゆる電子タバコリキッドのうち、ニコチン成分が含まれているリキッドの通称。欧米では一般的に流通しているが日本での販売は禁止されている。

エリ総【エリそう】

金融業界において「エリア総合職」の略として用いられる表現。エリア総合職は金融業界に半ば特有の職種区分であり、いわゆる総合職とほぼ同様の業務内容ではあるが転勤がないという点で特徴づけられる職種を指す。

遅刻ギリギリ【ちこくギリギリ】遅刻ぎりぎり

決められた時刻に辛うじて間に合う、間に合った、という状況を表現する意味で用いられる言い回し。

他人の行動を評して「遅刻ギリギリ」と述べる場合は、もっと時間の余裕を持って来いよという批判的な意味合いを込めて使いられることが多いといえる。

ギリギリ遅刻【ギリギリちこく】ぎりぎり遅刻

間に合わせるべき時刻にあとほんの少し早ければ間に合ったのにという僅差で遅れてしまって遅刻になるさまを表現する言い回し。

「遅刻ギリギリ」と表現される場合は「あと少しで危うく遅刻になるところだった」という意味で、すなわち刻限に間に合った状況を指して用いられるが、「ギリギリ遅刻」という場合は結局遅れた(遅刻した)状況を指して用いられる。

トカゲのしっぽ

組織などが窮地に立たされた場合に責任回避の手段として見捨てられる対象の喩えとして用いられる言い方。もっぱら「蜥蜴のしっぽ切り」(トカゲのしっぽ切り)の言い回しで用いられる。

トカゲと総称される生物の中には、外的に襲われた際にしっぽを自ら切り落として囮にし、逃げ延びようとする習性のある種がある。転じて、不祥事などが生じた場合に、組織全体に非難や責任追及の矛先が向けられないように組織の末端に位置する構成員に責を負わせて切り捨てる(犠牲にする)ような沙汰がトカゲのしっぽ切りに喩えられる。

ゴニョる,ごにょる

「ごにょごにょ」と擬態語的に表現し得るような、いまひとつ言明しがたい言動を、それ自体動詞的に述べる言い方。主に「ゴニョゴニョと(不明瞭に)しゃべる」「ゴニョゴニョと(趣旨の明確でない内容を)話す」といった意味で用いられる。

カムバ

「カムバック」の略、つまり「復帰」くらいの意味で用いられることのある言い方。

ギリ,ぎり

「ぎりぎり」を略した修飾語として、もう余裕のない限界的状況を指す意味で用いられることのある表現。たとえば時間的余裕がほぼ残されていない状況で何とか間に合う(間に合った)さまを「ギリセーフ」のように表現し得る。

覚醒下手術【かくせいかしゅじゅつ】

主に脳外科手術において検討される術式のうち、全身麻酔で患者の意識を奪うことなく、患者が目を覚ました(覚醒した)状態で行う手術の方式を指す語。脳腫瘍の摘出などに際し、患者と会話を交わして脳機能が健全な状態のまま維持されていることを確認しながら施術を進める方法として採用されることがある。

半日蔭【はんひかげ】半日陰

一概に日向(ひなた)とも日陰とも言い難いような場所、日向とも言い切れないが日陰とも言い切れないような中間的な環境を指す意味で用いられる語。主に園芸の分野で用いられる。半日陰に該当する場所としては、1日のうち数時間ほど十分な陽光が差すような場所、あるいは、木漏れ日やレースのカーテンで半ば遮られた陽光が差すような場所が挙げられる。

四つ巴【よつどもえ】4つ巴

(1)巴(巴紋)を4つ配置した意匠を指す言い方。二つ巴や三つ巴と同じ要領で4つの巴を円形に連なるように配置した形。
(2)競争・闘争において、勢力の相並ぶ4者が入り乱れて争うような状況を指す言い回し。比較的よく用いられる「三つ巴(の戦い)」をもじった言い方とも言い得る。

関コレ【かんこれ】

「関西コレクション」の略称として用いられることのある表記。関西コレクションは大阪の京セラドームで年2回開催されている、女性を中心ターゲットとするファッションショーの呼び名である。

見境がない【みさかいがない】

相違を判断しない、どれもこれも一緒くたにして扱う、手当たり次第に手を出す、といった意味合いで用いられる言い回し。「見境」は分別・識別という意味の語。

ハピエン

「ハッピーエンド」の略として用いられることのある言い方。ハッピーエンド(happy end)は「幸せな結末」のことであり、主人公が報われたり難事が円満に解決したりといった祝福すべき物語の終わり方を指す英語由来の表現。

バドエン

「バッドエンド」の省略形として用いられることのある言い方。バッドエンド(bad end)は「気の毒な結末」という意味合いの英語由来の表現。

猫島【ねこじま】

猫の存在によって特徴づけられる島の通称。無人島というわけではないが住民より遙かに多くの猫がいるような島を指す場合が多い。日本の島の中では愛媛県の青島や宮城県の田代島などが「猫島」の異名で呼ばれることが多い。

チキる

いわゆる「チキンになる」こと、すなわち、怖気づき弱腰になるようなさまを表現する俗な言い方。チキン(臆病者)を動詞的に用いた表現といえる。チキン(chicken)は英語においても「臆病者」の意味で用いられる。

ガイジ

見るに堪えない振る舞いをする非常識な者を指す、罵りや揶揄の込められた言い方。もっぱらインターネット上の電子掲示板などで用いられるネットスラング。

贈犬【ぞうけん】

犬(愛玩犬)を進物として差しあげることを指す熟語的な言いまわし。外交上の親善の意味を込めた取り組みの一環として行われる例を指す場合がもっぱらであるといえる。