2014年6月16日月曜日

手に職をつける【てにしょくをつける】手に職を付ける,手に職つける,手に職付ける,手に職をもつ,手に職を持つ

職業または職能を自分のものとすること。生計を立てるための仕事、あるいは、仕事に就くための技能や資格を、獲得すること。

手に職をつける、という言い方は、就職・転職・独立開業といった仕事に関連する文脈において、さまざまなニュアンスで用いられ得る。例えば、仕事に活かすことができ、世間や企業などからも求められやすいため、就業が何かと有利になる技能や資格を修得・獲得すること、といった意味で用いられる場合がある。単に就職と同じ意味で用いられる場合もあれば、就職して生計を立てていくこと、といった意味で用いられる場合もある。

「手に職をつける」という表現をひとつの成句として掲載している国語辞書は多くない。これは、「手に職をつける」という言い回しの意味がまだ固定・限定されていないことを示し得る。「手」には(人体の部分としての意味の他に)「労力・労働力」「能力・技量」「所持・保有」といった意味合いがある。「職」には「生業」およびそのための技術といった意味がある。「付ける」には「加える」「備える」といった意味がある。「手に職をつける」の意味合いが文脈によって異なるのは、「手」「職」「付ける」の各要素の持つ意味合いが微妙に異なるものと解釈できる。

身に付ける【みにつける】

(1)知識や技能などを自分の能力として供えること。「教養を身に付ける」「礼儀作法を身に付ける」などのような言い方で用いられることが多い。
(2)衣服や装飾品を身にまとうこと。この意味においては「身に着ける」の表記も一般的に用いられる。