2014年3月27日木曜日

そうはいかない,そうは行かない,そうはゆかない

願ったり期待したりしているようにはうまくいかないことを意味する表現。「そうはいかない」は、相手の期待を否定する意味で、皮肉を交えて用いられることもある。

お天道様が西から昇る【おてんとうさまがにしからのぼる・おてんとさまがにしからのぼる】

太陽が西から昇ることはないのと同じように、現実にはあり得ないことを意味する言い回し。「たとえお天道様が西から昇ろうとも」などといった形で、話題となっている事の確実性を強調するために用いられることもある。

うんつく太郎左衛門【うんつくたろうざえもん】運附太郎左衛門,太郎左衛門,うんつく孫左衛門,太郎左衛門孫左衛門

無知で愚鈍な人間を意味する語。初出は定かではないが、江戸時代中期に刊行された「運附太郎左衛門咄」では「うんつく、うんつく」が口癖の太郎左衛門という正直者が悪人に騙されながらも神の力によって幸せになるという話が語られている。

鬱憤を晴らす【うっぷんをはらす】うっぷんを晴らす

心の内に抱えている、不満や怒りなど外部に対するネガティブな感情を、何らかの形で発散し解消させることを意味する語。うっぷんを晴らす際には、ネガティブな感情を抱く対象に直接はたらきかけることも、また対象とは全く関係の無いところで別の行動をとることもある。

自己投影【じことうえい】投影

(1)自らの内にあるが認めたくない性質や感情を、自分ではなく他の人あるいは物にあるかのように無意識に感じてしまうことを意味する語。自己投射は、自分自身や社会から要請される自分と実際の自分との間に食い違いが生まれた時に自分を守るために行われる防衛機制の一つである。類語に「自己投射」「投射」などがある。
(2)目にした状況や呈示された刺激などを理解したり解釈したりする際に、その時の自分の心理状態や人格特性などが反映されること。「自己投影」は俗に、フィクション内のキャラクターなどを自分と同一視し、キャラクターを自分に重ねることを指して用いられることもある。

自己投射【じことうしゃ】投射

自らの内にあるが認めたくない性質や感情を、自分ではなく他の人あるいは物にあるかのように無意識に感じてしまうことを意味する語。自己投射は、自分自身や社会から要請される自分と実際の自分との間に食い違いが生まれた時に自分を守るために行われる防衛機制の一つである。類語に「自己投影」「投影」などがある。

自戒の念を込めて【じかいのねんをこめて】自戒の意を込めて,自戒の意味を込めて,自戒を込めて

経験から得た教訓を述べる際に用いられる、当該の教訓を守るよう自分自身をも戒めていかなければならないと感じているさまを意味する語。他人の言動を非難する際に、「自分自身も同じ行為をやりかねないため、非難していい立場ではないかもしれないが」と断り謙遜するために用いられる場合もある。

耳触りのいい,耳触りのよい

音や言葉について、聞いた時にどこか心地良く感じられ好印象を与えるさまという意味で使われる表現。「耳触りのいい」は一般に広く使われる表現であるが、誤りであるとする意見も多い。

「耳触りのいい」という表現が用いられるようになった理由については諸説あり、「肌触り」「舌触り」などといった語に使われる、身体的に受ける感覚を意味する「○○触り」と、元々存在していた語である「耳障り(みみざわり)」とが混同され、「耳触り」という語が生まれたものとする説などがある。「耳触り」は本来、聞いた感じが不快であるさまを意味する語である。また、「耳触りのいい」と同じ意味の既存の言い回しには「聞こえのいい」などがある。

示しをつける【しめしをつける】

目上の者が目下の者に向けてお手本となるような正しい行いをとってみせること、あるいはそうすることで目下の者に規範を守るよう促したり、自らの権威を確かなものにしたりすることを意味する語。「示しをつける」は、目下の者に物事を教える良いお手本にならないという意味の「示しがつかない」という言い回しから派生した語であると考えられる。

時事英語【じじえいご】

社会で起きた最近の出来事に関連する英単語や英語表現を意味する語。時事英語は、英語で書かれた実際のニュース記事と併せて紹介されたり解説されたりすることが多い。

時期早々

「時期尚早(じきしょうそう)」の誤り。「時期尚早」は、それを行うにはまだ早い、まだそれを行うべき時期ではないという意味の語である。「時期尚早」の誤りとして、他に「時期早尚」などといった表記も見られる。

事務分掌【じむぶんしょう】業務分掌

企業や役所などの機関の中で、それぞれの部署や部門が担当する仕事のこと、あるいはそれぞれの部署や部門の分担をはっきりと定めることを意味する語。

新卒一括採用【しんそついっかつさいよう】新規学卒一括採用,新規学卒者一括採用

日本で一般的に行われている、企業が在学中の学生に対して採用試験を行い、卒業後に入社させるという採用手法のこと。新卒一括採用は、日本の終身雇用制度と適合した、安定性の高い採用手法とされることが多いが、一方で新卒時に就職できなかった人が正社員になることが困難なことや、在学中の就職活動が学業に悪影響をもたらす可能性も指摘されている。

就活ビジネス【しゅうかつビジネス】就職活動ビジネス

就職活動(就活)に関連するビジネスを総称する語。具体的には、エントリーシートの書き方や面接試験の受け方などを学ぶ「就活塾」の経営、就活生向けの参考書などの出版、就職情報サイトの運営などが代表的な就活ビジネスとして挙げられる。採用試験を行う側の企業を対象としたビジネスが、就活ビジネスとして言及されることもある。

おとり物件【おとりぶっけん】オトリ物件,囮物件

不動産屋で紹介されることのある、実際には契約することができない物件を意味する語。おとり物件は、主に来店率を向上させる目的で広告に掲載されるが、この行為は宅地建物取引業法や景品表示法に抵触する場合もある。おとり物件の諸条件は、通常他の物件よりも良く設定されており、必ずしも物件が実在しないこともあるという。

内見【ないけん】

物件の内部を実際に目で見ることを意味する不動産用語。「内部見学」の略語である。「内覧」と呼ばれることもある。

変換ミス【へんかんミス】

ひらがなを漢字やカタカナに変換する際に起こる誤りを意味する語。広い意味での「タイポ(タイピングエラー)」に含まれ、「誤変換」と呼ばれることも多い。変換ミスはしばしば、思わぬ新たな意味を持つことがあり、変換ミスの面白さを競うコンテストが開催されることもある。

赤入れ【あかいれ】

文章の添削を意味する語。添削が赤ペンで行われることが多いことに由来する。

赤を入れる【あかをいれる】

文章を添削することを意味する語。添削が赤ペンで行われることが多いことに由来する。

分生子形成様式【ぶんせいしけいせいようしき】「conidium ontogeny」「conidial ontogeny」

無性生殖で増殖する菌類が、分生子(胞子)を形成する様式を意味する語。例えば、フィアロ型、アネロ型、アレウリオ型、シンポジオ型、出芽型などに分類される。分生子形成様式は、アナモルフ菌(不完全菌)の分類において重要な分類形質となっている。分生子形成様式に着目した分類体系は、提唱した研究者の名前から、Hughes-椿-Barronシステムなどと呼ばれている。

宿主選好性【しゅくしゅせんこうせい】「host selectivity」「host preference」宿主嗜好性

寄生生活を行う生物などが、特定の生物を宿主とする傾向を持つ性質を意味する語。

宿主特異性【しゅくしゅとくいせい】「host specificity」

寄生生活を行う生物などが、特定の生物のみを宿主とする性質を意味する語。

一丁目一番地【いっちょうめいちばんち】

「最優先課題」という意味で用いられることがある政治用語。従来は多義的な語だったが、2009年頃から民主党政権が「最優先課題」という意味で盛んに使用し、その意味が特に広まったといわれている。