2011年1月21日金曜日

方相氏【ほうそうし】

平安時代から続いている「追儺」と呼ばれる鬼払いの儀式の際に、鬼を追い払う役目を負った役職の人のこと。当初は鬼を追い払う役目であったが、次第に鬼として追われるようになり、現代行われている節分の豆撒きの原形となったとされている。

鬼門【きもん】

北東の方角のこと。陰陽道において鬼が出入りするとされる方角のこと。八卦では、丑(うし)と寅(とら)の間の方角であるため艮(うしとら)と呼ばれる。なお、鬼門は常に北東と決まっており、方位神が移動することによって毎年方角が変わる恵方とは異なる。

節分お化け【せつぶんおばけ】

もともとは、節分の当日の夜に行われる厄除けの儀式。通常とは異なった服装で寺社へ参拝する。現代では、節分のイベントとしての仮装行列的な側面が強い。

千秋万歳【せんしゅうばんぜい・せんしゅうばんざい】

とてつもなく長い時間のこと。永遠のこと。長生きを祝う言葉としても使われる。なお、浅草の浅草寺で、節分に行われる節分会では、「鬼は外福は内」ではなく「千秋万歳福は内」という掛け声が用いられる。

節分会【せつぶんえ】

節分の際に、主に仏教寺院で執り行われる法会のひとつ。多くの場合、法要とともに豆撒きが行われる。

小括【しょうかつ】

要約(サマリー)といった意味合いで慣用的に用いられる表現。「総括」に対して、部分的、暫定的といった意味合いを含んでいることが多い。

委任契約【いにんけいやく】

業務の処理を委託・承諾が交わされる契約。処理することそのものが契約内容である点が、仕事の完成を契約内容とする「請負契約」と異なる。法律行為の処理を行う契約を委任契約と言い、法律行為ではない処理を行う契約を準委任契約と言う。

太陽黄経【たいようこうけい】

太陽が天球上を通る経路(黄道)を等角に分割した座標。特に春分点を座標ゼロとして360度に当分したものを言う。

啓蒙主義【けいもうしゅぎ】

「啓蒙時代」とも呼ばれる17世紀~18世紀ヨーロッパで広まった、神学に代表される旧来の伝統や権威を理性のもとに批判し、民衆を啓蒙しようする思想。

告訴状不受理問題【こくそじょうふじゅりもんだい】

被害者が申告する告訴状を、警察や検察などの捜査機関が受理しない問題。

単純一罪【たんじゅんいちざい】

罪数の概念で、認識上、罪の一個の構成要素となるもの。複数の単純一罪を包括して一罪として扱う「包括一罪」に対する語。

包括一罪【ほうかついちざい】

刑法における罪数の概念のうち、複数の罪(一罪)が構成要素としてあるように見えるが、全体として一罪として扱うこと。包括して扱わない一罪は包括一罪との対比において「単純一罪」という。包括一罪や単純一罪は1回的に評価される一罪であり、本来的一罪と呼ばれる。

包括的一罪【ほうかつてきいちざい】

刑法に関する用語で、正式には「包括一罪」。「本来的一罪」との混同による誤用か。

傲慢不遜

一般的には「傲岸不遜」(ごうがんふそん)が正しい。「傲岸」も「傲慢」も似たような意味だが、「傲岸」は驕る、角立つ、といった意味を持つ。

中央省庁【ちゅうおうしょうちょう】 中央官庁

日本の国の行政機関。内閣府、総務省、法務省、財務省など。主に地方公共団体と区別するための語として用いられる。

両性具有者【りょうせいぐゆうしゃ】

男女両性の特徴を具えている(具有している)者。両性具有。半陰陽。

ペクチェ

「百済」の韓国語読み。日本語では主に「くだら」または「ひゃくさい」と読む。朝鮮半島南部で4世紀に興ったとされる古代国家。

コニーデ型【コニーデがた】コニーデ式,コニーデ型火山,コニーデ式火山,コニーデ,成層火山

火山地形の一種。噴火による堆積物が火口の周囲に積もっていくことで形成された円錐状の火山。富士山や鳥海山など。

クロキサシリン,cloxacillin

合成ペニシリンの一種。抗生物質として利用される。

オクシタン語【オクシタンご】オキシタン語,オック語

南フランスやイタリアの一部などで話されているロマンス語系統の言語。フランス語の方言とされ、南仏語とも呼ばれてきたが、近年では一個の言語として独立する運動が広まっている。

エリスロポイエチン,エリスロポエチン,erythropoietin

体内で赤血球の産生を調節するホルモン。不足すると貧血などを起こす。エリスロポイエチンは遺伝子組み換え技術により人工的に製造可能となっており、慢性腎不全による貧血症などに対する医薬品として用いられる。

アンビバレント,アンビバレンツ,ambivalent

同じ物事に対して、相反する感情を同時に抱くこと。ambivalent。一人の人物について、好意と嫌悪を同時に持つ、などのような場合が該当する。

その節【そのせつ】

過去のある時点、ある出来事。話し手と聞き手が共に関わっている事柄を指し、「その節はどうも」などと言うように用いられる。