2014年10月30日木曜日

土人国家【どじんこっか】

未開人の国、文化的に成熟していない国、といった意味で侮蔑的に用いられることのある言い方。

「土人」の語は元々は「土着の民」という意味であり、必ずしも侮蔑を込めた表現とは限らない。しかしながら「土人国家」という言い回しにおいては、ほぼ野蛮人の国といった蔑視の意味合いが含まれる。

情治国家【じょうちこっか】

国家権力が厳格に法に基づき行使されているとは言いがたく、むしろ感情論に大きく左右され、世論や国民感情に沿うような形で行政や司法の判断が下されている、といった印象を与える国の在り方を意味する俗な表現。

近代以降の国の在り方は基本的に法律の枠組みを礎とする「法治国家」である。時の政権が法を超越して判断を下す様子を「人治国家」と呼ぶことがある。「情治国家」はこれらの表現をもじった言い方で、情(感情)が指針にあることを意味する。成熟した法治国家でないことを暗に示した揶揄混じりの表現といえる。

わさび醤油【わさびじょうゆ】ワサビ醤油,山葵醤油

おろしたワサビを添えた醤油。醤油にワサビを溶かすように混ぜたものを特に指す場合も多い。刺身、あるいは海鮮丼といった海産物に合う調味料として多く用いられる。

ク氏

「ク」で始まる名を持つ人物を指す語。新聞の見出し等で略称として用いられることがある。例えばクマラスワミ報告書を提出した特別報告者、ラディカ・クマラスワミは「ク氏」と略されて報じられた例がある。

ブーメラン職人【ブーメランしょくにん】

ブーメランを制作する技術を持った人、という意味の語。

「ブーメラン」は俗に「他人を批判した発言がそのまま自分への批判として用いられる」という状況を指して用いられることがあり、そうした不用意な発言を度々発している者を揶揄してブーメラン職人と呼ぶことがある。

日本上陸【にほんじょうりく】

もともと海外にあった物または人が日本国内に到着すること。物質ではなく流行など形のないものも上陸と表現される。

制服ディズニー【せいふくディズニー】

中学高校などの学校の制服を着用して東京ディズニーリゾートに行くこと。制服着用が前提となっている(修学旅行のような)機会でないのに敢えて制服で行くこと。とりわけ、すでに制服を着る機会のなくなった大学生などが、かつて着ていた中学高校の制服を着て遊びに行くこと。東京ディズニーランド特有の非日常の感覚と、制服を着ていた頃に戻る非日常性との適合などが、制服ディズニーが好まれる要因として挙げられている。

主人公補正【しゅじんこうほせい】

物語において、主役にとってのみ不自然に都合の良い要素のこと。元々の設定などは補正に当てはまらないことが多い。「主人公補正」の代表例としては、設定上はとてもかなわないような敵が主人公の運や土壇場で付加された新しい設定などにより倒されるなどがある。

高橋東吾【たかはしとうご】

日本のバー経営者で、タレントの磯野貴理子の夫として有名な人物。

モバイル決済【モバイルけっさい】

携帯またはそれに類する端末を利用した支払い形態のこと。端末にカードリーダーを接続し、クレジットカードを通すなどするものが多い。

引き算メイク【ひきざんメイク】引き算メーク

化粧(メイク)において、強調したいパーツに厚塗りするのではなく、強調したいパーツ以外を普段より薄化粧に抑えることで、結果としてポイントが際立つよう意識されたメイクのこと。

引き算メイクに対して、目立たせたい部分に濃い目の化粧を施して強調するようなメイクを「足し算メイク」と呼ぶことがある。

G型大学【ジーがただいがく】

2014年10月に文部科学省により開かれた「実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の制度化に関する有識者会議」において、経営コンサルタントの冨山和彦氏が提案した新たな大学の区分を意味する語。「G型大学」のGは英語の「global(国際的)」の頭文字であり、世界に通用する知識を備えた人材を育成する場となるべきだとしている。「G型大学」ではないもう一つの区分が「L型大学」であり、こちらは「local(地方限定的)」に活躍するであろう人材が実用的な知識を身につける場としている。

L型大学【エルがただいがく】

2014年10月に文部科学省により開かれた「実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の制度化に関する有識者会議」において、経営コンサルタントの冨山和彦氏が提案した新たな大学の区分を意味する語。「L型大学」のLは英語の「local(地方限定的)」の頭文字であり、国内で働く人材が実用的な知識を身につける場となるべきだとしている。「L型大学」ではないもう一つの区分が「G型大学」であり、こちらは「global(国際的)」な人材を育てる場としている。

ガソリンベーパー

揮発したガソリンのこと。ベーパーとは英語で「気化・蒸気」を意味する「vapor」をカタカナ読みしたものである。

フィンたん

駐日フィンランド大使館のマスコットキャラクターの名称。金髪碧眼でフィンランド国旗を手に持った少年として描かれる。主に大使館の公式Twitterアカウントで、フィンランドに関する情報を発信する役割を負っている。

シャロウムちゃん

駐日イスラエル大使館のマスコットであるゆるキャラの名称。ヘブライ語で平和を意味する「シャーローム(šālôm)」と鳥のオウムをかけている。

たらこくちびる,たらこ唇,タラコくちびる,タラコ唇,鱈子唇,鱈子くちびる

大きく肉厚な唇をたらこ(鱈子)に例えた表現。

アニメ「サザエさん」に登場するアナゴさんなどは、たらこくちびるを特徴とするキャラクターの典型として参照されやすい。

違和感仕事しろ【いわかんしごとしろ】

本来なら違和感・不自然さを感じてしかるべきところだが、まったく違和感がなく自然と思われるさま。齟齬や違和感の要因となる、すり替え、無関係なものごとの入り込み、といった要素が見られるにもかかわらず、うまく溶け込んでおり調和が取れてしまっている様子。「まったく違和感がない」という感想を違和感に対する叱咤という体裁で表現した言い回し。

まれによくある,稀によくある,稀に良くある

起こり得る事柄を形容して用いられることのある言い回し。滑稽な表現であるが、あからさまな形容矛盾であり、日本語としては意味をなさない。「ブロント語」として広まったインターネットスラング。

「まれによくある」の語のニュアンスは、使用者や使用場面によって異なるといえるが、「頻繁に起こるとも言えるし、めったに起きないとも言える」といった意味合いだったり、「特定の人においてはよくあるが、その他の人には起こらない」といった意味合いだったり、あるいは、いわゆる「あるあるネタ」を指していたりする。