2017年5月31日水曜日

ボストンメガネ,ボストン型メガネ

眼鏡のフレームの区分で、丸みがかった逆三角形を特徴とするフレーム形のこと。「ウェリントン」と似るが、ウェリントンは底面のある台形である。ボストンメガネという呼び名の由来は諸説あり定かでない。

FF外【エフエフがい】

主にソーシャルメディア「Twitter」における用語で、フォローしてもされてもいない状況(関係)を指す言い方。特に接点のない第三者がツイートを宛てて意見を送る場合などに挨拶の意味で「FF外から失礼します」と前置きすることがしばしばある。

FF外から失礼します【エフエフがいからしつれいします】

ソーシャルメディア「Twitter」(ツイッター)上で、特に関わりのないユーザーに意見を送る際に前置きとして用いられることの多い、一種のあいさつ表現。「FF」は「フォロー・フォロワー」を指す語で、自分がフォローされているわけでもフォローしている(フォロワーになっている)わけでもない外部という意味合いを示す。

ダークウェブ「dark web」

匿名性が前提され、一般的なインターネット閲覧手法では閲覧できずアクセスする手がかりもない環境にあり、多くは非合法のやりとりのために用いられるウェブ上のコンテンツの総称。ウェブ検索エンジン経由ではたどり着けないように秘匿されており、一般的なウェブブラウザからのアクセスは拒否される。

エレ女【エレじょ】

「エレガンス女子」の略として用いられることのある言い方。服装や振る舞いが優雅で上品な良家の子女、または、そうした良家の子女を思わせる服装や振る舞いの優雅で上品な女性。

フリースタイル「freestyle」

ルールや様式の制約がない、あるいは少ないことを指す言い方。競泳では泳法を特に指定しない種目を指す。レスリングでは上半身だけでなく下半身を攻めてもよいルールを指す。ダンスにおいては既存の様式を前提しない踊り手の意の向くままの踊り方を指す。

ファッション小物【ファッションこもの】

いわゆるファッションアイテムのうち、スカーフ、ベルト、帽子、ブローチといった付属的な装身具を総称する言い方。ジャケットやパンツ、スカートといった衣服と対比する言い方。ただし衣服をファッション小物と対比してファッション大物と呼ぶようなことはない。

グルテンフリー「gluten-free」

小麦や大麦などに含まれるタンパク質成分「グルテン」を含まない食品のこと、または、グルテンの摂取を避ける食生活のこと。もともとアレルギー予防の目的でグルテンを取り除いた食品を形容する語として用いられていたが、近年ではグルテンの摂取を避ける美容・健康法も提案されている。

甘辛ミックス【あまからミックス】

甘い要素と甘くない(辛い)要素を織り交ぜたスタイルを指す言い方。特にファッションスタイルについて、女性的な可愛い要素に、どちらかといえば男性的な武骨な要素をうまく組み合わせた着こなしを指す語として用いられる。

ジェンダーレス「genderless」

ファッション等において男女の性別の境界(性差)が取り除かれているさま、あるいは性差を積極的に取り除こうとする考え方を指す言い方。女性向けの衣服を好んで着る男性を「ジェンダーレス男子」と呼んだりする。 西欧言語などには名詞に「性」(ジェンダー)を持つ場合も多いが、そうしたジェンダーの要素を特に含まない言語をジェンダーレスと形容する場合がある。ジェンダーを持つ名詞を特にジェンダーを持たない名詞へ置き換える取り組みを指すこともある。

スノープラウペアレント「snowplow parent」除雪車ペアレント

子供が直面しうる問題や困難をあらかじめ取り除こうとする過保護・過干渉な親を指す俗な言い方。「スノープラウ」は英語で「除雪車」という意味の語。子供が少しずつ身につけていくべき生活上の動作や判断を代行してしまい、子供の自主性を奪う結果につながる。

食品ロス率【しょくひんロスりつ】

食品の使用量に対する食べ残しや未使用のまま廃棄された部分の量の割合を指す語。

食品ロス【しょくひんロス】

まだ食べられる食品を破棄すること、および、まだ食べられる状態で廃棄される食品のこと。農林水産省は「食べられるのに捨てられてしまう食品」としている。飲食店における食べ残しや小売店における売れ残りは食品ロスを生む大きな要因といえる。

おしゃピク

主に「おしゃれなピクニック」の略として用いられる言い方。これはオシャレと感じられるピクニックシートや食器、食べ物などを持参して楽しむピクニックを指す。

ファッショニスタ「fashionista」

主に、ファッションの動向・流行に敏感な人、ファッションに気を配っているオシャレ上手、といった意味で用いられる語。「-ista」はスペイン語をはじめとする西欧言語において「~の人」という意味を付与する接尾辞。

繊細チンピラ【せんさいチンピラ】

SNS上で他のユーザーの他意のない発言をやたらと自慢・自己アピールと解釈し非難や批判を行う人を指す俗な言い方。

2045年問題【にせんよんじゅうごねんもんだい】

人工知能の能力が人類の知能を超越する技術的特異点が2045年に訪れる、という予測に関連する各種問題の通称。レイ・カーツワイルが著書「The Singularity Is Near:When Humans Transcend Biology」において指摘した。

じゃんだらりん

愛知県三河地方の方言(いわゆる三河弁)の異称・通称として用いられることのある言い方。三河弁に特徴的な語尾の表現「~じゃん」(~じゃないか)、「~だら」(~だよね)、「~りん」(~しなさい)を続けたもの。

妊活クライシス【にんかつクライシス】

妊娠にかかる諸種の活動(妊活)に対する夫婦の意識の食い違いに起因する夫婦関係の危機、という意味で用いられる表現。なかなか妊娠しない不安や焦りから、相手への配慮が欠け、気持ちのすれ違いが広がっていくような状況を指すことが多い。

メンブレ

俗に「メンタルブレイク」の略として用いられ、衝撃的な出来事で精神的に参ってしまったり大いに落ち込んだりする状況を表現する言い方。

自分ファースト【じぶんファースト】

周囲よりも自分の都合や利益を優先事項と捉える傾向のある人を指して用いられることのある表現。

肉バーガー【にくバーガー】

通常のハンバーガーよりも「肉」の要素が際立ったハンバーガーの通称。とりわけ、上下のパン(バンズ)に替えて肉(パティ)を使用し、肉で具材を挟んだ構成になっているハンバーガーを指すことが多い。

相席居酒屋【あいせきいざかや】

面識のない(初対面の)男女を相席させ、出会いとコミュニケーションの機会を提供する、というコンセプトの居酒屋の総称。

インスタ映え【インスタばえ】

写真共有サービス・SNSの「Instgram」(インスタグラム)に写真をアップロードして公開した際にひときわ映える、見栄えが良い、という意味で用いられる表現。インスタグラムを念頭において写真写りが良いと述べる言い方。

ボブカット「bob cut」

後ろ髪を襟足あたりで切り揃えた髪型を指す語。英語表現をそのままカタカナ表記した言い方。日本語の「おかっぱ」に近い。髪の長さなどに応じて「ショートボブ」や「マッシュボブ」などの下位区分に分類されることも多い。

お待ちどうさま【おまちどうさま】

「お待ち遠さま」の意味で用いられることのある表記。「待ち遠」に対応するひらがな表記は「まちどお」が本来的であり、「まちどう」の表記は誤記の部類といえる。 「お待ち遠さま」は人を待たせたことを詫びる意味合いで用いられる挨拶表現。飲食店で料理を提供する際などによく用いられる。

お待ちどおさま【おまちどおさま】お待遠様,御待遠様

お待たせした、待ち遠しい思いをさせて申し訳ない、というお詫びの気持ちを込めて用いられる挨拶表現。 「お待ちどおさま」を「お待ちどうさま」と表記する場合があるが、もともと「待ち遠しい」(まちどおしい)から展開した表現であるという点を鑑みると、「お待ちどうさま」の表記は誤記と言い得る。

何とまれ【なにとまれ】

「何はともあれ」の意味で用いられることがある言い方。文語文で用いられる。「とまれ」は「ともあれ」が約まった表現。諸々の事情や経緯があったことを暗に前提しつつ、そうした事情や経緯は差し置いて、特定の話題に焦点を当てて言及する意味合いを表現する。

2017年5月29日月曜日

コンセプトカフェ「concept cafe」

特定の主題・テーマを取り入れて前面に押し出し、それによって同業者との差別化が図られたカフェの総称。例としてメイド(女給)のコスプレをした従業員をコンセプトとする「メイドカフェ」や、上質な文房具が使えることをコンセプトとする「文房具カフェ」などが挙げられる。

魔剤【まざい】

(1)いわゆるエナジードリンクの総称。特に「モンスターエナジー」を指す異称として用いられることが多い。
(2)「マジ(?)」の意味で用いられる表記方法のひとつ。誤入力・誤変換をスラング的に楽しむ用法といえる。

だる絡み【だるがらみ】ダル絡み

特に用事もないのに、下らない・どうでもいいことで話しかけたり、ちょっかいをかけたりするさまを指す言い方。一々反応するのがだるいような絡み、といった意味で用いられる。

パパ活【パパかつ】

女性が経済的に援助してくれる男性(いわゆるパパ)を探す活動を指す俗な言い方。肉体関係を伴わず、デートや食事を中心とする交際を通じて、高級な店へ連れていっておごってくれるといった方法で経済的な支援者になってくれる相手を見つける、といったあり方を主に指す。

チーズタッカルビ,チーズタッカルビ,チーズダッカルビ

韓国の焼肉料理であるタッカルビにチーズを加えてアレンジした料理の呼び名。主に炒めた鶏肉と野菜の上にチーズをのせたものを指す。

パクチスト

パクチーを好んで食べる人々、パクチーの愛好家、といった意味で用いられる表現。飲食店でパクチー料理をよく食べる人、あるいは、パクチーの栽培やパクりー料理の自作に取り組む人などを指す。

トゥンク

好意・好感・ときめきの感情を抱いた様子を表現する擬態語、オノマトペ的表現。それまで特別な感情を抱いていなかった相手の、ふとした言動に対して、一瞬ドキッとするようなさまの描写に用いられることがある。

狩りコン【かりコン】

カプコンが開発したゲームシリーズ「モンスターハンター」(モンハン)を主要なコミュニケーションの手がかりとして用いる街コンのこと。モンハンの愛好者が強力プレイを通じて他の参加者(異性)と親睦を深める、というコンセプトがある。カプコンが主催する狩りコンが東京、大阪、名古屋などで行われている。

関連サイト:
狩りコン公式サイト

マニュアル人間【マニュアルにんげん】

マニュアル(手引き書)に沿った運用は得意だが、想定外のことに対して機転を利かせ対処することは苦手、という傾向のある者を指す言い方。マニュアル通りの決まったことしかしない、マニュアルにないことができない、という揶揄・軽視の意味合いを込めて用いられることが多い。

2017年5月26日金曜日

ボランティア難民【ボランティアなんみん】

ボランティア活動に参加してある種の困窮に見舞われる人の総称。ボランティア活動の現場で仕事が割り振られず、満足に活動できない者という意味で用いられることが多い。必要とされる技術や経験を持ちあわせておらず対応可能な作業がない場合や、現場がボランティアの受け入れ態勢を整えきれていない場合などに生じやすい。

メンがヘラる

「心が病む」という程の意味合いで用いられる通俗的な言い方。インターネットスラングの「メンヘラ」が念頭に置かれた表現。

心の病んだ(メンヘラの)状況が具体的にどういった状況・状態を示すかは、場合によって異なり、一概には括りがたい。深刻な精神的病状を指すこともあれば、傍から見て面倒くさい性格くらいの意味で用いられることもある。

行く行く詐欺【いくいくさぎ】

誘いを受けた当初は「行く」と前向きな返答を返しておきながら、実際には行かずに済ます、行くと宣言したのに来ない、という状況を指す言い方。おおむね冗談めかした意味合いで用いられる。

行く行く詐欺と同様、「やる」と言って一向にする気配を示さない様子を「やるやる詐欺」と表現する場合もある。

街飲み【まちのみ】

居酒屋などの飲食店における飲酒を指す言い方。酒やつまみを購入して自宅や知人宅で飲む「家飲み」との対比で用いられる。

宅飲み【たくのみ】

酒を飲食店ではなく自宅で飲むこと。「家飲み」とも呼ばれる。友人知人を自宅に招いて酒を酌み交わす飲み会を指すこともあれば、ひとり自宅で手酌で飲むという意味で用いられることもある。

宅飲みに対して、居酒屋等の飲食店で飲むことを「街飲み」あるいは「外飲み」などという。宅飲みは総じて街飲みに比べて安上がりに済む。

ないない男子【ないないだんし】ナイナイ男子

普通は持ち合わせているはずの要素を持っていない男性、という意味で用いられる表現。主に、「プライドがない」「欲がない」「こだわりがない」「野心がない」の4要素で特徴付けられることが多い。すなわち多くを望まない控えめな男性を指す語といえる。

増田【ますだ】

(1)日本の姓、および地名。
(2)株式会社はてなが運営する匿名ブログの通称。または、同サービスの利用者のこと。「匿名(アノニマス)ダイアリー」の「マス)ダ」部分を抜き出した言い方が定着したとされる。

2017年5月25日木曜日

鬼畜ゲー【きちくゲー】

非常に難易度が高く攻略が困難なゲームを意味する言い方。「鬼畜のようなゲーム」という程の意味。「無理ゲー」とも呼ばれる。

ヘラる

「心が病む」「落ち込む」といった意味合いで用いられることのある言い方。心が病んでいるような者を俗に「メンヘラ」と呼ぶ言い方、および、「メンヘラのようになる」といった意味で用いられる「メンがヘラる」という言い回しを前提した表現といえる。

マイセン

(1)ドイツの都市「Meißen」をカタカナ表記した語。歴史ある街であり陶磁器の産地として知られる。
(2)ドイツのマイセン周辺で生産される陶磁器の総称。西洋白磁の白眉として名高い。
(3)JTが販売していたタバコの銘柄「マイルドセブン」の略称。同銘柄は2013年に「メビウス」へ改称している。

無課金勢【むかきんぜい】

課金システムがあり課金しなくても遊べるタイプのソーシャルゲーム等において、課金を一切せず、あくまでも無料で遊べる範囲内で遊んでいるプレイヤー層を総称する言い方。

課金して遊んでいるプレイヤーは「課金勢」と呼ばれる。

無課金勢はソーシャルゲームへの課金に否定的な見解を抱いている場合が多い。

課金勢【かきんぜい】

課金システムがあり課金しなくても遊べるタイプのソーシャルゲーム等における、課金しながら遊んでいるプレイヤー層を総称する言い方。課金せず(あくまでも無料で遊べる範囲内で)プレイしている層は「無課金勢」と呼ばれ、課金勢と対比される。

ソーシャルゲームの多くは課金はによって強力なアイテムやキャラクターが入手でき、ゲームを快適に攻略したり優越感に浸ったりして娯楽要素を満喫できる。無課金勢の価値観からは空しい金の浪費と見なされやすい。

エスカレーター式【エスカレーターしき】

昇級の際の審査や審査に伴う脱落の可能性が特になく、流れに乗ってしまえば後は半ば自動的に順次昇級していけるさまを形容する言い方。特に入学試験を行わず上級学校へ進学できる「一貫校」を指すことが多い。「エレベーター式」とも呼ばれる。

プレミ

ゲームにおける操作ミスや判断ミスを指して(プレイングミスの略として)用いられることのある言い方。特にカードバトル形式のゲームにおける戦略上の誤判断を指すことが多い。反則を犯すという意味合いで用いられる場合もある。

わかりみ,分かりみ

「わかる」(分かる)の意味で名詞的に用いられる語。理解・同意・共感の心情、または、その度合いを表現する意味で用いられる。「よく分かる」という意味で「わかりみが深い」と言ったり、単に「わかりみ」とだけ言ったりする。

スノる

写真共有アプリ「SNOW」(スノー)を利用して写真や動画を撮影・共有すること、SNOWの利用を意味する語。

2017年5月24日水曜日

じゃない方【じゃないほう】

2人1組、あるいは2つで一揃いのもののうち、あまり目立たない(影が薄い)方を指す言い方。特にお笑いコンビにおいて相方が強烈な個性や存在感を示していて総体的に地味なキャラクターとして扱われる者を形容する場合が多い。

サンドイッチ症候群【サンドイッチしょうこうぐん】管理職症候群

上司と部下との板挟み(サンドイッチ状態)を要因として生じるストレス症候群の通称。いわゆる中間管理職に生じやすい。慢性的疲労感、抑うつ症状、めまい、不眠などに見舞われやすい。

つらたん

「つらい」(辛い)の意味で用いられる若者言葉。

モンスターボランティア

ボランティア活動に取り組むが、支援対象やその周囲の人々の(助けになるどころか)迷惑になってしまうような人を指す俗な言い方。

典型的には、大規模地震が発生した直後の被災地支援ボランティア活動において、食事や宿泊場所などを無思慮に要求し、被災者用の物資を奪うことになっている人などを指すことが多い。

地頭【じあたま】地あたま

学校(教育や勉強)で身につけられる知識とはまた別種の、また学校での勉強ではなかなか身につかない種類の、基礎的で汎用的な頭の良さを指す言い方。思考の回転の速さ、論理的な考え方、柔軟で洗練された発想力、あるいはコミュニケーション力などが念頭に置かれることが多い。

2017年5月23日火曜日

パワーワード「power word」「power words」

何かしら強い印象を与える言葉、強烈な表現、インパクトのある表現を指す言い方。肯定的な意味で用いられることもあれば否定的な意味で用いられることもある。人口に膾炙している(流行語である)か否かに関わらず、多分に主観的な感想に基づく評価として用いられる。

イキりオタク,イキりヲタク

「意気がっているオタク」という意味で用いられる表現。いわゆるオタクの性質を濃厚に備えており、当人も自分がオタクであると認めてはいるが、他方で私生活の充実ぶりをこれ見よがしに主張するような傾向もあるような者に対して用いられる。

刺身タンポポ【さしみタンポポ】

(1)刺身の盛り合わせに添えられている食菊(食用菊)の通称。花の大きさからタンポポと誤認されやすい。菊には殺菌作用があり、かつ見た目の彩りや香りも添える。さらに刺身のツマとして食べられる。近年では形骸化しつつある。
(2)単調でつまらない作業、という意味で用いられるネットスラング。食品加工所において刺身盛り合わせにタンポポを添えるだけ作業(のようなもの)という含意で用いられる。

嫁ターン【よめターン】

妻(嫁)の実家にほど近い地方への移住を指す表現。就職や移住について用いられる「Uターン」「Iターン」「Jターン」といった言い方を転用した言い方。

嫁ターンに踏み切る要因は、妻の実家の家業を継ぐため、あるいは妻の両親の家に近い方が子育てに適すると判断されたため、等々、さまざまである。いずれにしてもライフスタイルを重視した考え方といえる。

嫁ターンと同種の表現としては「孫ターン」もある。

孫ターン【まごターン】

子供の祖父母が住む田舎への移住を指す言い方。子育て家族が育児に適した環境を求めて移住する、という意味で用いられることが多い。父母・祖父母の介護のために移住するという意味で用いられることもある。

「孫ターン」の語は就職・移住において用いられる「Uターン」「Iターン」「Jターン」といった言い方を転用した語といえる。孫ターンと同種の表現としては「嫁ターン」のような言い方もある。

キラキラメアド,きらきらメアド

突飛で痛々しさを感じさせるメールアドレスを指す俗な言い方。いわゆる「キラキラネーム」に通じる要素のあるメアド。多分に嘲笑のニュアンスを込めて用いられる。自分の愛称、恋人の名前、ファンタジー的な言葉などが盛り込まれているメールアドレスなどがキラキラメアドと呼ばれる傾向にある。

バースデーブルー「birthday blue」誕生日ブルー

自分の誕生日の前後の期間に憂鬱(ブルー)な気持ちに陥ることを指す言い方。「誰も誕生日を祝ってくれない」あるいは「昔のように盛大に祝ってもらえなくなった」といった実感がもたらす孤独感や虚無感がバースデーブルーの要因となりやすいとされる。

リアペ

「リアクションペーパー」の略として用いられる言い方。リアクションペーパーは、主に大学において、授業の感想や疑問点などを記し授業後に提出する用紙のこと。

ありよりのあり,アリよりのアリ,あり寄りのあり,アリ寄りのアリ

「あり」と「なし」で是非を評価する場面(「ありかなしかで答えるとすれば」という2択)において、「なし」要素を含まない・匂わせない「あり」、すなわち全面的に肯定的な「あり」の意味合いで用いられる若者言葉。

「ありよりのあり」は、「ありよりのなし」、「なしよりのあり」、「なしよりのなし」と対比して用いられる一連の答え方のひとつである。いずれもアリ・ナシの2択において判定の微妙さを表現する言い方として用いられる。

「ありよりのなし」は、肯定的「あり」要素も認めるが総体的判断としては「なし」という意味合いである。全否定のニュアンスを回避するような含意がある。

「なしよりのあり」は、総合的には「あり」と判断するが否定的「なし」要素も感じる、という意味合いである。全面的な肯定はしかねるが・・・・・・という含意がある。

「ありよりのあり」と「なしよりのなし」は、「ありよりのなし」や「なしよりのあり」に込められる「含み」のない、全面的な肯定・否定の意味で用いられる。

すなわち「ありよりのあり」は最も肯定的な評価として位置づけられる。

どうしたんですか待ち【どうしたんですかまち】

いかにも周囲の人に「どうしたんですか」というような声をかけてもらいたそうにしているさまを形容する言い方。テレビ東京系列のテレビ番組「ざっくりハイタッチ」などでよく用いられた。

就社【しゅうしゃ】

「会社に就職すること」「特定の企業に入社すること」といった意味を込めて用いられることのある表現。もっぱら「就職」と対比して言及される。

「就職」と「就社」とを対比するならば、就職は「職に就く」ということであり、すなわち職業に焦点をあてた表現と言い得る。自分の技能が活かせる職業分野に身を投じて生計を立てるといったニュアンスを読み取る余地がある。

就社は、就職と対比して「この企業に入って仕事をする」というような、個々の会社に焦点をあてた表現として用いられる。

就社の語は、「企業理念に惹かれた」「自己実現のための理想的な職場と考えている」といった肯定的な志望の意味で用いられることもあるが、「業績の安定している大企業に入ればひとまず安泰」「できるだけ大企業に入りたい」といった観点を否定的に捉える意味合いで用いられることもある。

電撃結婚【でんげきけっこん】電撃婚

前触れのない、あるいは思いがけい、といった印象をもって受け入れられる結婚を指す言い方。婚約発表もなく、交際していた事実も秘匿されており、結婚の直前直後に公になるさまを指す場合が多い。

「電撃」の語は迅速・突然のニュアンスで用いられることも多く、場合によっては「電撃結婚」もいわゆるスピード婚の意味で用いられることがある。

電撃解任【でんげきかいにん】

組織における役職者の解任を突然に発表または実施すること。解任人事が行われる兆候は特に感じられなかったという驚きや、解任する・されるという判断そのものに対する驚きのニュアンスを込めて用いられる向きがある。特にサッカー日本代表チームの監督の人事の話題で用いられることが多い。

電撃【でんげき】

(1)体内に電流が通った(通電した)際に身体に受ける衝撃のこと。いわゆる電気ショック(electroshock)。体は不随意的に痙攣する。医療行為として行われることもある。
(2)きわめて迅速であり、多分に衝撃的である事柄を形容する言い方。直前まで秘匿され、報道されて公になると世間一般に驚き与えるような事柄に、接頭辞的に付与される。たとえば「電撃発表」「電撃入籍」「電撃結婚」「電撃破局」「電撃離婚」「電撃解任」「電撃訪問」「電撃参戦」というような表現がしばしば用いられる。

お情け枠【おなさけわく】

競技大会などに出場した(出場枠を手にした)が、それに見合った実力がないように思われる、あるいは、実力以外の要素に基づき出場枠が与えられたと思われるような出場者を形容する俗な表現、および、そうした出場者にあてがわれる出場枠の通称。

2017年5月18日木曜日

予約制展示会【よやくせいてんじかい】

展示会のうち事前予約が必要なタイプの展示会を指す語。訪問日時の選択・指定を伴う場合が多い。

ぶっぱ

「ぶっぱなす」(ぶっ放す)を略して述べた俗な言い方。ゲーム中で大技を繰り出す、というような場面で用いられることが多い。

雑巾がけ【ぞうきんがけ】雑巾掛け

雑巾を使い板の間の床などを拭き掃除する作業のこと。掃除において避けがたい作業ではあるが単純・初歩的なかつ地道で果てのない作業というイメージを伴う。転じて、ビジネスや政界における地道な下積みの作業を指す場合もある。

キンブレ

株式会社ルイファン・ジャパンが販売する電池式ペンライト「KING BLADE」の略称・通称。転じて、同種の電池式のペンライトの通称として(一般名詞的に)用いられることもある。特にアイドルや声優のイベントに駆けつける際の応援グッズとして用いられ言及されることが多い。

スマートワーク「smart work」

業務の生産性を高め効率よく仕事をすること、多様な働き方を認めて個人の能力を最大化すること、といった意味で用いられることの多い表現。スマートフォン等の電子機器や通信ネットワークを活用して働き方を改善・向上させるといった意味で用いられることもある。

ピザ「pizza」

(1)イタリアのナポリ周辺を発症とする料理で、小麦粉を練って広げた生地の上にサラミ・チーズ・トマトなどを乗せて窯で焼いた食べ物のこと。「ピッツァ」とも表記される。
(2)デブを指す蔑称として用いられるインターネットスラング。「ピザでも食ってろデブ」という言い草が一般化して略されたたもの。

だめんず,ダメンズ

主に女性から見て「ダメ」と評価したくなるような男性を指す語。ダメなメンズ(男ら)。浪費家、浮気性、内弁慶で暴力的といった性向のある男を指す場合が多い。倉田真由美のマンガ作品「だめんず・うぉ〜か〜」が嚆矢・発端といえる表現。

がきんちょ,ガキんちょ,ガキンチョ

子供を指す語として用いられる俗な言い方。軽い罵りや冗談めかしたニュアンスが含まれやすい。

「ちょ」は「太っちょ」「でぶっちょ」のように「~な者」という意味合いを含む(と見なせる)場合がある。

唇を奪う【くちびるをうばう】

半ば強引に接吻・口づけ・キスに及ぶさまを表現する言い方。相手の合意(返答)を待たずに実行するという意味合いを多分に含む表現といえる。

オープントゥ「open toe」

つま先の部分が閉じられていない(空いている)タイプの靴を指す言い方。パンプスの種類区分として言及されることが多い。サンダルは大抵つま先が空いているが、空いている状態が普通といえる靴についてはあまり用いられない。

和紙畳【わしだたみ】和紙たたみ,和紙タタミ

和紙を材料とする畳の総称。畳は伝統的にイ草(藺草)で作られるが、和紙畳はイ草を和紙で代用して作られる。天然の良質なイ草に特有の香りなどはないが、和紙という天然素材に近い素材を用いており、かつ、天然のイ草よりも変色しにくく虫害も受けにくいといったメリットが享受できる。

超ど級【ちょうどきゅう】超弩級,超ド級

桁外れに規模が大きいさま、規格外の大きさであるさまを指す言い方。元々は戦艦の規模が英国戦艦「ドレッドノート」を超える規模であるという意味で用いられた言い方。

超ど級の「ど」は、「どアホ」や「ど真ん中」という風に強調の意味で用いられる「ど」との直接的な関連は見出しがたい。

全年齢【ぜんねんれい】

年齢制限の有無にかかる話題において、年齢制限がないこと、成人も児童も含め全ての年齢を対象としていることを指す表現。性的要素も暴力的要素も希薄で健全である、という意味で用いられることもある言い方。

下ぶくれ【しもぶくれ】

姿形の下の方が膨らみ気味であるさま、とりわけ顔の頬から下がふくれた輪郭を描いているさまを指す言い方。下ぶくれの顔立ちは現代的美意識では不美人の要素と見られることが多い。

ショパコン

「ショパン国際ピアノコンクール」を略した言い方。英語では International Chopin Piano Competition と呼ばれる。ショパンの曲を題目とするピアノのコンクールで、ショパンの故国であるポーランドで5年に1度のペースで開催されている。第1回は1927年。

(RED),(RED)

丸括弧つきで(RED)と表記される場合、消費財メーカーが多く参加するHIV対策支援団体「(PRODUCT)RED」および同団体への支援を表明する統一ブランドを指す。

無間地獄【むげんじごく】

(1)仏教において地獄の世界観として提示される「八大地獄」のうち、最も大きく恐ろしい地獄のこと。阿鼻地獄ともいう。「無間」の語は間断なく事が続くさまを表現する語であり、無間地獄は他の7地獄が生ぬるく感じられるほどの責め苦を受け続ける地獄であるとされる。
(2)ひっきりなしに苦難に苛まれるさまを仏教的地獄になぞらえて表現する言い方。

世にも珍しい【よにもめずらしい】

極めて稀である、大変に貴重である、という意味合いで用いられる言い方。

「世にも」は強調表現の一種で、おおむね「類例が見出しがたい」という種類のものを形容する。「世にも不思議な」「世にも奇妙な」といった言い回しで用いられる。

べったづけ,ベッタ付け,べった付け,ベッタづけ

俗に「べったり付ける」という意味合いで用いられる粗略な言い方。とりわけ、自動車を他の車の真横あるいは真後ろにぴったり近接させて走行したり駐停車したりするさまを指す場合が多い。

マルチバース「multiverse」

「宇宙は唯一無二ではなく複数平行して存在し得る」とする理論・仮説における宇宙の集合を指す語。universe(宇宙)と対比して用いられる語であり、「多元宇宙」「多元的宇宙」などとも訳される。天文学や物理学の分野で学術的に研究・提唱されることもあれば、サイエンスフィクションにおいて導入されることもある。

なろう小説【なろうしょうせつ】

投稿型小説サイト「小説家になろう」に掲載された作品の総称。同サービスは一般ユーザーが文章作品を投稿・公開できる。書籍化された作品やアニメ化された作品、映画化が決定した作品もある。

ウェブサイト「小説家になろう」に投稿される作品の多くは、いわゆるライトノベル(ラノベ)にありがちな陳腐な世界観で描かれる、というステレオタイプな認識を持たれやすい傾向にあり、「なろう小説」も「陳腐なラノベっぽい話」という含意を暗に含んで用いられている場合がある。

2017年5月16日火曜日

ゾンビゲー,ゾンビゲーム

ゾンビが登場するゲーム、ゾンビがゲームの主要な要素となっているゲームの総称。ゾンビが的キャラクターとして登場するアクションゲームやシューティングゲームを指すことが多い。ゲームのジャンルとしては大抵ホラーゲームに区分される。

かれぴっぴ,彼ぴっぴ,カレピッピ

「彼氏」の意味で用いられることのある言い方。もっぱら若い女性が用いる。「かれし」が「かれぴ」に、さらに「かれぴっぴ」へと、もっぱら語感のよさによって変化した言い方と捉えられる。

肩パッド

衣服の肩部分に装着されるパッド(詰め物・当て物)のこと。肩の線を美しく整えたり、肩幅を広めに見せたりといった趣旨で上着に付けることがある。アメリカンフットボールの試合や架空の世紀末世界において着用される防具(肩防具)を指すこともある。

っしゃー

歓声の「よし」のくだけた言い方。「よし」の語尾がくだけて「よっしゃ」となり、さらに「しゃ」部分を強めるあまり「よ」が半ば消失しかけている。もっぱら話し言葉で用いられる。

美ボディー【びボディー】

「美しい肉体(ボディー)」という程度の意味で用いられる言い方。とりわけ健康的で若々しい魅力的な肢体を指して用いられることが多い。

ちょちょいのちょい

非常に容易である、造作もない、何の苦労もなくできる、という意味で用いられる口語的表現。オノマトペ的副詞表現「ちょい」を軽妙に重ねて強めた言い方と解釈できる。

脳トレ【のうトレ】

「脳力トレーニング」というほどの意味合いで用いられる語。任天堂が2000年代半ばにニンテンドーDSソフトとして発売した「脳を鍛える大人のDSトレーニング」の一般的な通称であり、同ゲームのヒットによって広く世間に認知されるようになった表現でもある。

任天堂のゲームソフト「脳トレ」は「脳の機能の低下を防ぐ」ためのトレーニングというコンセプトに基づいている。一般的な日本語表現としては「能力」の字が充てられる。

ナーフ「nerf」

オンラインゲームなどにおいて、既存のキャラクターや武器の能力を下方修正する(弱体化させる)ことを指すスラング表現。ゲームバランスを崩壊させる要素(いわゆるバランスブレイカー)を適正化する目的で実施されることがある。

超人スポーツ【ちょうじんスポーツ】

ウェアラブルデバイスや義体化技術を駆使して身体能力を拡張して競われるスポーツ(の構想)の通称。従来のスポーツはもっぱら心身を鍛え上げて能力向上を図るが、超人スポーツはそれとは一線を画し、年齢・障害・性別などにとらわれない競い方や、観戦者への新たな楽しみ方の提供を実現できるといって打ち出されている。

アストロフォビア「astrophobia」

宇宙や天体に言いしれぬ恐怖感を覚える心理的傾向を指す語。星や宇宙空間の桁外れの大きさに圧倒され畏怖を感じたり、未解明の謎に満ちた闇へ恐怖を感じたり、といった感覚がおおむねアストロフォビアに該当する。しばしばメガロフォビア(巨大恐怖症)の類型として言及される。

農泊【のうはく】農村民泊

農山漁村に滞在し、農村地域の人々と交流したり、伝統的な生活体験をする余暇活動のこと。いわゆるグリーンツーリズムの一種であり、農村活性化策として導入されることもある。

人形供養【にんぎょうくよう】

人形を供養の意味を込めて焚き上げこと、および、そのための催し。捨てざるを得ないが愛着があって手放しづらい人形やぬいぐるみを感謝しつつ葬るために行われる。

ロボット課税【ロボットかぜい】

ロボットや人工知能が請け負う労働に対し課税するという構想。人工知能の発達により広範な作業が自動化されると、人件費の削減が予想される。そうして上積みされた企業利益に課税することで得た税収を、労働者の教育や医療の拡充に活用し、雇用喪失や税金の減収を防ぐという意図がある。

モバイルペイメント「mobile payment」

モバイル端末を通じて行われる決済・取引の総称。携帯電話やスマートフォン、あるいはウェアラブルデバイスなどに組み込まれた通信・決済システムを利用して電子決済を行うもの。

モバイルペイメントの方式には、NFC(近距離無線通信)対応の非接触型ICチップを用いた「非接触型や」、カードリーダーをモバイルデバイスに装着してクレジットカード決済を行う「カードリーダー型」、その他独自のアプリケーションによって提供されるものなどがある。

脱獄【だつごく】jailbreak,jailbreaking

(1)収監された獄舎から不正に脱出すること
(2)スマートフォン等の電子機器に施されている制限を不正に除去すること。特にAppleが販売するスマートフォンにおいて公式アプリケーションストアで流通しないアプリを動作させるために行う不正操作。

ツイ禁【ツイきん】

ソーシャルメディア「Twitter」の利用あるいはTwitterへの投稿(ツイート)の禁止(抑制・自粛)という意味で用いられる語。期末試験を目前に控えた学生が、勉学に集中するために宣言する、といった場面で用いられることが多い。
Twitterのアカウント名に「@ツイ禁」のように追記する場合も少なくない。

オタサー,オタクサークル

大学のサークル、あるいは高校の部活動や地域サークルにおいて、もっぱらオタク呼ばわりされる種類の人々が集ったサークルを指す俗な言い方。すなわち、オタクのサークル。アニメや鉄道といった「いかにもオタク的な趣味」の同好の士が集うサークルを指す場合もあれば、趣味・趣向はバラバラで「オタクっぽい雰囲気の人」の交流の場となってオタサー然とする場合もある。

オタサーに女性メンバーが加わることは基本的に稀であり、女性が加わると貴重な存在としてチヤホヤされる。紅一点になりやすいため女性も増長しやすい。そうした紅一点を「オタサーの姫」と呼ぶことがある。

トイッカー「TOEICer」トーイッカー

「TOEICをよく受ける人」あるいは「TOEICを好んで受験する人」といった意味で用いられる俗な言い方。英語能力試験「TOEICテスト」のスコアの向上を目指して、あるいはスコア満点を目指して、試験対策を続け定期的に受験するような人を指して用いられる。
TOEICテストを英語能力の指針として活用している人の間で特に他意なく用いられることが多い。

コト消費【コトしょうひ】

商品を所有する満足感よりも、むしろ商品やサービスの利用を通じて得られる充実感・充足感の方に価値を見出す消費活動を指す語。「欲しいモノ」よりも「やりたいコト」を指向する消費。商品そのものに価値を見出し商品の入手を目的とする「モノ消費」と対比して言及される。

2017年5月12日金曜日

ゲーム性【ゲームせい】

ゲームの「ゲームらしさ」を指すような意味合いで多分に曖昧に用いられる表現。ゲームの醍醐味といえるルールややりがいを感じさせる要素を指して用いられることが比較的多い。ゲームの面白みを評価する指針・基準として言及されることもあれば、「これらの作品はゲーム性が違う」というように「ゲームの性格・性質・性行」程度の意味合いで用いられることもある。

カリスマ的【カリスマてき】

人を惹起して指導・統率するような資質が感じられるさま、あるいは人を指導・統率するような資質は感じられないが不思議と人を惹きつける魅力を備えているさま。
「カリスマ」は古代ギリシャ語において「天与の力を持つ人」といった意味の語であるが、現今では英語圏でも日本語の「カリスマ的」とほぼ同じような意味合いで用いられている。

モノ消費【モノしょうひ】

商品の機能的価値に焦点を当て、製品やサービスを物的に所有することに意味があるとする消費の仕方。もっぱら、商品によって得られる経験を価値とする「コト消費」と対比して用いられる。

逆学歴コンプレックス【ぎゃくがくれきコンプレックス】

学歴の良さが劣等感の要因となること、および、その劣等感を指す語。高学歴であるために直面しやすい問題や困難にうちひしがれる傾向を指す。
具体的には「学歴相応の大企業に就職しなければ」「高学歴にふさわしい仕事っぷりを発揮しなければ」といった脅迫的観念が逆学歴コンプレックスの例として挙げられる。

なお「学歴コンプレックス」は学歴(の低さ)を尺度とする劣等感を指し、逆学歴コンプレックスは高学歴ゆえに期待される重圧に悩む傾向を指すので、両者は特に対比的・対極的なコンプレックスというわけではない。

オタサーの姫【オタサーのひめ】

いわゆるオタクの男性で占められたサークル(大学等の同好会)に所属する、ほぼ唯一の女性メンバーを指す語。ただでさえ女性との接点の乏しいオタク男子の集まりにおける紅一点、貴重な存在として、ちやほやされることが多い。
オタサーの姫の服装、気質、あるいは声の質などにはある種のステレオタイプ的な傾向が認められる。特にオタサーに所属していなくても、それっぽいぶりっ子女性を形容してオタサーの姫と呼ぶような場合がある。

働き方改革【はたらきかたかいかく】

第二次安倍晋三内閣による経済政策のコンセプトのひとつで、社会保障や子育て支援を通して中間層の働きやすい環境を作り、ライフ・ワーク・バランスと生産性を共に向上させていこうとする取り組み。少子高齢化に伴う将来の日本経済への不安を払拭するため、一億総活躍社会の実現を目指したプロジェクトの一環。

ヒーハー

もっぱら叫声を音写した語。高揚を示す叫び声として用いられることが多い。英語圏には同種の場面で発せられる yee-haw (おおむね「イーハー」のような発音)という感動詞がある。「ヒーハー」はお笑い芸人・ブラックマヨネーズ小杉竜一の持ちネタでもある。

逆学歴フィルタ【ぎゃくがくれきフィルター】逆学歴フィルタ

企業の採用活動において、高学歴の者を敬遠して低学歴の者を積極的に採用するという判断基準を指す語。応募者の可不可を学歴で判断する「学歴フィルタ」は姿勢は一般的には「高学歴の応募者を積極的に採用する(学歴の低い者は不採用にする)」という判断基準であり、逆学齢フィルタはその逆張りである。
逆学歴フィルタには、採用(内定)通知を出した後に辞退されるリスクが低い、仕事上の不満にある程度辛抱してくれることが期待しやすい、あるいは、あまりにもデキる部下は従えたくない、といった思惑があるとされる。

ファンドラップ「mutual fund wrap」

顧客の投資金額や目的に合わせて、金融機関の専門家が投資先ファンドの選定を行い、資産運用に関する総合的なサービスを提供する、という投資一任運用サービス。専門家に運用を委ねられるという安心感が得られるが、信託報酬に加えて信託顧問料が発生する。

履物供養【はきものくよう】履き物供養,はきもの供養

草履や下駄といった履き物を供養する催し。使い古して愛着もある履き物や、故人の遺品であり捨てるに捨てられない履き物などを、無碍に廃棄するのではなく、感謝を込めて葬る。浅草の和装履物店「辻屋本店」が2017年1月に実施した。

転妻【てんつま】

転勤の多い夫を持つ妻、という意味で用いられることのある言い方。「転勤族の妻」の略語と解釈できる。転勤に帯同するとしても新しい土地に馴染む苦労が絶えなかったり、夫が転勤するたびに仕事を辞めざるを得なかったり、といった悩みを抱えがちになる。

遺体ホテル【いたいホテル】ご遺体ホテル,御遺体ホテル

遺体を一時的に保管するための施設の通称あるいは美称。人が死亡してから荼毘に付される(火葬する)までの間、遺体を安置しておく。
遺体ホテルが注目される背景には、火葬が追いつかずにいわゆる「火葬渋滞」が生じているという社会的背景もある。遺体を安置しておく場所という役割が近隣住民の嫌悪感を招きトラブルになる場合も少なくない。

オルタナティブファクト「alternative facts」オルタナファクト

「真実に対するもうひとつの事実」という意味で用いられる語。世間的には事実と見なされていない(嘘と見なされるべき)事柄を「それもひとつの真実だ」と述べる、といった趣旨で用いられる。日本語に直訳するなら「代替的事実」とも訳される。

スローニュース「slow news」

報道は、その速度もさることながら、速報性を競うことにとらわれすぎずに、十分な検証や分析を経て深く掘り下げられた質の高い報道を提供しようという理念を指す語。英国放送協会(BBC)が提唱した。
2010年代半ば現在、情報が氾濫し報道機関も速報性へ偏重する傾向が顕著になりつつあり、偽情報あるいはデマ等の「フェイクニュース」が問題視されている。スローニュースはそうした現今の報道のあり方に対するアンチテーゼとも位置づけられる。

ブリージャー「bleisure」出張休暇

会社の出張のついでに出張先で行楽も満喫するというあり方を指す語。ビジネス(business)とレジャー(leisure)を合わせた言で、日本語で「出張休暇」と呼ばれることもある。

AYA世代【アヤせだい】アヤ世代

15歳から29歳までの思春期、若年成人を指す語。主に官・学、とりわけ医学の分野で用いられることが多い。
「AYA」はAdolescent and Young Adultの頭字語であり、直訳すると「思春期および若年成人」というほどの意味である。Hanako世代(ハナコ世代)のように特定の年代の流行を指す語ではない。

レギュラトリーサンドボックス「regulatory sandbox」

政府や企業が革新的な新事業を手掛けたり、新しいサービスを提供できるように、現行法の即時適用を避け新事業を育成する環境を整えるための規制緩和のこと。日本語で「規制の砂場」と呼ばれることも多い。

レギュラトリーサンドボックスは、英国におけるフィンテック(fintech)の競争活性化のための施策の一環として本格的に導入されたとされる。日本でも成長戦略のひつとして導入され、フィンテックやIoT分野が対象となる。スマートシティなどのITを活用した街づくりへの活用が期待されている。

無制限台【むせいげんだい】

主にアーケードゲームにおいて、後続の(プレイ待ちの)人への交代を促すプレイ制限が特になく、気の済むまでプレイできる台を指す言い方。

飲む点滴【のむてんてき】

(1)甘酒の異名。栄養豊富、かつ主要な成分も点滴と相通じる部分がある、とった観点から設けられた二つ名。
(2)大塚製薬が販売する飲料「経口補水液OS-1」の異名。電解質が素早く補給できて脱水状態から迅速に回復できる、熱中症対策にも役立つ。

2017年5月11日木曜日

指先介入【ゆびさきかいにゅう】

ドナルド・トランプ第45代アメリカ合衆国大統領がソーシャルメディアのTwitter(ツイッター)を用いて企業等に名に暗に影響を及ぼすさまを指す言い方。いわゆる「口先介入」をもじった表現としてしばしば用いられる。

なお「口先介入」とは、金融当局が直接に為替市場に介入する代わりにマスメディアなどを通じて介入をほのめかす発言を発信するなどして為替相場を誘導することを指す言い方である。

ファン株主【ファンかぶぬし】

企業の株主のうち、その会社の製品や経営理念に対する好感・共感・思い入れなどを抱いたファンとして株を購入・保有している個人株主を指す語。

ファン株主という言葉そのものはカゴメ株式会社が提唱した造語表現である。同社は主に主婦層を中心とする個人投資家へ向けたIR活動や個人株主との接点作りを重視している。

関連サイト:
ファン株主のみなさまへ - カゴメ株式会社