2013年5月17日金曜日

舌根沈下【ぜつこんちんか】

舌の筋の弛緩により、舌がそれ自体の重みで喉の奥に落ち込んでしまう現象のこと。これにより気道が閉塞されるので、窒息の危険性が生じる。意識レベルの低下や顔面の麻痺、顎や舌の形態異常などによって起こりうる。いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因となる場合もある。

舌づつみ

本来、おいしい物を食べた時に用いられる「舌つづみ(舌鼓)」という表現の誤りである。しかし、しばしば「つづみ」ではなく「づつみ」と言われ、江戸時代の初め頃からこの言い方が定着していたという。現在は、音位転倒が起こった例として、別の読み方として国語辞典に掲載されている場合もある。

絶望の淵【ぜつぼうのふち】

その人にとって悪い出来事が起こったことにより陥った、極めて苦しい状況を意味する表現。「絶望の淵に突き落とされる」や「絶望の淵から這い上がる」などの表現がある。類似の語に「苦境」がある。「絶望の淵に立たされる」という表現も見られるが、これは「崖っぷちに立たされる」と混同されたものと見られる。「崖っぷち」の「ふち」の表記は「縁」であり、「淵」ではない。

議会的重商主義【ぎかいてきじゅうしょうしゅぎ】

ヨーロッパにおける重商主義を歴史的観点から二段階に分けた際に、その後半にあたる、市民革命後の議会制度の下での重商主義のこと。議会的重商主義の下、産業保護政策によって「資源の本源的蓄積」が推進され、初期産業資本の発展につながった。

絶対主義的重商主義【ぜったいしゅぎてきじゅうしょうしゅぎ】

ヨーロッパにおける重商主義を歴史的観点から二段階に分けた際に、その前半にあたる、絶対主義国家における重商主義のこと。特権大商人が絶対王政と結びつき、保護された中で独占的に活動したのが、主たる特徴の一つである。主にイギリスやフランスで見られ、フランスのものはコルベルティスムともよばれた。

絶対嫌気性菌【ぜったいけんきせいきん】

偏性嫌気性菌の別称。大気レベルの酸素が存在する条件(好気的条件)では生育できず、死滅してしまう微生物のこと。多くは真正細菌に含まれる。

完全記憶能力【かんぜんきおくのうりょく】

自らの目で見た光景を全て記憶することのできる能力を意味する語。「超記憶症候群 (hyperthymesia)」に罹患した人物がこの能力を持つといわれる。また、フィクションにおいて、この能力を持ったキャラクターが登場することがあり、例として、CBSのテレビドラマ「アンフォゲッタブル 完全記憶捜査」の主人公、キャリー・ウェルズや、鎌池和馬のライトノベル「とある魔術の禁書目録」のインデックスなどが挙げられる。同じく驚異的な記憶力を持つことで知られる「サヴァン症候群」の患者は、記憶の対象が全てではなく限定されているため、完全記憶能力とは異なる。

雪紋

(1)積もった雪の上に、空気の流れによって生じた砂紋(風紋)を意味する語。この意味では「せつもん」と読む。
(2)雪の結晶を象った家紋の総称。主に六角形を基調とした形をしている。雪が降った年は豊年になるとされたことから、縁起物として紋章化されたと言われる。この意味では「ゆきもん」と読む。

雪靴【ゆきぐつ】雪沓

雪が積もっている時に履く靴を意味する語。スノーシューズとも言う。一般的にブーツの形状をしており、靴底に滑り止めのためのスパイクなどが取り付けられたものもある。かつて日本の積雪地域では、藁製の雪靴が用いられていた例もある。

節々が痛い【ふしぶしがいたい】

あちこちの関節が痛むことを意味して用いられる表現。

欲を出す【よくをだす】欲をだす

既に満足しているものの、更に多くの物事を手に入れようとすることを意味する表現。

養殖池【ようしょくいけ】

魚をはじめとする魚介類などを人工的に育てるための池を意味する表現。

養育放棄【よういくほうき】

子どもやペットなどの世話をする義務を放棄することを意味する語。「育児放棄」とも言う。

ビッグマミィ

2006年からテレビ朝日で放送されている番組「痛快ビッグダディ」に登場する、ビッグダディ(林下清志氏)の前妻である美奈子氏のあだ名。

ビッグダディ

2006年からテレビ朝日で放送されている番組「痛快ビッグダディ」に登場する大家族の父親、林下清志氏のあだ名。番組が始まって以降、単に大家族を率いる父親を呼ぶ場合にも用いられる。

要項【ようこう】

必要だとされている項目や事柄を意味する語。

要求事項【ようきゅうじこう】

必要と求められていた条件や項目などを意味する表現。

葉書大【はがきだい】はがき大,ハガキ大

通常はがきと同じくらいの大きさを意味する表現。

洋品雑貨【ようひんざっか】

(1)西洋から持ち込まれた日用品、あるいは西洋風の小物などを意味する表現。
(2)外国から船や航空機によって持ち込まれた日用品、あるいは小物を意味する表現。

幼稚園生【ようちえんせい】

幼稚園に通う児童を意味する表現。

与薬【よやく】

病気の程度やその症状に合わせて薬を与えることを意味する語。

与納

「予納」の誤り。「予納」とは、主に金銭などを、事前に納めることを意味する表現。

幼馴染み【おさななじみ】幼馴染,幼なじみ,幼な馴染

幼い頃から仲が良い人、あるいは物心ついたときからの顔馴染みなどを意味する表現。

誉めそやす【ほめそやす】褒めそやす

しきりに誉めること、または徹底的に誉めることなどを意味する表現。

与党連立【よとうれんりつ】

政権与党が他の政党と連携することを意味する語。

余分に払う【よぶんにはらう】余分にはらう

請求されている額より、多くの金銭を支払うことを意味する表現。

余談を許さない,余談をゆるさない

(1)余談に興じてはならない、本題から逸脱した無駄な話をするな、といった意味合いの表現。「余談」は本来の趣旨とは関係のない話を意味する語。
(2)「予断を許さない」の誤記。「予断」は前もって判断することを意味する語。「予断を許さない」は、この先どのようになるかを予測できない、今後の展開を安易に判断することは危険だ、などの意味で用いられる言い回し。

余賊【よぞく】

戦いの後に生き残った賊、あるいは討伐し損ねた賊を意味する表現。

余地がない【よちがない】余地が無い

余裕がないこと、あるいは選択肢が限られていることなどを意味する表現。

ギガデリック「gigadelic」

コナミが販売する音楽ゲーム「beatmaniaIIDX 11 IIDX RED」に収録されている曲。通称「ギガデリ」。「teranoid & MC natsack」の楽曲である。


折り畳みベッド【おりたたみベッド】折りたたみベッド

ベッドのうち、折り畳んで収納することができる簡易なつくりのもののこと。一般的にキャスターが付属していて可動性を持ち、通常のベッドよりも持ち運びが容易である。

接到【せっとう】

文書などがある人や場所に届くことを意味する表現。主に省庁で用いられ、業界用語と見なされることもある。

接触検査【せっしょくけんさ】

空港で旅客に対して行う身体検査のうち、金属探知機などの非接触的手段を用いず、検査員が直接手で触れることによって危険物の有無を判断する検査のこと。検査員は手袋を着用し、男性の検査員が女性の旅客を検査することはない。ペースメーカーを使用しているなどの理由で、金属探知機による検査ができない場合に、代替手段として行われる場合もある。

接遇道【せつぐうどう】

マナー講師として企業研修の講師やテレビ番組出演などの活動をしている平林都が、自らの接遇(接客スキル)教育の精神的理念として用いている言葉。2013年5月現在、この言葉を題名に含んだ著書が3冊刊行されている。

赤字決算【あかじけっさん】

一定期間(多くは一事業年度)の利益および損失を算出した(決算した)際に、費用が収益を上回った(赤字になった)ことを意味する語。単に「赤字」とよばれることもある。

赤外線マーカー【せきがいせんマーカー】

赤外線を発信する機能を持った印(マーカー)のこと。赤外線マーカーから発信された赤外線を、複数のセンサーで感知することにより、印の位置情報を計測・把握することができる。代表的な例として、人や物体の動きをデジタル的に記録する「モーションキャプチャー」の方法の一つに、モデルの体に赤外線マーカーを付着させるというものがある。

赤まむし【あかまむし】赤マムシ,赤蝮

(1)体色が赤くなる変異を持ったニホンマムシの俗称。特に伊豆大島に多いといわれる。
(2)「赤まむしドリンク」のこと。マムシ由来の生薬を含んだ飲料で、一般的にマムシが強い生命力を持つと信じられていることとも関連して、滋養強壮や精力増強などに効果があるとされる。

責任転換

「責任転嫁」の誤り。責任転嫁とは、ある責任を自らが果たさなければならないことを認めず、その責任が他人にあると主張することを意味する表現。

脊椎圧迫骨折【せきついあっぱくこっせつ】

脊椎の椎体が圧迫されて骨折すること。一般的に、骨の強度が十分にある成人では稀だが、病気によって骨の強度が低下した患者、特に骨粗鬆症を患った高齢者によく見られる。骨粗鬆症患者では、尻餅をついたり、咳やくしゃみをしたりした程度の、比較的軽い衝撃が加わっただけでも起こりうる。急性期には、骨折が起こった部分に強い痛みが生じる。

積読【つんどく】積ん読

本を購入し、「いつか読もう」と思ってはいるものの、まだ読まずに放置してある(積んである)状態、あるいはその本を意味する語。「積んどく(積んでおく)」に掛けた表現である。

余情残心【よじょうざんしん】

主に茶道で用いられる言葉で、茶事が終わり客が帰った後に、残った茶を飲みながらその日の自らの行動を反省し、茶事終了後も客のことを考え続けるというおもてなしの心を意味する表現。

余韻に浸る【よいんにひたる】

(1)音が鳴った後に残る響きを味わうことを意味する表現。
(2)ある物事が終了した後に残る余情を味わうことを意味する表現。

予約承り書【よやくうけたまわりしょ】

予約を引き受けたという旨を記載した書面を意味する表現。

予防措置【よぼうそち】

病気や事件事故などを防ぐために、前もって講じる対策を意味する語。

予備計画【よびけいかく】

主たる計画の実行が不可能になった場合に備えて、前もって別に用意しておく、方法や手順を考えたものを意味する語。

予定が詰まる【よていがつまる】予定がつまる

用事や約束事などが立て続けにあり、暇がないことを意味する表現。

予断【よだん】

あらかじめ判断を下すことを意味する表現。

予想の斜め上【よそうのななめうえ】

予め想定したことを上回り、さらに少し外れていること、あるいは全く想定していなかった方向に変化することなどを意味する表現。

予選通過者【よせんつうかしゃ】

何らかの大会や競技会などにおいて、本戦に出場するための予備選考を勝ち抜いた者を意味する表現。

夕下風【ゆうしたかぜ】

夕方、地面に近い辺りを吹いている風を意味する表現。

あまちゃん,甘ちゃん

(1)考え方や言動などが甘い、生ぬるい人を指して用いる表現。あるいは厳しさに欠けるさまなどを意味する表現。
(2)2013年度前期のNHK連続テレビ小説のタイトル。脚本は宮藤官九郎。ストーリーの中心的な要素である「海女」と、甘い考えの主人公が成長していく物語という意味が込められている。

関連サイト:
あまちゃん - NHK
宮藤官九郎さんが語る!「あまちゃん」はこんなドラマ - NHK ONLINE

まめぶ汁【まめぶじる】

黒砂糖と胡桃を入れた団子や、にんじんなどの野菜を具材とするしょうゆ味の汁物の名称。岩手県久慈地区などの郷土料理。2013年度前期のNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」に登場したことで、広くその名が知られるようになったとされる。

まめぶ

黒砂糖と胡桃を入れた団子の名称。岩手県久慈地区などの郷土料理に使用する。

メガポテト

日本マクドナルドのサイドメニューであるポテトの名称。その量は、マックフライポテトLサイズの2倍にあたる。

5・4・3制【ごよんさんせい】五四三制

日本の学制における、年数区分の改正案の一つを指す呼び名。小学校5年間、中学校4年間、高校3年間をそれぞれ割り当てるというもの。

6・3・3制【ろくさんさんせい】

日本の学制における小学校、中学校、高校に割り当てられた年数区分を意味する名称。小学校6年間、中学校3年間、高校3年間を意味する。

4・4・4制【よんよんよんせい】

日本の学制における、年数区分の改正案の一つの名称。小学校、中学校、高校をそれぞれ4年間ずつ割り当てるという意味である。

ナルギス「Nargis」

2008年4月にベンガル湾で発生し、翌月にミャンマーなどに上陸したサイクロンの名称。

マハセン「Mahasen」

2013年5月に、ミャンマー及びバングラデシュに上陸したサイクロンの名称。

積雲対流【せきうんたいりゅう】

大気が湿っている時に発生する対流のこと。水蒸気を凝結させ、積雲の発生源となることから命名された。潜熱の放出や、熱や水蒸気をはじめとする様々な物質の鉛直輸送に、大きな役割を果たしていると言われる。

石油系炭化水素【せきゆけいたんかすいそ】

炭化水素の分類の一つで、ガソリン・重油・軽油など、石油に由来する製品に含まれる化合物のこと。脂肪族に属する鎖式飽和炭化水素(パラフィン系炭化水素)が主であり、その他にオレフィン系、ナフテン系、芳香族系などの化合物が含まれる。

石壇【せきだん】

(1)祭壇のうち、石で作られたもののこと。石を積み上げて作ったものは、特に石積壇とよばれる。
(2)仏壇のうち、石で作られたもののこと。

斥侯

「斥候」の誤り。斥候とは、戦闘において前線に配置され、主に敵を偵察する任務、あるいはその任務に従事する兵士のことである。

税別【ぜいべつ】

表示された価格に、消費税などの税金が含まれておらず、別に追加されることを意味する表現。

税関監視艇【ぜいかんかんしてい】

税関が海上の船舶に対して密輸入の取り締まりなどを行うために所有する監視艇のこと。2011年の東日本大震災の際には、被災地に派遣されて災害支援活動を行った税関監視艇もあった。

関連サイト:
税関監視艇による災害支援活動の協力 - 財務省

税サ込

税金とサービス料を加えた料金であることを意味する表現。「税」は税金、「サ」はサービス料を意味する。ホテルや旅館などの宿泊料金や、レストランのコース料理の料金などに併記されることが多い。

斉一性【せいいつせい】

(1)複数の事象が、一様に同じ状態を保ち揃っている性質、およびその度合いを意味する語。科学哲学における「自然の斉一性」や、社会心理学における「斉一性の原理」などで用いられる語である。特に後者においては、「複数の事象が変化する時には一様に同じ方向に変化する」というニュアンスも含まれる。
(2)E・H・エリクソンが定義する「自我同一性(アイデンティティ)」における特徴の一つ。自己が唯一無二の独自の存在であり、自他ともに常にその人であると認めることを意味する。

静養室【せいようしつ】

特別養護老人ホームに設置される設備の一つで、居室で静養することが一時的に困難な入所者の静養を目的とするもののこと。厚生労働省が老人福祉法に基づいて定めた「特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準」において定義され、同基準において、特別養護老人ホームにおける設置が義務付けられている。

静脈産業【じょうみゃくさんぎょう】

廃棄された製品を回収して、それを再資源化(リサイクル)する産業や、適切な処分を行う産業を意味する語。静脈産業に対する表現として、資源を加工して製品を生産する産業を「動脈産業」と称する。