2013年12月11日水曜日

ヤマナカファクター,山中ファクター,山中因子

京都大学の山中伸弥らが2006年にマウスiPS細胞の作製に成功した際に用いられた、Oct3/4、Sox2、Klf4、c-Mycの4遺伝子の総称。レトロウィルスベクターを用いてヤマナカファクターを分化済の体細胞に作用させることで、細胞の初期化が起こってiPS細胞が得られた。ヤマナカファクターはいずれも転写因子であることが知られており、細胞の成長や増殖の制御などに関与している。ヤマナカファクターのうちc-Mycは「がん遺伝子」の一種であり、使用に際して発がんの危険性が懸念されたが、2011年にはc-Mycの代わりにGlis1を用いる、より安全な方法が開発された。

非がん疾病【ひがんしっぺい】非がん疾患

原爆症の積極的認定の対象となる疾病のうち、がん以外の心筋梗塞、白内障、甲状腺機能低下症、肝機能低下症の4種類の疾病のこと。非がん疾病は原爆の放射能に起因する疾病かどうかが必ずしも明確でないため、従来の「原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律(被爆者援護法)」では、原爆症として認められない例があった。 2013年12月現在は、被爆時の距離などの一定の基準に基づき、非がん疾病も原爆症として認定されているが、認定基準の拡大、審査の緩和を求める運動が行われている。

樫井川【かしいがわ】

和歌山県紀の川市に水源を発し、大阪府泉佐野市、泉南市を通って大阪湾に流入する二級河川。河川名の由来になった「樫井」の地名は泉佐野市にある。樫井川の河口域は、ハゼ釣りやシーバス釣りの名所としても知られている。

置石脱線事故【おきいしだっせんじこ】置き石脱線事故

線路上に子供やカラスなどにより置かれた石が原因で、列車が脱線する事故を意味する語。単に「置石脱線事故」と言う場合には、1980年に京阪電鉄京阪本線で中学生グループの悪戯によって起こり、104名が負傷する惨事となった脱線事故を指すことが多い。

置石【おきいし】置き石

線路の上に、意図的に石やコンクリートブロックなどの障害物を置く行為を意味する語。列車の転覆を企図した置石もあり得るが、実際に行われる置石は、幼児や児童による悪戯である場合が多い。また、カラスが線路上に石を置く行為も知られており、これも目的は悪戯ではないかという説がある。意図的な置石行為には、刑法125条の「往来危険罪」が適用される可能性がある。

世界三大運河【せかいさんだいうんが】世界3大運河

世界の運河の中でも、特に規模の大きいスエズ運河、キール運河、パナマ運河の3運河を意味する語。パナマ運河は太平洋と大西洋を、スエズ運河は地中海と紅海を、キール運河はバルト海と北海を、それぞれ結ぶ運河である。なお、「世界三大運河」は日本独特の語であり、商船三井客船の「にっぽん丸」による世界一周旅行クルーズをきっかけに国内に広まったという説もある。2013年現在、世界最長の運河は中国の京杭大運河であり、スエズ運河、キール運河、パナマ運河はそれぞれ世界8位、9位、10位である。

始末して気張る【しまつしてきばる】始末してきばる

近江商人の精神あるいは美徳としてしばしば挙げられる語。「始末する」は「節約する」、「気張る」は「努力する」という意味である。伊藤忠商事の創業者である近江商人の伊藤忠兵衛の座右の銘も、「始末して気張る」だったといわれている。