2013年5月9日木曜日

新エンゼルプラン【しんエンゼルプラン】

日本政府による少子化対策の、2004年度目標の実施計画の通称。1999年の「少子化対策推進関係閣僚会議」で6大臣の合意により決定された「少子化対策推進基本方針」に基づく重点施策の、具体的実施計画として策定された。正式名称を「重点的に推進すべき少子化対策の具体的実施計画について」という。「保育サービス等子育て支援サービスの充実」「仕事と子育ての両立のための雇用環境の整備」など8つの目標を掲げる。2004年に開催された「第3回少子化社会対策会議」では、新エンゼルプランを基に「子ども・子育て応援プラン(旧仮称:新新エンゼルプラン)」が決定された。

関連サイト:
少子化対策について - 厚生労働省

振れ幅【ふれはば】

(1)振り子や波など、周期的な変動が見られるものについての、その変動の端から端までの幅を意味する表現。「振幅」とは似た概念だが、振幅は「中央から端」までを指すので、「振れ幅」の半分となる。
(2)一般的に、あるものの変化の幅や激しさを意味する表現。「気持ち(感情)の振れ幅が大きい」「為替の振れ幅が大きい」などの表現がある。

心配ご無用【しんぱいごむよう】心配御無用

心配がいらないことを意味する表現。自分に気を遣ってくれた人に敬意を表しつつ、その申し出を断る際に用いる定型的表現として多く用いられる。心配無用ともいう。

心象を損なう

「心証を損なう」の誤り。「心証を損なう」とは、他人のあるものに対する印象を悪くすることを意味する表現。特に、裁判官がある事実を認定するか否かの判断において、その事実に対する信用度が低くなることを指す。

心の風邪【こころのかぜ】こころの風邪

うつ病の別称あるいは俗称として一般的によく用いられる表現。うつ病が「甘え」や「怠け」ではなくれっきとした病気であることや、病院での受診が必要であることを啓蒙する効果があるとされる。しかし、「風邪」という喩えがかえって「大したことのない病気」あるいは「一時的なもので、放っておいても治る病気」という印象を持たせてしまうとして危惧する意見もある。

心に期す【こころにきす】

一般的に、あることを実現しようと心に誓うことや決意すること、約束することなどを意味する表現。

侵襲性肺アスペルギルス症【しんしゅうせいはいアスペルギルスしょう】

アスペルギルス(コウジカビ)が肺に感染することによる重篤な感染症を意味する語。深在性真菌症の一種である。主にコウジカビ属のアスペルギルス・フミガトゥス (Aspergillus fumigatus) の感染によって起こる。突然の発熱に続いて呼吸器症状が現れ、病状の進行は極めて速い。主に免疫機能が低下している人に見られる。IPAとも言う。

信義にもとる【しんぎにもとる】信義に悖る

信頼に基づいて成り立っている人間関係において、ある人物の態度や行動が不実であったり、道義に反していたりするなど、信用を著しく損なわせるものであることを意味する表現。

食用油【しょくようあぶら】

食用になる油を意味する表現。原料は様々だが、植物性油脂と動物性油脂に大きく分けられ、前者には菜種油やゴマ油、後者にはバターやラードなどがある。食用油脂とも言う。

食事介助【しょくじかいじょ】

一般的に、病人・高齢者・障がい者など、食事にあたって困難をきたす者に連れ添って援助することを意味する語。スプーンで食べ物を口に運ぶなど、食事に必要な動作を補助することに加えて、食事を拒否する者に対して食欲を持たせることなども含む。

食べ応え【たべごたえ】食べごたえ

食べ物を食べた時の感じや印象を意味する表現。「食べ応えがある」と言った時には、そのものを食べることにより量的に十分な満腹感が得られることを指す。一般的に肯定的な意味合いで用いられる。類似の表現に「食べ出」がある。

触知【しょくち】

ものに触れることでその存在を感知することを意味する表現。特に、点字を触覚で読み取ることを指す。点字で描かれた案内板を触知図という。あるいは、触診の際に体表に触れて、皮膚ごしに体内の構造を感知することを指す。例として、動脈に触れてその拍動を感知したり、リンパ節に触れてその腫脹を感知したりすることが挙げられる。

色分かれ【いろわかれ】

複数の塗料を混合して貯蔵している際、あるいは塗布した後に、塗料が完全に混ざりきっておらず、色相が不均一になることを意味する語。塗布後に見られる「色浮き」や「色むら」などがこれに起因する。これを防ぐための「色分かれ防止剤」が市販されている。

色ボケ【いろボケ】色ぼけ,色惚け,色呆け

一般的に、情事や恋愛に関する考えに夢中になってしまい、それ以外のことが考えられなくなってしまっている人、またはそのさまを意味する表現。その人を非難する意味合いで用いられる。

職能的職長制【しょくのうてきしょくちょうせい】

F・W・テーラーが19世紀末に工場の生産性を高めるために考案した「科学的管理法」における制度を意味する語。テーラーは、当時の産業界が直面していた「能率の低下」や「組織的怠業」などの問題を解決するため、これまで多岐にわたっており、かつ経験や勘に頼られていた「親方」の機能(職能)を細分化した。そして、各職能をそれぞれに特化した別々の人物(職長)に担当させることにより、機能性の追求と合理化を図った。

職人魂【しょくにんだましい】

優れた専門的技術を持ち、手作業によってものを作り上げる人物に固有に存在する、強い誇りやプロ意識を意味する表現。類似の表現に「職人気質」や「クラフツマンシップ」がある。

植物性エストロゲン【しょくぶつせいエストロゲン】

植物に含まれるステロイドホルモンの一群を意味する語。摂取されると、体内で女性ホルモンの一種であるエストロゲンに似た生理作用を示す。代表的なものに、ダイズに含まれるイソフラボンや、プエラリア・ミリフィカに含まれるミロエステロールなどがある。一般的に女性の健康に良いとされており、サプリメントなどの形で製品化され、販売されている。植物エストロゲン、フィトエストロゲンと同義である。

植種【しょくしゅ】

水質の指標として生物化学的酸素要求量 (BOD) を測定する際に、試料液に加える好気性の微生物、あるいはそれを含んだ液体を意味する表現。微生物を含んだ河川水や下水の上澄み液を指すこともあれば、実験室内で培養し、試料液の環境に事前に馴らしておいた微生物を指すこともある。様々な種類の微生物を含んだ液体として市販もされている。

譲渡人【ゆずりわたしにん・じょうとにん】

ある権利・財産・法律上の地位といったものの所有者を移転(譲渡)する際に、その主体となる人物を意味する表現。

状況に応じて【じょうきょうにおうじて】

その時々の物事の状態に、うまく適合するように行動することを意味する表現。類似の表現に「臨機応変に」などがある。

醸造酵母【じょうぞうこうぼ】

酒や発酵食品をつくる際に用いられる酵母のこと。糖類を分解する性質を持ち、その際にアルコールを産生する。醸造には複数の酵母が関与しており、天然物由来の場合と、人工的に加えられる場合があるが、醸造酵母と言った場合には主に後者であり、ほとんどの場合はサッカロマイセス・セレビシエ (Saccharomyces cerevisiae) という種類の酵母を指す。

情弱臭【じょうじゃくしゅう】

ある人物がコンピュータやインターネットに疎いさまを意味するネットスラング。「情報弱者」の略語である「情弱」に、「~の雰囲気がある」という意味の「臭」を組み合わせた用語。主に、web上の掲示板などで、少なくともそのコミュニティのメンバーにとっては常識的な事柄について、無知な発言をした人物を罵倒する際に用いられる。

常緑小低木【じょうりょくしょうていぼく】

一年中緑の葉をつける「常緑樹」のうち、樹高がごく低いもののこと。代表的な樹種に、ツゲやコケモモなどがある。「小低木」に明確な基準はないが、一般には「低木」の中でも低い部類にあたる、樹高が約1m以下のものを指す。

常緑高木【じょうりょくこうぼく】

一年中緑の葉をつける「常緑樹」のうち、樹高が高いもののこと。代表的な樹種に、クスノキやカシ類などがある。「高木」の明確な定義はないが、一般には樹高10-15m以上のものを指すことが多い。環境省では、日本道路協会による道路緑化技術基準や、東京都の平成22年度道路工事設計基準に基づき、高木を3m以上のものと定義している。

関連サイト:
資料2-3 街路樹ケース検討のための事前調査 - 環境省(高木を3m以上と定義している例)

常備品【じょうびひん】

普段から予備を絶やさず、常に用意しておく物品を意味する表現。生活や職務遂行にあたって継続的に必要なものや、災害や事故などの非常時に必要になるものを指す。

上清液【じょうせいえき】

生物やその細胞を液体培地で培養した際、あるいは試料液を遠心分離処理した際に、液面付近に生じる透明な部分を意味する表現。単に上清とも言う。「上澄み液」と同義だが、「上澄み」が一般用語としても用いられるのに対して、「上清」はほとんどの場合、科学実験の文脈で用いられる。

上昇思考

(1)サッカー選手・長友佑都の著書、「上昇思考 幸せを感じるために大切なこと」のこと。2012年5月に角川書店から刊行。初版で14万部を刊行し、ベストセラーとなった。
(2)「上昇志向」の誤り。「上昇志向」は、より高みを目指そうとする意志を意味する語。

上位中枢【じょういちゅうすう】

ヒトを含む脊椎動物の中枢神経系のうち、脳を意味する表現。これに対して、脊髄を下位中枢という。上位と下位という区分は、脳で複雑な情報の統合が起こって運動意思の決定に至り、それが脊髄に伝えられることに由来する。

衝量

「衡量」の誤り。「衡」という漢字は「秤(はかり)」を意味し、「衡量」は秤で重さを量ることを意味する表現である。法律用語としては、対象を比較してその軽重を判断することを意味する。

硝煙反応【しょうえんはんのう】

銃を発射した際に射手の手や衣服に付着する硝煙を検出するために用いられる化学反応を意味する語。具体的には、ジフェニルアミンを作用させ、それが硝煙中の二酸化窒素と反応して紫色になったら陽性と判定する。犯罪鑑識において、射手の特定などに用いられる。

外税・内税表示

商品の価格表示において消費税額を含まない(外税)方式と、消費税額を価格に含め総額として表示する(内税)方式を総称した呼び方。外税表示と内税表示。

2004年に消費税法が改正され、第63条2項において内税表示を導入することが義務付けられた。これにより、それまで外税・内税の両方式が混在していた状況が統一された。内税表示は「外税」と対比しない場合には「総額表示」と呼ばれることも多い。

関連サイト:
消費税の総額表示について - 経済産業省 2003年12月
消費税に係る総額表示の義務付け - 財務省