2017年7月29日土曜日

バリバリ財布【バリバリさいふ】

開閉機構に面ファスナー(いわゆるマジックテープ)が使用されている財布の通称。アウトドアブランドが販売している場合が多い。財布を開ける際に「バリバリ」と鳴りがちで、人や状況によっては多少の羞恥心が催される。

なお「マジックテープ」の名称は株式会社クラレの登録商標である。

裸銭

ぽち袋などに包まれずに授受される金銭、あるいは、財布にしまわれずポケットなどに入れてある金銭を指す言い方。「裸金」ともいう。

一般的な作法としては、祝儀などを渡す場合は包んで渡して然るべきとされる。

無造作にポケットに突っ込んである小銭は「じゃら銭」などと呼ばれることもある。

嫌煙家【けんえんか】嫌煙者

たばこの煙および喫煙者を毛嫌いする人の総称。たばこの副流煙による健康被害の可能性や、喫煙者のマナーの悪さなどが、嫌煙家の嫌悪感の主な要因といえる。

心をわしづかみにする【こころをわしづかみにする】心を鷲掴みにする

衝撃的といえるほどの強い好印象を抱かせ夢中にさせるさま、心奪うさま、すっかり虜(とりこ)にするさまなどを表現する際に用いられる言い回し。自分が惚れ込んだ対象を主語・主格に置き、受け身形の形で用いることで、自分の意思とは半ば無関係に好いてしまうというニュアンスを醸す。

パンイチ

「パンツ一丁」あるいは「パンツ一枚」の意味で用いられる言い方。着衣が下半身に下着一枚のみ、という状況を指す。

おけまる

「オーケー」の意味で用いられることのある若者言葉的な表現。語呂がよいだけで意味は「オーケー」と全く同じである。

らぶりつ

ツイッターにおける「お気に入り」機能と「リツイート」機能を総称した言い方。

ゲロカワ,ゲロかわいい

「非常に可愛い」という意味で用いられることのある通俗的な言い方。「ゲロ」は否定的な意味合いから転じて肯定的な程度の甚だしさを表現する際にも用いられることがある。

ブラック部活【ブラックぶかつ】

過酷あるいは劣悪な環境において行われる部活の通称。教員の視点に立って用いられる場合と、生徒の視点に立って用いられる場合がある。

教員の視点で用いられる場合、小中学校の教職員が通常業務に加えて部活動の顧問を任されており、平日の放課後や週末・休日まで生徒の指導や引率にあたらなくてはならない状況を指すことが多い。

生徒の視点で用いられる場合、部活の内容が厳しすぎたり部活に取り組む活動時間が長すぎたりして、学業や健康に悪影響を及びかねない状況を指すことが多い。

でもでもだって

「でも」「だって」という接続詞表現を伴う否定的発言や言い訳。毎度そうした表現を使って否定的なことを言ったり言い訳じみたことを言ったりする傾向のある人は「でもでもだってちゃん」などと呼ばれることがある。

ワガママボディ,ワガママボディー,わがままボディ,わがままボディー

女性の豊満な体つきを形容する言い方。男性誌のグラビアなどで用いられることがある。意味合いは曖昧であり使用者によっても異なる。「ビキニからはみ出さんばかりのたわわな胸元」というニュアンスに傾いていたり、「男を虜にする蠱惑的な体つき」というニュアンスに傾いていたりする。

フロリダ

(1)北米大陸の南東部にある半島、および、同半島の大半を占める州の名。英語でFloridaと表記される。
(2)入浴のため離席するという意味で用いられる若者言葉。風呂(フロ)に入るため離脱(リダツ)する、という脈絡で生まれた一種の省略表現。

リラクゼーションドリンク「relaxation drink」リラクゼーション飲料

リラックス効果があるとされる飲料の総称。該当する商品の多くは鎮静作用のあるテアニンや精神安定作用のあるセロトニンなどを含有している。リラクゼーション飲料は多分に「エナジードリンク」との対比が念頭に置かれて用いられることが多い。。

1万円チャレンジ【いちまんえんチャレンジ】

1万円をひとつの条件として何事かに挑む取り組みを指す表現。たとえば、飲食店で1万円分飲み食いする(1万円を使い切る)、1万円ぴったりになるよう買い物する、あるいか1カ月1万円の予算で生活する、といった切り口で企画される。TwitterのハッシュタグやYoutubeの動画タイトルに含められることが多い。

コンテンツ力【コンテンツりょく】「content power」コンテンツパワー

ウェブサイトやアプリ等のコンテンツが有する魅力や集客力を漠然と指す言い方。ウェブ氏後のアクティブユーザー数やゲームアプリの登録者数などの指標で示されることが多い。

花かんむり【はなかんむり】お花かんむり,花冠


花があしらわれたかぶりものの通称。結婚式、あるいは、ライブやイベント時に身につける装身具などとして用いられる。花は基本的に造花が用いられる。

漢字で「花冠」と表記される場合は、植物学において花の花弁全体を指す語でもある。この意味合いにおいては花冠は「かかん」と読まれる。

アモーレ「amore」

イタリア語で、「愛する人」という意味の語。日本では2016年にサッカー選手・長友佑都の熱愛報道の流れで注目され、同年のユーキャン新語・流行語大賞でトップ10内に選出されている。ちなみにアモーレは恋人だけでなく家族のような「大切な人」全般について用いられる言い方である。

風キャン【かぜキャン】

「風によるキャンセル」という意味で用いられる表現。とりわけ、東京ディズニーリゾートで催されるのショーやパレード等の屋外イベントが強風のため取りやめになることを指す言い方として用いられる。

移動カフェ【いどうカフェ】移動喫茶,移動式カフェ

軽食を調理・提供できるように自動車を改装して販売営業を行うカフェの総称。軽自動車、トラック、いわゆるワーゲンバスなどが移動カフェに用いられやすい。コーヒーや軽食を中心に販売している移動カフェが多いが、イタリアンやエスニック料理などの料理を提供する移動カフェもある。

ブリーチデニム「bleach jeans, bleached jeans」

脱色(ブリーチ)加工されたジーンズの通称。ブリーチデニムは総じて無加工のジーンズより淡い色合いになり、爽やかな印象が増しやすい。あらかじめブリーチ加工が施された商品もあるが、未加工のジーンズを自分で脱色して好みの風合いを作る者のいる。

2017年7月26日水曜日

解党論【かいとうろん】

政党の解体に関する議論、今の政党を解体してしまってはどうかという見解などを指す言い方。

2017年7月24日月曜日

駐在妻【ちゅうざいづま】駐妻

駐在員の妻という意味で用いられる通俗的な言い方。もっぱら外国に駐在する会社員の妻を指す場合が多い。夫に帯同される場合、土地を移り一定期間そこで生活することになり、独特の悩みがつきまとう。

ポチャメン,ぽちゃメン

ふくよかな体つきの男性を指す俗な言い方。ぽっちゃりとしていて可愛げがある、という肯定的な意味合いで用いられることが多い。

高高度【こうこうど】

高度が通常の(標準的な)高さと比べて一層高い、という意味で用いられる表現。主に「高高度核爆発」「高高度核爆発」といった語で用いられる。具体的にどの程度の高度を「高高度」と呼ぶかは、使用場面によって異なる。

バトル漫画【バトルまんが】バトルマンガ,バトル系漫画,バトル系マンガ

登場人物が戦い(バトル)を繰り広げる様子が中心的に描かれる漫画の総称および区分(ジャンル)。戦闘シーンの描写の迫力や、心理戦・頭脳戦の緊迫感、あるいはキャラクターの心身の成長などが主な醍醐味といえる。

バトル漫画におけるバトルは、必ずしも1対1の格闘を指すとは限らない。作品世界独自の特殊能力を駆使して戦う「能力系バトル漫画」はバトル漫画の下位区分(サブジャンル)として半ば確立している。また、料理対決を中心に展開されるグルメ漫画が「料理バトル漫画」と呼ばれることもある。

戦いが中心に描かれる漫画でも、極限の状況におけるバトルロイヤルを強いられてキャラクターが次々と脱落している様子を描いた作品は「デスゲーム系」と区分されることが多い。

印象操作【いんしょうそうさ】

相手に与える情報を取捨選択したり、恣意的な伝え方をしたりして、相手が受け取る印象を制御しようとすること。マスメディアが都合のいい部分だけ断片的に報道して世論を誘導しようとする(という見解)は、目的としては印象操作、手段としては偏向報道と呼ばれる。

箱庭ゲーム【はこにはゲーム】箱庭ゲー

ゲーム内世界の情景や情景の変化、情景を変化させる干渉(経営や育成)などを主な目的とするゲームの総称・通称。ゲームのジャンルとしては「ミニスケープ」と呼ばれることが多い。シミュレーションゲームに包括されることもある。

ゲームに目的や攻略手順のようなものが設定されておらず、ゲーム内世界を自由に動き回って遊ぶ「オープンワールド」も、箱庭ゲームと呼ばれることがある。

ミニスケープはミニチュア化された景観を俯瞰的に鑑賞するという趣向・意味合いを多分に含むが、オープンワールドは制約のないサンドボックス的な世界という意味合いが強い。

解党的出直し【かいとうてきでなおし】

党の抜本的な改革のため、党の体制や姿勢を「解党する勢い」で一から見直すことを指す表現。主に窮地に陥った政党が、党の抜本的見直しや、国民の信頼の回復などを目的に行うことが多い。

ビジネス書大賞【ビジネスしょたいしょう】

いわゆるビジネス書の中から年間を通じて最も優れた著書を顕彰する催し。2009年に創設され2010年に第1回が開催された。ビジネスパーソンひいては産業界の成長に貢献する作品全般を「ビジネス書」に含め選考対象とする。

テストセンター「test center,test centre」テスセン

試験(テスト)を行う機関または施設(センター)を指す言い方。特に、企業の採用活動において用いられる、数的処理や言語処理などを含む適性検査を、外部の会場で受験するテスト方式を指すことが多い。リクルートが実施している「SPIテストセンター」を特に指して用いられることも多い。

商いは草の種【あきないはくさのたね】商売は草の種

商売の種類の多さは夥しく、しかも、どこにでも転がっているものだ、という趣旨を野草の種に喩えて述べた言い方。

追いマヨ【おいマヨ】追いマヨネーズ

料理にマヨネーズを追加すること、および、追加されたマヨネーズを指す言い方。もともとマヨネーズが加えられている料理にドレッシングとしてマヨネーズを追加したり、すでに適量のマヨネーズがかかっている状況でマヨネーズを増量したりといった状況を指す。いわゆる重度のマヨラーが好む。

経験値を積む【けいけんちをつむ】

RPGジャンルのゲームのなどにおいて設定されている「経験値」を得ていくこと。経験値は敵を打倒することで獲得でき、一定値に達するとプレイヤーキャラクターがレベルアップして基礎能力を向上させる。

現実世界においても、経験・体験・見聞などを通じて知識や技術を向上させていくことを「経験知を積む」と表現する場合がある。

愛妻弁当【あいさいべんとう】

妻が夫のために作った弁当を指す言い方。「愛する妻が愛情を込めて作ってくれたお弁当」というノロケのニュアンスを多分に含む。

チタン瓦【チタンがわら】

チタンで成形・焼成した瓦のこと。通常の粘土瓦(本瓦)よりも軽く、強度にも優れ、アルミ瓦よりも腐食にも強く耐用年数も優れるとされる。軽さは地震が発生した際の耐震性の向上にも寄与する。浅草の浅草寺をはじめ、寺社建築が瓦を葺き替えてチタン葺きに改装する例が多い。

ハーラートップ「hurler top」

球界において最多勝争いの最上位にいる投手を指す用語。「ハーラートップの10勝目を挙げた」というような言い方で用いられる。ハーラーは「投げる人」という意味の表現。

エデュチューバー「EduTuber」

動画共有サイト「YouTube」に動画コンテンツを投稿しているユーザー(ユーチューバー)のうち、とりわけ教育的な内容のコンテンツに特化して動画を制作・投稿しているユーザーを指す言い方。多くの場合、音楽や視覚効果を駆使して、教育(エデュケーション)に関する内容を楽しみながら視聴できるように工夫されている。

カキゴオリスト,カキゴーラー

かき氷が好物な人、しょっちゅうかき氷を食べている人などを指す通俗的な言い方。

ポジティブアレルギー

前向きで肯定的な考え方に対し拒否感を抱いてしまう傾向を指す言い方。ポジティブ思考に対してアレルギー的な拒絶感を抱いている状態。困難や苦労を克服せよと激励を送るような歌や本にうんざりするような気持ちがポジティブアレルギーの典型といえる。

没イチ【ぼつイチ】ボツイチ

配偶者が亡くなった者、配偶者と死別した者を指す通俗的な言い方。離婚経験者を指す「バツイチ」をもじった言い方といえる。

スシコラ「spla shooter colabo」スプラシューターコラボ

任天堂のゲームソフト「splatoon」に登場する「ブキ」である「スプラシューターコラボ」を略した通俗的な言い方。スシコラは性能が偏っておらず比較的使いやすい。

転売ヤー【てんばいヤー】転売屋

商品を転売する人、転売によって一儲けしようと目論む輩を指す俗な言い方。事業として商品の転売を行っている者(業者)も、ネットオークション等を通じて一儲けを企てる個人も含む。多分に侮蔑の意味を込めて用いられる。

「転売ヤー」という言い方は、「転売屋」と、英語で「~をする人」という意味を加える接尾辞「-er」を「転売」に加えて「転売する奴」という含みをもたせた表現と解釈できる。

乱読家【らんどくか】多読家,濫読家

雑多な本を手当たり次第に読む人、読書家は読書家でも乱読(濫読)を行う人を指す言い方。

読書家【どくしょか】

よく本を読む人、読書を好む人、熱心に読書する人、といった意味で用いられる言い方。

読む対象を取捨選択せず手当たり次第に読む人は、濫読家と呼ばれることも多い。

相撲コント【すもうコント】

大相撲の花相撲や巡業の余興として行う「初っ切り」を指す俗な言い方。力士の掛け合いの滑稽さがコントに通じる。

2017年7月20日木曜日

止んごとなき【やんごとなき】止ん事無き,止む事無き

主に、高貴の身であるという意味の古語。止むことがないという意味で、そのままにしてはおれない、それほどに尊い、高貴な身分である、といったような意味に派生した。

2017年7月18日火曜日

習慣病【しゅうかんびょう】

「生活習慣病」の略、または、その由来となる言い方。医師・日野原重明が、従来の「成人病」に替わる呼称として「習慣病」の呼び名を提唱し、後に「生活習慣病」という呼び名で全国的に定着したという経緯がある。

2017年7月14日金曜日

米の飯と天道様は何処へ行っても付いて回る【こめのめしとてんとうさまはどこへいってもついてまわる】米の飯とお天道様は何所へ行っても付いて回る、米の飯とお天道様はどこへ行っても付いて回る、米の飯とお天道様は何処へ行ってもついて付いて回る、お天道様と米の飯は何処へ行っても付いて回る

米の飯(つまり最低限の食事)は、世界の何所に居てもお天道様(太陽)を見失うことがないのと同様に、どんな境遇でもちゃんとありつけるものだ、どこに行っても食いっぱぐれることはない、という楽観的な世界観・人生観を表現する慣用的な言い回し。

超絶怒涛【ちょうぜつどとう】

飛びぬけて勢いが凄まじい、といった意味合いで用いられることのある言い回し。お笑い芸人サンシャイン池崎の持ちネタである。

「超絶」は「ずば抜けている」といった意味合いの語、「怒涛」は勢いの凄まじさを荒波に例えた言い方といえる。

ランステ「running station」ランニングステーション、ランナーズステーション

ランニングやジョギングの愛好家が利用する想定で設置された、ロッカールームやシャワールームなどを備えた施設の通称。

フラワーボックス「flower box」

(1)園芸に用いられる容器の総称。いわゆるコンテナなどが該当する。
(2)箱いっぱいに花々が敷き詰められた、主に贈り物(ギフト)として用いられる箱。ふた付きの箱にぎっしり詰めるように花を入れるため、花束やカゴに持ったアレンジメントよりも扱いやすく、ふたを開けて中を見た瞬間のサプライズ感も大きい。

仮想株式【かそうかぶしき】模擬株式

株式市場や株取引を模擬したシステムやサービスの通称。実際の株取引とは異なり、取引される株式に金銭的価値はない。資金を投入せずに(失敗のリスクを負わずに)株取引を模擬体験できるサービスとして提供されることが多い。

心を掴む【こころをつかむ】心をつかむ

非常に好ましい印象を持ってもらう、気に入られる、惹きつける、あるいは興味を持ってもらう、といった意味合いで用いられる言い方。

はなはだ強烈な好印象を抱かせるさまは「心をわしづかみにする」と表現されることも多い。

子は親の鏡【こはおやのかがみ】子は親を映す鏡

子供は親から多大な影響を受ける、という意味で用いられる言い回し。子供の振る舞いを見れば親の考え方や品性の程が窺い知れる、といった意味合いで訓戒のように述べられる場合もある。

バームクーヘン豚【バームクーヘンぶた】

有限会社藏尾ポークが生産している豚肉のブランド。高級バームクーヘンのうち商品にならない部分を飼料として与えている。飼育環境やきめ細かい管理体制も相まって、上質な霜降り豚に育つという。

なお「バームクーヘン豚」の名称は有限会社藏尾ポークの登録商標である。

ぽやしみ

就寝時の挨拶として若者がテキストメッセージ上で用いることのある言い方。「おやすみ」を滑稽な語感に言い換えただけの表現であり、意味・用法は「おやすみ」と違わない。

半晦日【はんみそか】

6月末日(6月の晦日)を指す言い方。元日から大晦日に至る1年間のちょうど半分であり折り返し地点といえる。神社では陰暦の半晦日に「夏越の祓」が催される。一般家庭でも、年末の大掃除ほどではないが多少大がかりな掃除を行うことがある。

半晦日小掃除【はんみそかこそうじ】半晦日小そうじ

半晦日すなわち6月末に行われる、普段よりは大がかりな掃除を指す言い方。歳末に行われるいわゆる大掃除から半年の節目に行うことで、大掃除の負担が軽減できる。半晦日の時期は梅雨であり、掃除することで菌の繁殖を妨げられる。多湿な時期であるため埃が舞い上がりにくいという点も掃除に適している。

痛板【いたいた】

マンガやアニメ、ゲームなどに登場する美少女キャラクターなどを描いたスノーボードの通称。「痛車」や「痛バイク」と同様、美少女萌えなイラストをふんだんにあしらった、スノボの板。

いかのおすし

警視庁が提唱する防犯標語。「いかない、のらない、おおきなこえをだす、すぐににげる、しらせる」の語頭をまとめた言い回し。

オーラン「all-round circle」

大学等のサークル活動において、「オールラウンドサークル」、すなわち、活動領域が多岐にわたるサークルという意味で用いられる言い方。スポーツ、イベント、旅行のように色々と取り組むサークルが典型といえる。実態は飲み会しか行わないサークルが建前上オーランを名乗る場合もある。

バスロケ,バスロケーションシステム

バスの位置をGPSなどの位置情報サービスによって追跡するシステムの通称。バス事業者による運転感覚の調整や、バス利用者による待ち時間(バス到着時刻)の確認などが可能となり、道路状況に左右されやすいバスの運用を改善する。

なお英語ではバスロケーションシステムは「bus location system」のようには呼ばれず、bus arrival information systems のように呼ばれている。

坂道グループ【さかみちグループ】坂道シリーズ

主に、アイドルグループの「欅坂46」および「乃木坂46」の総称として用いられる言い方。

レバレッジリーディング「leverage reading」

ビジネス書は多読によって最大限に活用できるという考え方を指す表現。本田直之が同名の著書で提唱した。

離党ドミノ【りとうドミノ】

複数の政治家が相次いで、多分に連鎖的に、政党から離脱するさまを表現する言い方。

新卒ブランド【しんそつブランド】

学生の就職活動における「新卒」の価値(の高さ)を表現する言い方。いわゆる新卒採用で就職する者と、卒業後に正社員として就職する以外の道を歩んだ者との、就職の困難さの隔たりを示す。

子の心親知らず【このこころおやしらず】

親は子供の真意を汲み取れない、という意味で用いられる言い回し。「親の心子知らず」をもじった言い方といえる。「親は子をいつまでも子どもであると思いがちだが、子は子なりに毎日成長し、様々なことを考えており、成長しているものだ」というような趣旨を込めて用いられることが多い。

啓発書【けいはつしょ】啓発本,成功本

考え方や心の在り方、物事に取り組む姿勢、成功を得る方法などについて、新たな知見を得るために読まれる書籍の総称。啓発を目的とした本。ビジネスで成功を収めるための方法論を述べた本をはじめ、健康、教育、人生論、幸福論など、啓発書と言い得る書籍の分野は幅広い。

都会のオアシス【とかいのオアシス】

都会の、人や交通量が多く心安まらない環境における、ゆったり落ち着ける場所・施設を指す言い方。植物が多く配置されたカフェ等の店舗・商業施設、あるいは、ビルの屋上庭園などを指すことが多い。

履中【りちゅう】

履修中止、すなわち大学で取っていた講義の受講を止めることを指す省略表現。もっぱら大学生が用いる若者言葉的表現。

2017年7月13日木曜日

勝負メシ【しょうぶメシ】勝負飯,勝負ご飯,勝負ごはん

ここからが勝負所という場面で食べられる食事の通称。願掛け、験担ぎ、あるいは良い結果をもたらす(ジンクス的な)認識に基づき食べられる。試験を目前にした受験生が「勝つ」にかけてトンカツを食べたり、大事な大会直前のアスリートが試合前に常にカレーのような特定の料理を食べたり、といった状況が勝負メシに該当し得る。

ストリートピアノ「street piano」

街中・街角に設置されたピアノの通称。通りがかった人が演奏してよい。音楽を通じて人と人のつながりを生み出すといった趣旨を込めて設置されてる。

なお英語のstreetには「街路にある」という意味合いの形容詞の用法があり、英語圏でもstreet pianoが正しい表現として用いられている。

スーパーウーマン「super woman」スーパーレディ

並外れて優れた能力を持つ女性を指して用いられることのある言い方。一人で仕事や家事もこなすタフな女性を指すこともある。とくに女性であるという点を強調する場合に用いられる。

キャリアポルノ

谷本真由美が自著において自己啓発書を指して用いた呼び名。読者は自己啓発書を読み、ある種の達成感を覚えるが、読んだだけで満足してしまい行動には移さない、そうした状況を谷本は「キャリアポルノ依存症」と読んでいる。

日傘ブス【ひがさブス】

「日傘を差している女性は気品漂う麗人」というようなステレオタイプなイメージにそぐわない(くせに日傘を差している)という意味を込めて用いられる低俗な罵り文句。あるいは、文脈によっては、人の往来の激しい街中や行列のさなかにあって平然と日傘を差しているような心の醜い女という意味を込めて用いられる場合もある。

メタボリックドミノ「metabolic domino」

メタボリックシンドローム(メタボリック症候群)の諸症状があたかもドミノ倒しのように連鎖的に発症する状況を指す言い方。高血圧や脂質異常といった諸症状が現れるとメタボと診断されるが、この段階では健康上の問題が顕在化しないため放置されやすい。しかしそのまま生活習慣を変えずにいると、内臓の機能不全や神経障害、失明、心不全といった深刻な症状に見舞われる危険度が増す。

パカブ「parcabout」パーカボート

森の木々に漁業用の網やロープを張り巡らせた、立体的なアトラクション施設のこと。網の上で飛び跳ねたり転んだり、球技をしたりして遊ぶ。

なお日本における「パカブ」の呼称は、2017年7月現在、株式会社足柄グリーンサービスが商標登録出願中である。

バターコーヒー「butter coffee」

コーヒーにバターを加えた飲み物のこと。ダイエット効果や集中力を高める効果があるとして注目を集めた。バターは良質な品を選ぶ点が重要とされる。

エムグラム「m-gram」

株式会社m-gramが提供する、性格診断サービスおよび関連サービスの総称。特に性格診断システムは簡単・精密・無料で利用可能といった点もあり多くの注目を集めている。

すこ

インターネットスラングとして単に「好き」という意味で用いられることのある言い方。特殊な含意があるというわけではない。

自分を高める【じぶんをたかめる】

自分をより理想的な存在あるいはより価値ある存在へ近づけるために、心身の成長につながる活動に取り組むことを指す言い回し。啓発書を読んだり、時代の流れの最先端の動向を追ったり、向上心に富んだ人々と交わり刺激を受けたり、といった活動を指すことが多い。いわゆる「意識が高い」人の内実を伴わない営みとして嘲笑混じりに用いられる場合もある。

心がざわつく【こころがざわつく】

心の内が落ち着かない状態を表現する言い方。よからぬ事が起きそうな予感がしたり、不安や懸念が逼迫してきたりといった状況を指して用いられることが多い。

でもでもだってちゃん

とかく「でも」や「だって」といった語を用い、できない理由・言い訳ばかりを並べたがる、という傾向のある人を揶揄まじりに指す言い方。

ストックスピール「stock spiel」

およそ誰にでも当てはまるような、蓋然的で漠然とした内容であるが、言われると多分にギクッとして内心を見透かされたように感じてしまう種類の、質問・確認の一言を指す言い方。たとえば「あなたは過去に人に裏切られた経験がありますね?」という一言はストックスピールに該当する。

ストックスピールは、さも相手を詳しく知っているかのように話す話術という点で「コールドリーディング」によく似るが、コールドリーディングは「事前情報がなくその場の観察から得られた情報を手がかりに相手を見透かす」という点に比重が置かれている。ストックスピールは「誰にでも当てはまるような内容のことを事前にストックして(蓄えて)おく」という含意が色濃い。

文体模写【ぶんたいもしゃ】

特定の文章家の筆致・筆法をまねて文章を書くこと、あるいは、著名な作家がいかにも使いそうな語彙・言い回し・文構成を用いて作家独特の文体を再現することを指す言い方。

ひふみんアイ

将棋の対局中、対戦相手の側に回り、相手が見ている盤面を確認する行為の通称。棋士の加藤一二三が考案したとされる。自陣とは逆の視点から眺めることで戦況の見え方が変わり、局面の判断を修正したり、相手の戦略を読んだりといった意義があるといわれている。大盤解説でも盤を上下回転させることをひふみんアイと呼ぶことがある。

大盤解説【おおばんかいせつ】

碁盤もしくは将棋盤を模した大きなパネルを使って戦況・戦局を解説すること。プロ棋士の対局を中継しつつ、手の意義・意図・予想される展開などを解説したり、あるいは、過去の名局の棋譜を再現しつつ指し方を講釈したり、といった催しで用いられる。

大盤解説会【おおばんかいせつかい】

碁盤・将棋盤を模した大きなパネルを用いて、対局の状況を伝えつつ戦局を解説する催しのこと。プロ棋士のリーグ戦などでは大抵、別室でリアルタイムに行われている。過去の棋譜を使用して講義のような形式で催される場合もある。

ナイトプール「night pool party」ナイトプールパーティ

日没後あるいは夜間に営業している水浴場(プール)、および同施設で夜間に行われる催し(パーティ)の通称。宵闇と灯りがお洒落な雰囲気を演出し、日焼けを気にする必要もないため、女性を中心に人気を集めている。

おともだちパンチ,お友達パンチ,友達パンチ

親指を握るようにして緩く拳を作って殴ること。通常の拳固は親指を拳の外側に出して他の4本の指をきつく閉じるが、おともだちパンチの形は力が入りきらず、やや軟弱になる。

おともだちパンチという言い方は森見登美彦の小説「夜は短し歩けよ乙女」に登場する。主人公が姉から伝授されたとっておきの技という位置づけである。

ガラスのハート

脆く傷つきやすい心、ちょっとしたことで機嫌や心証が損なわれてしまうような気難しさを形容する表現。綺麗で繊細だが取り扱いには注意を要する、というニュアンスを込めて用いられやすい。

2017年7月10日月曜日

赤犬が狐を追う【あかいぬがきつねをおう】

追う者と追われる者の区別がつかず、どちらも一緒に思えてしまうさまを例えた言い方。どちらが善でどちらが悪か判断しかねるような場面の比喩として用いられる。

愛多ければ憎しみ至る【あいおおければにくしみいたる】

多く愛されれば愛されるほど、その分だけ憎まれることにもなる、ちやほやされる立場は嫉みそねみの対象になりやすいものでもある、といった意味合いを示す訓戒的な言い回し。諸子百家(道家)の書物「亢倉子」に記された「愛多憎至」が典拠として挙げられる。

木を隠すなら森の中【きをかくすならもりのなか】木の葉を隠すなら森の中

物を隠すには同種の物の群がりの中に紛れ込ませる方法が最適である、という意味合いで用いられる慣用的な言い回し。

俺チョコ【おれチョコ】

バレンタインデーの機会に男性が自分で食べるためにチョコレートを買うこと、および、そのようなチョコレートを指す言い方。

論理的思考力【ろんりてきしこうりょく】

論理に基づいて思考する能力(の高さ)という意味で用いられる表現。道理や筋道に則って思考を巡らせて結論を導いたり、あるいは、複雑な事柄を分かりやすく説明したりできる能力として主に捉えられる。英語の logical thinking(ロジカルシンキング)の訳語としても用いられる。

アスパラベーコン系【アスパラベーコンけい】

恋愛に対する積極性を「肉食系」や「草食系」のように形容する言い方のうち、外見や振る舞いは肉食系を思わるが内実は草食系であり恋愛に奥手といった性格・性質の者を、外側が肉で内側は植物という構成のアスパラベーコン巻きになぞらえた言い方。

アスパラベーコン系とは逆に、外見は草食系だが内実は肉食系、という性質の者は「ロールキャベツ系」と呼ばれることがある。

あたりまえポエム,当たり前ポエム

論理的に当然であり何の変哲もないことを詩的に叙情的に述べた文の通称。ちょっと良い事・ハッとするような事が書いてあるような体で、実際は何も実のあることを言っていない、下らない、という種類の滑稽さを演出する。

ビジネス書【ビジネスしょ】

ビジネス(仕事)関連の事柄を取り上げた書籍の総称、あるいは区分。多分に指南書の性格が色濃い。いわゆる自己啓発書もビジネス書に含めて扱われることが多い。

睡眠負債【すいみんふさい】

慢性的な睡眠不足が容易には解消できない負の要素(リスク)を蓄積する、という考え方を指す表現。睡眠負債が蓄積すると、仕事をこなす量が低下したり重大な疾病に罹患したりする危険が高まる、とされる。

スカッとする

胸のつかえのような感覚が解消されて爽快な気分になるさまなどを表現する言い方。主に「胸がスカッとする」「スカッとする話」といった言い回しで用いられる。

就活浪人【しゅうかつろうにん】就浪

主に大学生の就職活動において、就職活動に失敗し(内定が得られず)、翌年度に再び就職活動に取り組むため大学に在籍し続けること、および、そのような学生を指す言い方。

下から目線【したからめせん】

目上の者へ、ことさらに尊敬の念を込めたような接し方や言葉遣いをするさまを指す言い方。いわゆる「上から目線」とは対照的な姿勢、という含意の表現。

わかり手【わかりて】分かり手

相手の発言に理解を示せる人、共感できる人、といった意味で用いられる言い方。主にTwitter上で、「わかり手すぎる」や「わかり手だった」というような言い回しで用いられる。揶揄めいたニュアンスを含むこともある。

嘘松【うそまつ】

ウェブ上で虚言を並べる者を指す俗な言い方。主にTwitter上で人の耳目を集めるような体験談を語るユーザーを指す。発言内容は多分にできすぎた感が漂っており、十中八九ウソだろうと思われるものが大半といえるが、真偽は不明であり、嘘つきというレッテル貼りになっている場合もあり得る。

「嘘松」という呼び名は、この語が登場した頃に人気を博していたアニメ「おそ松さん」に因んだ言い方と捉えられる。