2011年3月18日金曜日

急啓【きゅうけい】

手紙の頭語の一つで、緊急の連絡に用いる表現。「急ぎ啓する」、つまり「とり急ぎ申し上げる」の意。急啓の他に「急白」「急呈」などの同様の表現がある。急啓に対して結語は「草々」で結ぶ。

ポンメル,ポメル,pommel

(1)鞍馬についている取っ手。
(2)洋剣や短剣において、柄の端(柄頭に相当する部分)に取り付けられる部品。球型が一般的。主に、重心を調整する重し(カウンターウェイト)として、または武器がすっぽ抜けるのを防ぐノブとして機能する。儀式用の剣の場合、装飾を兼ねることが多い。

国難【こくなん】

国家が抱える危機的状況。多くの国民の命に関わるような、あるいは国家の存亡に関わるような災難。

黙想【もくそう】

黙して、静かに深く思うこと。カトリック系の宗派の宗教行為として用いられる例がある。黙って死者への弔意を示す「黙祷」は一般的な語彙であるが、「黙想」は限定的な場面で用いられるに留まる。

追弔【ついちょう】

生前をしのび、死を悲しむこと。

追悼【ついとう】

死を悼み、悲しむこと。法要を営んだり、会合などにおいて全員で黙祷したりといった形で表されることが多い。

祈念【きねん】

強く念じ、祈ること。「祈願」とも言う。黙って静かに祈念することを「黙祷」という。

黙祷【もくとう】黙とう

無言で祈りを捧げること。特に、死者に対し弔いの意をこめて祈りを捧げること。「黙祷する」もしくは「黙祷を捧げる」などの形で用いられる。

戦後最悪【せんごさいあく】

戦後、つまり第二次世界大戦が終息してから今日に至るまでの間で、最も状況が悪くなっているさま。「戦後最悪の死者数を出した災害」などのように用いられる。

戦後最大【せんごさいだい】

戦後、つまり第二次世界大戦が終息してから現在に至るまでの間で、最も程度が大きいさま。「戦後最大の経済危機」のように表現される。

終戦後【しゅうせんご】

「戦後」に同じ。戦争が終わってから後の期間のこと。特に第二次世界大戦が終わってから現在に至るまでの期間を指すことが多い。

戦後【せんご】

戦争が終わった後。終戦後。日本国内では、もっぱら第二次世界大戦(太平洋戦争)終戦以降の期間を指す。「現在の日本に直結する経済的営み(経済成長)が開始されてから、現在に至るまで」といった意味合いで用いられることが多い。戦後の記録上、最も程度が甚だしいことを「戦後最大の」とか「戦後最悪の」とか表現することがある。

想像を絶する【そうぞうをぜっする】想像を絶す

想像をはるかに超えているさま。想像しているよりもずっと程度が甚だしいさま。苦労や努力、災害における被害などについて言うことが多い表現。

沈静化【ちんせいか】

動揺しているものを落ち着かせること。暴走状態にあるものを制御下に置くこと。

義損

「義捐」(ぎえん)の誤記。義捐は「義援」とも書かれ、善意に基づく寄付といった意味。

復電【ふくでん】

停電の後に電力供給が再開されること。電力系統が復旧すること。

必要なら【ひつようなら】必要ならば

ある事柄を念頭において「もし、そうする必要があれば」といった意味合いで用いられる表現。例えば、「必要なら災害救助隊を派遣する」という表現は、「もし、災害救助隊を派遣するべきだと判断される場合には、災害救助隊を派遣する」のように換言できる。

義損金

「義捐金」(ぎえんきん)の誤記。義捐金は「義援金」とも書かれ、善意からの援助(義捐)のため寄付される金銭を指す。「捐」の字は「喜捨」に似て、「与える」や「捨てる」といった意味合いがある。

人的被害【じんてきひがい】

人に及ぼされる被害。事故や災害などにおける死傷者を指すことが多い。「被害」と言うに及ばない程度である場合は「人的影響」と表現されることもある。

雄々しさ【おおしさ】

力強く、勇ましい様子。雄々しいこと。「雄々し」を元とする「雄々しい」の名詞形。

スリーマイル

一般的には、米国ペンシルバニア州にあるスリーマイル島(Three Mile Island)のこと。1979年の「スリーマイル島原子力発電所事故」と呼ばれる原発事故により世界的に知られている。

国を挙げて【くにをあげて】国をあげて

国民すべて。国家総ぐるみで。

劣悪な状況【れつあくなじょうきょう】

置かれている環境的な条件が品質の劣ったものであるさま。悪い環境下にあるさま。生活の質が悪い、といった場合に用いられる表現。

消火活動【しょうかかつどう】

火災が発生した際、消火(鎮火)のために行われる活動の総称。例として、放水、消火剤の撒布、バケツリレーなど。

兵站線【へいたんせん】

戦場において物資の輸送・供給などを行うため確保される連絡路。転じて、物流全般、または災害が発生した際などに被災地へ支援物資を送り届けるための交通手段などを指すこともある。「兵站」は「ロジスティクス」の訳語である。

武力行使【ぶりょくこうし】

兵隊や兵器などの軍事力を使うこと。武力に訴えること。「軍事力行使」とも言う。

軍事力行使【ぐんじりょくこうし】

軍隊や兵器といった、軍事に関する資源を、実際に動員すること。国家などの、軍による武力行使。

焼け跡【やけあと】焼跡,やけ跡

火災などで焼けた跡。焼けた家屋や樹木、町などの残骸。

内規【ないき】

特定の組織・団体の内部における規定・規則。当の組織・団体の外部には適用されない。

高級感【こうきゅうかん】

品質がよい、等級が高い、といった印象・感想を抱かせる雰囲気。

発着便【はっちゃくびん】

航空機や船舶などの輸送手段(便)のうち、出発する便と到着する便の総称。駅や港を出入りする便。

へい死【へいし】斃死

たおれ死ぬこと。行き倒れになって死ぬ。特に動物が病気などにより突然死することを指す場合が多い。

悲嘆に暮れる【ひたんにくれる】悲嘆にくれる

非常に悲しみ嘆くこと。悲嘆すること。「暮れる」は悲しさや思案などにより長い間正常な思考ができずにいるさま。

弔問記帳【ちょうもんきちょう】

亡くなった人を追悼し、弔意を示すために、用意された帳簿に署名を行うこと。

誤魔化

「誤魔化す」(ごまかす)の語幹。ただし、「誤魔化す」の漢字づかいは、当て字である。「ごまかす」とは不都合を隠したりうやむやにするため取り繕うこと。

失見当識【しっけんとうしき】

今がいつで、ここがどこなのか、現在どういう状況下に置かれているのかが、分からなくなること。見当識を失うこと。認知症や意識障害などで現れる兆候の一つ。

見当識【けんとうしき】

今がいつで、自分がどこに居るのか、どういう状況下に置かれているのか、といった事柄に対するただしい把握・認識。正常な見当識が保てない状態を「失見当識」という。