2014年8月20日水曜日

国民病【こくみんびょう】

国民の多くが罹患している疾病、といった意味の表現。

国民病と呼ばれる病気や症状の多くは、国民における患者の割合が目立って多く、自身が罹患するリスクも高い、といった性質を持つ。社会環境や食文化などに少なからず要因がある場合も多い。

現代日本においては、がん、糖尿病、花粉症、腰痛などは国民病と見なされている。他にも、腎臓病、肩こり、歯周病、うつ病なども国民病と形容されることが多い。

戦前の日本では結核が国民病だった。 米国は肥満や生活習慣病などが国民病と見なされている。

あるいは、「日本人の西洋コンプレックス」のようなネガティブな気質を比喩的に国民病と形容する場合もある。

あざとい,小聡明い

小狡いさま、抜け目のない感じのあるさま、やり方があくどいさま、たちの悪い様子、といった意味の表現。文脈によっては「浅はかにも」のようなニュアンスも含まれる。

最近の俗な用法では、「あざとい」は、いたずらに情欲や胸のときめきを掻き立てるような ―― しかもそれが計算ずくで行われている趣のある ―― 仕草やポーズなどを形容する言い方として用いられる傾向が多分にある。小利口な立ち回りに対するかすかな苛立ちや、可愛いから許せるといった寛容さも、念頭に置かれていることが多い。

「あざとい」の語のニュアンスは、ある種の感情を煽るという意味で、「小悪魔的」という表現に相通じる部分がある。「小悪魔的」はもっぱら女性の蠱惑的な魅力を表現する言い方であるが、「あざとい」はより広く、少女、小動物、あるいは男性、果ては非生物や演出などを形容する(ある種の心情をくすぐられる)表現としても用いられる。