2011年6月14日火曜日

あやかって,肖って

幸運、成功、功徳などを分けてもらい、自分も多少同じ境遇を得ること。動詞に係る。

あみだにかぶる,阿弥陀に被る,あみだに被る

麦藁帽のような全方向につばのある帽子を、後下がりの格好でかぶること。阿弥陀の後光に喩えた表現。阿弥陀被りにする。

あまやかし

甘やかすこと。

あまつち

「あめつち」の誤り。「あめつち」は「天地」と書き、宇宙およびこの世界を意味する和語。

天城越え【あまぎごえ】

天城峠を越えること。または天城峠を越える道。小説や歌のモチーフとしてしばしば登場する。

溢れんばかりの【あふれんばかりの】

あふれそうなほどの、という意味のやや格式ばった表現。

炙り焼き【あぶりやき】あぶり焼き

炙りの手法によって焼くこと。炙って調理すること。

虻蜂【あぶはち】

「虻蜂取らず」の部分または略。虻も蜂も獲ずに終わる、欲張った末にどちらも失うさま。原義はくもの巣に虻と蜂が捕まったことに喩えたもの。

あの頃【あのころ】

過去の特定の時点を指す表現。昔、往時。

あのような

自分からも相手からも遠方にある物事の、その有様を指す表現。あれの様子。「ああいう」「ああいった」「あんな」「あないな」「あれのごとき」などのようにも言う。

侮りがたい【あなどりがたい】侮り難い

なかなかに侮れない、という意味の表現。警戒が必要だということ。

あなた方【あなたがた】貴方方

二人称「あなた」の複数形。複数の人に対して敬意をもって呼びかける表現。ぞんざいに言う場合は「おまえら」のような表現になる。

あと一息【あとひといき】

ほんのもう少しの頑張り。「一息」はここでは努力を意味する表現。

跡をつける【あとをつける】後をつける

尾行すること。こっそりと後を追うこと。「つける」などとも言う。

あとで知る,後で知る

事後に事情や内情を知ること。物事が終わってから詳細を聞き知ることなどを意味する。

あとすざる

「あとずさる」の誤記。「あとずさる」は「後退る」と表記し、前方を向いたまま後退する様子を意味する表現。

あてどなく,当て所なく

行く当てがない様子。「さまよう」などの動詞を形容する。

あっと驚く【あっとおどろく】

驚いた様子。おもわず声を上げて驚くほどだ、という意味合い。

あっという間【あっというま】あっと言う間

「あっ」と声を発するその合間。非常に短い瞬間のたとえ。

あっとゆま

「あっという間」の聞き誤り。

あっという間に【あっというまに】あっと言う間に

ほんの一瞬の間に。「あっという間」は非常に時間が短いことのたとえ。

あっせん行為【あっせんこうい】斡旋行為,あっ旋行為

当事者間を取り持って紹介・仲介すること。行為そのものを指す場合の表現。「斡旋」の字が表外漢字であるため「あっせん」と表記される場合がある。

あっさりしている,アッサリしている

くどくなくて淡白な様子。食べ物が薄味、性格にしつこいところがない、といった意味合いで用いられる。

呆気にとられる【あっけにとられる】あっけに取られる,呆気に取られる

驚き呆れるさま。びっくりしてぽかんとするさま。

厚かましく【あつかましく】

形容詞「あつかましい」の連用形。廉恥の心に乏しく、ずうずうしいさま。

扱いづらい【あつかいづらい】扱い辛い

それをうまく扱うことが難しい、という意味の表現。制御が難しい、付き合いにくい、などの意味の語。

当たるも八卦当たらぬも八卦【あたるもはっけあたらぬもはっけ】当るも八卦当らぬも八卦

「八卦」とは占いのこと。当っても、当らなくても、それが占いである、といった意味合い。外れても気にするな、信用するのはほどほどにしておけ、ということ。

当たるも八卦【あたるもはっけ】当るも八卦

「当たるも八卦当たらぬも八卦」の一部分、または略した言い回し。占いの性質を表すことわざで、当っても当らなくても、それが占いである、という意味合い。

当たり所【あたりどころ】当り所,中り所

物が当ったところ。命中した箇所。多く「当たり所が悪く、重体/死亡した」などのような表現で用いられる。

新しめ【あたらしめ】

「新しい」の語幹に接尾辞「め」がついた表現。いくらかそういう感じのするさまを表す。すなわち、割合に新しい感じのするさま、比較的新しい様子。

新しく【あたらしく】

「新しい」の連用形。物事が新規に行われるさま。

婀娜やか【あだやか】

婀娜な感じのするさま。女性が艶かしくて色っぽいさま。

焦りました【あせりました】

不慮の出来事に出くわして慌てた、ということを敬体で叙述する表現。述懐などに用いる。

小豆あん【あずきあん】小豆餡

小豆を炊いて作った餡。あんこ。白餡、うぐいす餡などに対比して言う。単に「餡」と言えば小豆を指すことが多い。

足許を見る【あしもとをみる】あしもとを見る,足元を見る,足下を見る

人の立場上の弱みに付け込むさま。「足許」(または「足元」、「足下」とも)はこの場合、境遇や身の回りの状況などを指す表現。

足手まとい【あしてまとい・あしでまとい】足手纏い

行動の自由を奪うもの、動きを妨げるもの。手足に纏い付くもの。主に厄介者を指す表現。

心ばかりの品【こころばかりのしな】心許りの品

大したものではなく、気持ちを示すための品物。自分から相手へ品物を贈答する時に用いる。「心ばかりの品ですがご笑納ください」、「心ばかりの品を送らせていただきました」のように用いる。

ご隆昌【ごりゅうしょう】御隆昌

「隆昌」の丁寧な表現。手紙や挨拶などで相手の非常に栄えていることを祝う時に用いる。

まずは略儀ながら【まずはりゃくぎながら】

取り急ぎ略式ですが、の意味。ビジネス上の手紙などの文章の終わりに用いることが多い。「まずは略儀ながらお知らせいたします」のように用いる。

ご来臨賜りますよう【ごらいりんたまわりますよう】御来臨賜りますよう

相手に出席して欲しいことを敬っていう言葉。「ご来臨賜りますようお願い申し上げます」のように用いる。

発足の運び【ほっそくのはこび】

団体や組織などが新しく作られて活動に至ったこと。ビジネス上の手紙などで用いることが多い。「この度、左記の通り発足の運びとなりました」のように用いる。

ご寛容【ごかんよう】御寛容

厳しく咎め立てしないで欲しい時に、相手を敬っていう言葉。「ご寛容のほどお願い申し上げます」のように用いる。

ご懇情【ごこんじょう】御懇情

相手の親切な心遣いを敬っていう言葉。「格別のご懇情を賜り厚く御礼申し上げます」のように用いる。

ご高承【ごこうしょう】御高承

相手の承認、承諾を敬っていう言葉。「ご高承をいただきたくお願い申し上げます」のように用いる。

倍旧のご愛顧【ばいきゅうのごあいこ】倍旧の御愛顧

前よりも増してひいきにしてもらいたい時に使う言い回しの1つ。ビジネス上の手紙などで用いることが多い。「本年も倍旧のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます」のように用いる。

是非ご臨席【ぜひごりんせき】ぜひご臨席,是非御臨席,ぜひ御臨席

是が非でも出席してもらいたい時に使う言い回しの1つ。ビジネス上の手紙などで用いることが多い。「是非ご臨席賜りますようお願い申し上げます」のように用いる。

暁には【あかつきには】

物事が成功・実現・成就・完成した時点を指す表現。

アカイカ,赤イカ,赤いか

(1)ムラサキイカのこと。加工食品などとして市場に流通している。市場でアカイカと呼ばれることは稀。
(2)ケンサキイカの別称。
(3)ソデイカの別称。

あおり文【あおりぶん】煽り文

本の帯などに書かれる宣伝文句。購入意欲を煽るための文章。

煽られる【あおられる】

(1)風に吹かれて動く、舞い上がるさま。
(2)人にけしかけられて、そう行動しなければならないような気持ちにされるさま。煽動されるさま。

あいたた

痛い、または痛々しいさまについて言う表現。「あ痛」「あちゃあ」などのようにも言う。

イソ型,イソフォーム,アイソフォーム

たんぱく質で、機能や作用はよく似ているが、構造(たんぱく質中のアミノ酸の並び方)が異なっているもの。酵素については特にアイソザイムと呼ぶ。「iso」は「同じ」といった意味。

脱スーツ【だつスーツ】

ビジネス上スーツを必ず着用するのではなく、もっと気候などに適した服装をすること。スーツを着るべきという固定観念から脱すること。夏に涼しい格好をするなど。

薬石【やくせき】

薬や治療方法。「薬石効なく」の言い回しで用いられる。「石」は鍼(はり)の意とされる。

部屋飲み【へやのみ】

自室または友人宅で飲み会を開くこと。「家飲み」とも言う。金をかけずにくつろいで酒を飲むスタイルとされる。

駆け込み需要【かけこみじゅよう】

急に発生する需要。商品の値上がりやキャンペーン期間終了などを目前にして、その前に商品を購入しようとする人で需要が急に高まること。