2011年1月19日水曜日

三の午【さんのうま】

2月の3回目の午の日のこと。なお、2月の1回目の午の日を「初午」、2回目の午の日を「二の午」と呼ぶ。

二の午【にのうま】

2月の2回目の午の日のこと。なお、2月の1回目の午の日を「初午」、3回目の午の日を「三の午」と呼ぶ。

恵方【えほう】吉方,兄方,明の方

その年の福徳をつかさどるとされる歳徳神がいる方角のこと。年によって方角が異なる。節分ではこの恵方の方角に向かって恵方巻を食べる。

初午【はつうま】一の午

2月の最初の午の日。もともとは、立春以降の最初の午の日に行われていたが、現在では、2月の最初の午の日のことを差す。稲荷神社で祭礼が行われる。

恵方詣り【えほうまいり】恵方参り

その年の恵方の方角にある寺社に参拝すること。恵方とは、その年の福徳をつかさどるとされる神がいる方角を指す。

歳徳神【としとくじん・とんどさん】恵方神,正月様,神徳,歳神

恵方の方角にいる神。その年の福徳をつかさどるとされる。年により恵方の方角は変わる。なお節分では、恵方の方角に向かって恵方巻を食べる習わしがある。

鶏始乳【にわとりはじめてとやにつく】

七十二候の一つ。二十四節気の大寒の末候にあたり、1月30日~2月3日ごろに相当する。季節は晩冬。鶏始乳は、それ自体としては「鶏が卵を産み始める」などといった意味。また、大寒の初候は「款冬華」と言い、次候は「水沢腹堅」と言う。なお、鶏始乳は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「水沢腹堅」と呼ばれ、「沢に氷が厚く張りつめる」などといった意味である。

水沢腹堅【さわみずこおりつめる】

七十二候の一つ。二十四節気の大寒の次候にあたり、1月25日~1月29日ごろに相当する。季節は晩冬。水沢腹堅は、それ自体としては「沢に氷が厚く張りつめる」などといった意味。また、大寒の初候は「款冬華」と言い、末候は「鶏始乳」と言う。なお、水沢腹堅は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「鷙鳥厲疾」と呼ばれ、「鷲・鷹などが空高く速く飛び始める」などといった意味である。

款冬華【ふきのはなさく】

七十二候の一つ。二十四節気の大寒の初候にあたり、1月20日~1月24日ごろに相当する。季節は晩冬。款冬華は、それ自体としては「蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す」などといった意味。また、大寒の次候は「水沢腹堅」と言い、末候は「鶏始乳」と言う。なお、款冬華は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「鶏始乳」と呼ばれ、「鶏が卵を産み始める」などといった意味である。

雉始雊【きじはじめてなく】

七十二候の一つ。二十四節気の小寒の末候にあたり、1月15日~1月19日ごろに相当する。季節は晩冬。雉始雊は、それ自体としては「雄の雉が鳴き始める」などといった意味。また、小寒の初候は「芹乃栄」と言い、次候は「水泉動」と言う。なお、雉始雊は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「野鶏始雊」と呼ばれ、「雄の雉が鳴き始める」などといった意味である。

水泉動【しみずあたたかをふくむ】

七十二候の一つ。二十四節気の小寒の次候にあたり、1月10日~1月14日ごろに相当する。季節は晩冬。水泉動は、それ自体としては「地中で凍った泉が動き始める」などといった意味。また、小寒の初候は「芹乃栄」と言い、末候は「雉始雊」と言う。なお、水泉動は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「鵲始巣」と呼ばれ、「鵲が巣を作り始める」などといった意味である。

芹乃栄【せりすなわちさかう】

七十二候の一つ。二十四節気の小寒の初候にあたり、1月5日~1月9日ごろに相当する。季節は晩冬。芹乃栄は、それ自体としては「芹がよく生育する」などといった意味。また、小寒の次候は「水泉動」と言い、末候は「雉始雊」と言う。なお、芹乃栄は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「雁北郷」と呼ばれ、「雁が北に渡り始める」などといった意味である。

雪下出麦【ゆきわたりてむぎのびる】

七十二候の一つ。二十四節気の冬至の末候にあたり、12月27日~1月4日ごろに相当する。季節は仲冬。雪下出麦は、それ自体としては「雪の下で麦が芽を出す」などといった意味。また、冬至の初候は「乃東生」と言い、次候は「麋角解」と言う。なお、雪下出麦は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「水泉動」と呼ばれ、「地中で凍った泉が動き始める」などといった意味である。

慶事【けいじ】

祝賀すべきこと。喜びや祝いを表するべき、めでたき事柄。慶するべき事。

彼の地【かのち】かの地

あの場所。あの地。「彼」(か)は遠称の指示代名詞。話しても聞き手もすでに知っているが、どちらにとっても遠い場を示す。

喪失感【そうしつかん】

自己の価値観における大切な人や物、大事にしてきたものごとが失われてしまったという、悲痛な感覚や心境。寂寥感。「まるで心に穴が開いたようだ」などのように形容されることも多い。

口淫【こういん】

オーラルセックスのこと。口を使って性器などを刺激すうること。手を用いる場合は手淫(オナニー)と言う。

単巻変圧器【たんかんへんあつき】

一次巻線と二次巻線が一部共用される設計になっている変圧器。電圧が可変である可変単巻変圧器は、「スライダック」と通称される。

ハウスシック症候群【ハウスシックしょうこうぐん】

一般的には「シックハウス症候群」と呼ばれる。新築住宅やリフォーム後の住居などに起こりやすい、化学物質を主因とする住居内の空気汚染による体調不良のこと。

偏執病【へんしゅうびょう・へんしつびょう】偏執症

パラノイア(Paranoia)。強度の妄想・妄執に囚われる病的状態。精神病の一種として扱われる。

未視感【みしかん】ジャメヴュ,ジャメヴ,ジャメブ,ジャメビュ

見慣れているはずの光景や物事が、まるで未体験の事柄であるかのように感じられること。例えば、いつも通っている道が、見知らぬ街路であるかのような感覚に陥ること。未視感とは逆に、初めての経験を既にどこかで体験しているかのような感覚に陥ることを既視感(デジャヴュ)という。

既視感【きしかん】デジャヴュ,デジャブ,デジャヴ,デジャビュ

未体験の事柄であるはずが、過去にどこかで体験したことがあるかのような感覚を覚えること。これに対して見慣れている筈の物事が初めて体験したものであるかのように感じられることを「ジャメヴュ」(未視感)などという。

言ってる【いってる】

「言っている」を略した形。やや砕けた表現。「言っとる」とも言う。

ご承知おき下さい【ごしょうちおきください】ご承知おきください,ご承知置きください

あらかじめご理解ください、了承しておいてください、といった意味の表現。

アプサント

アブサン(absinthe)の仏語読み。ニガヨモギなどの薬草を原料とするアルコール度数が非常に高い酒。

尚の事【なおのこと】なおの事,尚のこと

さらに。いっそう。「尚」(なお)に同じく、ある条件や仮定のもとに、ますます効果や影響があることを示す表現。

一層の事【いっそのこと・いっそうのこと】一層のこと,いっその事

「いっそ」に同じ。思い切って。程度の問題において極端な提案を挙げる場合などに用いられる。

鼻に掛ける【はなにかける】鼻にかける

得意げになっているさま。自慢がる様子。「鼻にかける」とも書く。

締結【ていけつ】

契約や条約などを結ぶこと。

エキジビション

一般的には「エキシビジョン」と表記する。競技種目において、披露することを主な目的として、勝敗を目的とせずに行われる実演。

石投げの刑【いしなげのけい】石打ちの刑、石撃ちの刑

罪人を半身地に埋め、石を投げつけて徐々に痛め殺す処刑法。イランなど中東地域などで、伝統的に姦通の罪に対する報いとされた刑罰。

策定【さくてい】

事業計画や工業規格などを検討の上決定すること。「規格の策定」「予算策定」などのように用いる。

接栓【せっせん】

コネクタのこと。配線において接続部分に用いる器具。

F型接栓【エフがたせっせん】F型コネクタ

同軸ケーブルを接続するコネクタ(接栓)の一種。テレビの配線などで利用される。導体を直接接続する方式(直付け端子)に比べてインピーダンス整合がよい、延長が可能になるなどの利点がある。F型コネクタとも言う。

解決法【かいけつほう】

問題や困りごとを解決に導くための方法や施策。解決策。打開策。

打開策【だかいさく】

苦境を切り開く(打開する)ための方法や計画。打開案。解決策。解決策。

麋角解【さわしかつのおる】

七十二候の一つ。二十四節気の冬至の次候にあたり、12月27日~1月4日ごろに相当する。季節は仲冬。麋角解は、それ自体としては「大鹿が角を落とす」などといった意味。また、冬至の初候は「乃東生」と言い、末候は「雪下出麦」と言う。なお、麋角解は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「麋角解」と呼ばれる。

乃東生【なつかれくさしょうず】

七十二候の一つ。二十四節気の冬至の初候にあたり、12月22日~12月26日ごろに相当する。季節は仲冬。乃東生は、それ自体としては「夏枯草が芽を出す」などといった意味。また、冬至の次候は「麋角解」と言い、末候は「雪下出麦」と言う。なお、乃東生は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「蚯蚓結」と呼ばれ、「蚯蚓が地中で塊となる」などといった意味である。

鱖魚群【さけのうおむらがる】

七十二候の一つ。二十四節気の大雪の末候にあたり、12月17日~12月21日ごろに相当する。季節は仲冬。鱖魚群は、それ自体としては「鮭が群がり川を上る」などといった意味。また、大雪の初候は「閉塞成冬」と言い、次候は「熊蟄穴」と言う。なお、鱖魚群は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「茘挺出」と呼ばれ、「大韮が芽を出し始める」などといった意味である。

熊蟄穴【くまあなにこもる】

七十二候の一つ。二十四節気の大雪の次候にあたり、12月12日~12月16日ごろに相当する。季節は仲冬。熊蟄穴は、それ自体としては「熊が冬眠のために穴に隠れる」などといった意味。また、大雪の初候は「閉塞成冬」と言い、末候は「鱖魚群」と言う。なお、熊蟄穴は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「虎始交」と呼ばれ、「虎が交尾を始める」などといった意味である。

閉塞成冬【そらさむくふゆとなる】

七十二候の一つ。二十四節気の大雪の初候にあたり、12月7日~12月11日ごろに相当する。季節は仲冬。閉塞成冬は、それ自体としては「天地の気が塞がって冬となる」などといった意味。また、大雪の次候は「熊蟄穴」と言い、末候は「鱖魚群」と言う。なお、閉塞成冬は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「鶡鳥不鳴」と呼ばれ、「やまどりが鳴かなくなる」などといった意味である。

橘始黄【たちばなはじめてきばむ】

七十二候の一つ。二十四節気の小雪の末候にあたり、12月2日~12月6日ごろに相当する。季節は初冬。橘始黄は、それ自体としては「橘の葉が黄葉し始める」などといった意味。また、小雪の初候は「虹蔵不見」と言い、次候は「朔風払葉」と言う。なお、橘始黄は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「閉塞而成冬」と呼ばれ、「天地の気が塞がって冬となる」などといった意味である。

朔風払葉【きたかぜこのはをはらう】

七十二候の一つ。二十四節気の小雪の次候にあたり、11月27日~12月1日ごろに相当する。季節は初冬。朔風払葉は、それ自体としては「北風が木の葉を払い除ける」などといった意味。また、小雪の初候は「虹蔵不見」と言い、末候は「橘始黄」と言う。なお、朔風払葉は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「天気上勝地気下降」と呼ばれ、「天地の寒暖が逆になる」などといった意味である。

虹蔵不見【にじかくいれてみえず】

七十二候の一つ。二十四節気の小雪の初候にあたり、11月22日~11月26日ごろに相当する。季節は初冬。虹蔵不見は、それ自体としては「虹を見かけなくなる」などといった意味。また、小雪の次候は「朔風払葉」と言い、末候は「橘始黄」と言う。なお、虹蔵不見は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「虹蔵不見」と呼ばれる。

金盞香【きんせんかさく】

七十二候の一つ。二十四節気の立冬の末候にあたり、11月17日~11月21日ごろに相当する。季節は初冬。金盞香は、それ自体としては「水仙の花が咲く」などといった意味。また、立冬の初候は「山茶始開」と言い、次候は「地始凍」と言う。なお、金盞香は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「野鶏入水為蜃」と呼ばれ、「雉が海に入って大蛤になる」などといった意味である。

地始凍【ちはじめてこおる】

七十二候の一つ。二十四節気の立冬の次候にあたり、11月12日~11月16日ごろに相当する。季節は初冬。地始凍は、それ自体としては「大地が凍り始める」などといった意味。また、立冬の初候は「山茶始開」と言い、末候は「金盞香」と言う。なお、地始凍は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「地始凍」と呼ばれる。

山茶始開【つばきはじめてひらく】

七十二候の一つ。二十四節気の立冬の初候にあたり、11月7日~11月11日ごろに相当する。季節は初冬。山茶始開は、それ自体としては「山茶花が咲き始める」などといった意味。また、立冬の次候は「地始凍」と言い、末候は「金盞香」と言う。なお、山茶始開は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「水始氷」と呼ばれ、「水が凍り始める」などといった意味である。

楓蔦黄【もみじつたきばむ】

七十二候の一つ。二十四節気の霜降の末候にあたり、11月2日~11月6日ごろに相当する。季節は晩秋。楓蔦黄は、それ自体としては「もみじや蔦が黄葉する」などといった意味。また、霜降の初候は「霜始降」と言い、次候は「霎時施」と言う。なお、楓蔦黄は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「蟄虫咸俯」と呼ばれ、「虫がみな穴に潜って動かなくなる」などといった意味である。

霎時施【こさめときどきふる】

七十二候の一つ。二十四節気の霜降の次候にあたり、10月28日~11月1日ごろに相当する。季節は晩秋。霎時施は、それ自体としては「小雨がしとしと降る」などといった意味。また、霜降の初候は「霜始降」と言い、末候は「楓蔦黄」と言う。なお、霎時施は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「草木黄落」と呼ばれ、「草木の葉が黄ばんで落ち始める」などといった意味である。

霜始降【しもはじめてふる】

七十二候の一つ。二十四節気の霜降の初候にあたり、10月23日~10月27日ごろに相当する。季節は晩秋。霜始降は、それ自体としては「霜が降り始める」などといった意味。また、霜降の次候は「霎時施」と言い、末候は「楓蔦黄」と言う。なお、霜始降は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「豺乃祭獣」と呼ばれ、「山犬が捕らえた獣を並べて食べる」などといった意味である。

蟋蟀在戸【きりぎりすとにあり】

七十二候の一つ。二十四節気の寒露の末候にあたり、10月18日~10月22日ごろに相当する。季節は晩秋。蟋蟀在戸は、それ自体としては「蟋蟀が戸の辺りで鳴く」などといった意味。また、寒露の初候は「鴻雁来」と言い、次候は「菊花開」と言う。なお、蟋蟀在戸は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「菊有黄華」と呼ばれ、「菊の花が咲き出す」などといった意味である。

菊花開【きくのはなひらく】

七十二候の一つ。二十四節気の寒露の次候にあたり、10月13日~10月17日ごろに相当する。季節は晩秋。菊花開は、それ自体としては「菊の花が咲く」などといった意味。また、寒露の初候は「鴻雁来」と言い、末候は「蟋蟀在戸」と言う。なお、菊花開は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「雀入大水為蛤」と呼ばれ、「雀が海に入って蛤になる」などといった意味である。

鴻雁来【こうがんきたる】

七十二候の一つ。二十四節気の寒露の初候にあたり、10月8日~10月12日ごろに相当する。季節は晩秋。鴻雁来は、それ自体としては「雁が飛来し始める」などといった意味。また、寒露の次候は「菊花開」と言い、末候は「蟋蟀在戸」と言う。なお、鴻雁来は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「鴻雁来賓」と呼ばれ、「雁が多数飛来して客人となる」などといった意味である。

水始涸【みずはじめてかるる】

七十二候の一つ。二十四節気の秋分の末候にあたり、10月3日~10月7日ごろに相当する。季節は仲秋。水始涸は、それ自体としては「田畑の水を干し始める」などといった意味。また、秋分の初候は「雷乃収声」と言い、次候は「蟄虫坏戸」と言う。なお、水始涸は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「水始涸」と呼ばれる。

蟄虫坏戸【むしかくれてとをふさぐ】

七十二候の一つ。二十四節気の秋分の次候にあたり、9月28日~10月2日ごろに相当する。季節は仲秋。蟄虫坏戸は、それ自体としては「虫が土中に掘った穴をふさぐ」などといった意味。また、秋分の初候は「雷乃収声」と言い、末候は「水始涸」と言う。なお、蟄虫坏戸は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「蟄虫坏戸」と呼ばれる。

雷乃収声【かみなりすなわちこえをおさむ】

七十二候の一つ。二十四節気の秋分の初候にあたり、9月23日~9月27日ごろに相当する。季節は仲秋。雷乃収声は、それ自体としては「雷が鳴り響かなくなる」などといった意味。また、秋分の次候は「蟄虫坏戸」と言い、末候は「水始涸」と言う。なお、雷乃収声は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「雷乃収声」と呼ばれる。

玄鳥去【つばめさる】

七十二候の一つ。二十四節気の白露の末候にあたり、9月18日~9月22日ごろに相当する。季節は仲秋。玄鳥去は、それ自体としては「燕が南へ帰って行く」などといった意味。また、白露の初候は「草露白」と言い、次候は「鶺鴒鳴」と言う。なお、玄鳥去は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「羣鳥養羞」と呼ばれ、「多くの鳥が食べ物を蓄える」などといった意味である。

鶺鴒鳴【せきれいなく】

七十二候の一つ。二十四節気の白露の次候にあたり、9月13日~9月17日ごろに相当する。季節は仲秋。鶺鴒鳴は、それ自体としては「鶺鴒(せきれい)が鳴き始める」などといった意味。また、白露の初候は「草露白」と言い、末候は「玄鳥去」と言う。なお、鶺鴒鳴は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「玄鳥帰」と呼ばれ、「燕が南へ帰って行く」などといった意味である。

草露白【くさのつゆしろし】

七十二候の一つ。二十四節気の白露の初候にあたり、9月7日~9月12日ごろに相当する。季節は仲秋。草露白は、それ自体としては「草に降りた露が白く光る」などといった意味。また、白露の次候は「鶺鴒鳴」と言い、末候は「玄鳥去」と言う。なお、草露白は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「鴻雁来」と呼ばれ、「雁が飛来し始める」などといった意味である。

禾乃登【こくものすなわちみのる】

七十二候の一つ。二十四節気の処暑の末候にあたり、9月2日~9月6日ごろに相当する。季節は初秋。禾乃登は、それ自体としては「稲が実る」などといった意味。また、処暑の初候は「綿柎開」と言い、次候は「天地始粛」と言う。なお、禾乃登は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「禾乃登」と呼ばれる。

天地始粛【てんちはじめてさむし】

七十二候の一つ。二十四節気の処暑の次候にあたり、8月28日~9月1日ごろに相当する。季節は初秋。天地始粛は、それ自体としては「ようやく暑さが鎮まる」などといった意味。また、処暑の初候は「綿柎開」と言い、末候は「禾乃登」と言う。なお、天地始粛は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「天地始粛」と呼ばれる。

綿柎開【わたのはなしべひらく】

七十二候の一つ。二十四節気の処暑の初候にあたり、8月23日~8月27日ごろに相当する。季節は初秋。綿柎開は、それ自体としては「綿を包む咢(がく)が開く」などといった意味。また、処暑の次候は「天地始粛」と言い、末候は「禾乃登」と言う。なお、綿柎開は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「鷹乃祭鳥」と呼ばれ、「鷹が捕らえた鳥を並べて食べる」などといった意味である。

蒙霧升降【ふかききりまとう】

七十二候の一つ。二十四節気の立秋の末候にあたり、8月18日~8月22日ごろに相当する。季節は初秋。蒙霧升降は、それ自体としては「深い霧が立ち込める」などといった意味。また、立秋の初候は「涼風至」と言い、次候は「寒蝉鳴」と言う。なお、蒙霧升降は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「寒蝉鳴」と呼ばれ、「蜩が鳴き始める」などといった意味である。

寒蝉鳴【ひぐらしなく】

七十二候の一つ。二十四節気の立秋の次候にあたり、8月12日~8月17日ごろに相当する。季節は初秋。寒蝉鳴は、それ自体としては「蜩が鳴き始める」などといった意味。また、立秋の初候は「涼風至」と言い、末候は「蒙霧升降」と言う。なお、寒蝉鳴は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「白露降」と呼ばれ、「朝露が降り始める」などといった意味である。

涼風至【すずかぜいたる】

七十二候の一つ。二十四節気の立秋の初候にあたり、8月7日~8月11日ごろに相当する。季節は初秋。涼風至は、それ自体としては「涼しい風が立ち始める」などといった意味。また、立秋の次候は「寒蝉鳴」と言い、末候は「蒙霧升降」と言う。なお、涼風至は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「涼風至」と呼ばれる。

大雨時行【たいうときどきふる】

七十二候の一つ。二十四節気の大暑の末候にあたり、8月2日~8月6日ごろに相当する。季節は晩夏。大雨時行は、それ自体としては「時として大雨が降る」などといった意味。また、大暑の初候は「桐始結花」と言い、次候は「土潤溽暑」と言う。なお、大雨時行は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「大雨時行」と呼ばれる。

土潤溽暑【つちうるおうてむしあつし】

七十二候の一つ。二十四節気の大暑の次候にあたり、7月28日~8月1日ごろに相当する。季節は晩夏。土潤溽暑は、それ自体としては「土が湿って蒸暑くなる」などといった意味。また、大暑の初候は「桐始結花」と言い、末候は「大雨時行」と言う。なお、土潤溽暑は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「土潤溽暑」と呼ばれる。

桐始結花【きりはじめてはなをむすぶ】

七十二候の一つ。二十四節気の大暑の初候にあたり、7月23日~7月27日ごろに相当する。季節は晩夏。桐始結花は、それ自体としては「桐の実が生り始める」などといった意味。また、大暑の次候は「土潤溽暑」と言い、末候は「大雨時行」と言う。なお、桐始結花は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「腐草為蛍」と呼ばれ、「腐った草が蒸れ蛍となる」などといった意味である。

鷹乃学習【たかすなわちたくしゅうす】

七十二候の一つ。二十四節気の小暑の末候にあたり、7月17日~7月22日ごろに相当する。季節は晩夏。鷹乃学習は、それ自体としては「鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える」などといった意味。また、小暑の初候は「温風至」と言い、次候は「蓮始開」と言う。なお、鷹乃学習は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「鷹乃学習」と呼ばれる。

蓮始開【はすはじめてひらく】

七十二候の一つ。二十四節気の小暑の次候にあたり、7月12日~7月16日ごろに相当する。季節は晩夏。蓮始開は、それ自体としては「蓮の花が開き始める」などといった意味。また、小暑の初候は「温風至」と言い、末候は「鷹乃学習」と言う。なお、蓮始開は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「蟋蟀居壁」と呼ばれ、「蟋蟀が壁で鳴く」などといった意味である。

温風至【あつかぜいたる】

七十二候の一つ。二十四節気の小暑の初候にあたり、7月7日~7月11日ごろに相当する。季節は晩夏。温風至は、それ自体としては「暖い風が吹いて来る」などといった意味。また、小暑の次候は「蓮始開」と言い、末候は「鷹乃学習」と言う。なお、温風至は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「温風至」と呼ばれる。

半夏生【はんげしょうず】

七十二候の一つ。二十四節気の夏至の末候にあたり、7月2日~7月6日ごろに相当する。季節は仲夏。半夏生は、それ自体としては「烏柄杓が生える」などといった意味。また、夏至の初候は「乃東枯」と言い、次候は「菖蒲華」と言う。なお、半夏生は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「半夏生」と呼ばれる。

菖蒲華【あやめはなさく】

七十二候の一つ。二十四節気の夏至の次候にあたり、6月26日~7月1日ごろに相当する。季節は仲夏。菖蒲華は、それ自体としては「あやめの花が咲く」などといった意味。また、夏至の初候は「乃東枯」と言い、末候は「半夏生」と言う。なお、菖蒲華は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「蜩始鳴」と呼ばれ、「蝉が鳴き始める」などといった意味である。

乃東枯【なつかれくさかるる】

七十二候の一つ。二十四節気の夏至の初候にあたり、6月21日~6月25日ごろに相当する。季節は仲夏。乃東枯は、それ自体としては「夏枯草が枯れる」などといった意味。また、夏至の次候は「菖蒲華」と言い、末候は「半夏生」と言う。なお、乃東枯は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「鹿角解」と呼ばれ、「鹿が角を落とす」などといった意味である。

梅子黄【うめのみきなり】

七十二候の一つ。二十四節気の芒種の末候にあたり、6月16日~6月20日ごろに相当する。季節は仲夏。梅子黄は、それ自体としては「梅の実が黄ばんで熟す」などといった意味。また、芒種の初候は「螳螂生」と言い、次候は「腐草為蛍」と言う。なお、梅子黄は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「反舌無声」と呼ばれ、「鶯が鳴かなくなる」などといった意味である。

腐草為蛍【かれたるくさほたるとなる】

七十二候の一つ。二十四節気の芒種の次候にあたり、6月11日~6月15日ごろに相当する。季節は仲夏。腐草為蛍は、それ自体としては「腐った草が蒸れ蛍になる」などといった意味。また、芒種の初候は「螳螂生」と言い、末候は「梅子黄」と言う。なお、腐草為蛍は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「鵙始鳴」と呼ばれ、「鵙が鳴き始める」などといった意味である。

螳螂生【かまきりしょうず】

七十二候の一つ。二十四節気の芒種の初候にあたり、6月5日~6月10日ごろに相当する。季節は仲夏。螳螂生は、それ自体としては「螳螂が生まれ出る」などといった意味。また、芒種の次候は「腐草為蛍」と言い、末候は「梅子黄」と言う。なお、螳螂生は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「螳螂生」と呼ばれる。

麦秋至【ばくしゅういたる】

七十二候の一つ。二十四節気の小満の末候にあたり、5月31日~6月4日ごろに相当する。季節は初夏。麦秋至は、それ自体としては「麦が熟し麦秋となる」などといった意味。また、小満の初候は「蚕起食桑」と言い、次候は「紅花栄」と言う。なお、麦秋至は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「小暑至」と呼ばれ、「ようやく暑さが加わり始める」などといった意味である。

紅花栄【べにばなさかう】

七十二候の一つ。二十四節気の小満の次候にあたり、5月26日~5月30日ごろに相当する。季節は初夏。紅花栄は、それ自体としては「紅花が盛んに咲く」などといった意味。また、小満の初候は「蚕起食桑」と言い、末候は「麦秋至」と言う。なお、紅花栄は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「靡草死」と呼ばれ、「薺(なずな)など田に生える草が枯れる」などといった意味である。

蚕起食桑【かいこおきてくわをはむ】

七十二候の一つ。二十四節気の小満の初候にあたり、5月21日~5月25日ごろに相当する。季節は初夏。蚕起食桑は、それ自体としては「蚕が桑を盛んに食べ始める」などといった意味。また、小満の次候は「紅花栄」と言い、末候は「麦秋至」と言う。なお、蚕起食桑は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「苦菜秀」と呼ばれ、「苦菜(にがな)がよく茂る」などといった意味である。

竹笋生【たけのこしょうず】

七十二候の一つ。二十四節気の立夏の末候にあたり、5月16日~5月20日ごろに相当する。季節は初夏。竹笋生は、それ自体としては「筍が生えて来る」などといった意味。また、立夏の初候は「蛙始鳴」と言い、次候は「蚯蚓出」と言う。なお、竹笋生は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「王瓜生」と呼ばれ、「王瓜(からすうり)の実が生り始める」などといった意味である。

蚯蚓出【みみずいずる】

七十二候の一つ。二十四節気の立夏の次候にあたり、5月10日~5月15日ごろに相当する。季節は初夏。蚯蚓出は、それ自体としては「蚯蚓が地上に這出る」などといった意味。また、立夏の初候は「蛙始鳴」と言い、末候は「竹笋生」と言う。なお、蚯蚓出は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「蚯蚓出」と呼ばれる。

蛙始鳴【かわずはじめてなく】

七十二候の一つ。二十四節気の立夏の初候にあたり、5月5日~5月9日ごろに相当する。季節は初夏。蛙始鳴は、それ自体としては「蛙が鳴き始める」などといった意味。また、立夏の次候は「蚯蚓出」と言い、末候は「竹笋生」と言う。なお、蛙始鳴は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「螻蟈鳴」と呼ばれ、「雨蛙が鳴き始める」などといった意味である。

牡丹華【ぼたんはなさく】

七十二候の一つ。二十四節気の穀雨の末候にあたり、4月30日~5月4日ごろに相当する。季節は晩春。牡丹華は、それ自体としては「牡丹の花が咲く」などといった意味。また、穀雨の初候は「葭始生」と言い、次候は「霜止出苗」と言う。なお、牡丹華は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「戴勝降于桑」と呼ばれ、「郭公が桑の木に止って蚕を生む」などといった意味である。

霜止出苗【しもやみてなえいずる】

七十二候の一つ。二十四節気の穀雨の次候にあたり、4月25日~4月29日ごろに相当する。季節は晩春。霜止出苗は、それ自体としては「霜が終り稲の苗が生長する」などといった意味。また、穀雨の初候は「葭始生」と言い、末候は「牡丹華」と言う。なお、霜止出苗は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「鳴鳩払其羽」と呼ばれ、「鳴鳩(いかる)が羽を払う」などといった意味である。

葭始生【あしはじめてしょうず】

七十二候の一つ。二十四節気の穀雨の初候にあたり、4月20日~4月24日ごろに相当する。季節は晩春。葭始生は、それ自体としては「葦が芽を吹き始める」などといった意味。また、穀雨の次候は「霜止出苗」と言い、末候は「牡丹華」と言う。なお、葭始生は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「萍始生」と呼ばれ、「浮き草が芽を出し始める」などといった意味である。

虹始見【にじはじめてあらわる】

七十二候の一つ。二十四節気の清明の末候にあたり、4月15日~4月19日ごろに相当する。季節は晩春。虹始見は、それ自体としては「雨の後に虹が出始める」などといった意味。また、清明の初候は「玄鳥至」と言い、次候は「鴻雁北」と言う。なお、虹始見は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「虹始見」と呼ばれる。

鴻雁北【こうがんかえる】

七十二候の一つ。二十四節気の清明の次候にあたり、4月10日~4月14日ごろに相当する。季節は晩春。鴻雁北は、それ自体としては「雁が北へ渡って行く」などといった意味。また、清明の初候は「玄鳥至」と言い、末候は「虹始見」と言う。なお、鴻雁北は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「田鼠化為鴽」と呼ばれ、「熊鼠が鶉になる」などといった意味である。

玄鳥至【つばめきたる】

七十二候の一つ。二十四節気の清明の初候にあたり、4月5日~4月9日ごろに相当する。季節は晩春。玄鳥至は、それ自体としては「燕が南からやって来る」などといった意味。また、清明の次候は「鴻雁北」と言い、末候は「虹始見」と言う。なお、玄鳥至は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「桐始華」と呼ばれ、「桐の花が咲き始める」などといった意味である。

雷乃発声【かみなりすなわちこえをはっす】

七十二候の一つ。二十四節気の春分の末候にあたり、3月30日~4月4日ごろに相当する。季節は仲春。雷乃発声は、それ自体としては「遠くで雷の音がし始める」などといった意味。また、春分の初候は「雀始巣」と言い、次候は「桜始開」と言う。なお、雷乃発声は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「始雷」と呼ばれ、「稲光が初めて光る」などといった意味である。

桜始開【さくらはじめてひらく】

七十二候の一つ。二十四節気の春分の次候にあたり、3月25日~3月29日ごろに相当する。季節は仲春。桜始開は、それ自体としては「桜の花が咲き始める」などといった意味。また、春分の初候は「雀始巣」と言い、末候は「雷乃発声」と言う。なお、桜始開は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「雷乃発声」と呼ばれ、「遠くで雷の音がし始める」などといった意味である。

雀始巣【すずめはじめてすくう】

七十二候の一つ。二十四節気の春分の初候にあたり、3月20日~3月24日ごろに相当する。季節は仲春。雀始巣は、それ自体としては「雀が巣を構え始める」などといった意味。また、春分の次候は「桜始開」と言い、末候は「雷乃発声」と言う。なお、雀始巣は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「玄鳥至」と呼ばれ、「燕が南からやって来る」などといった意味である。

菜虫化蝶【なむしちょうとなる】

七十二候の一つ。二十四節気の啓蟄の末候にあたり、3月15日~3月19日ごろに相当する。季節は仲春。菜虫化蝶は、それ自体としては「青虫が羽化して紋白蝶になる」などといった意味。また、啓蟄の初候は「蟄虫啓戸」と言い、次候は「桃始笑」と言う。なお、菜虫化蝶は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「鷹化為鳩」と呼ばれ、「鷹が郭公に姿を変える」などといった意味である。

桃始笑【ももはじめてさく】

七十二候の一つ。二十四節気の啓蟄の次候にあたり、3月10日~3月14日ごろに相当する。季節は仲春。桃始笑は、それ自体としては「桃の花が咲き始める」などといった意味。また、啓蟄の初候は「蟄虫啓戸」と言い、末候は「菜虫化蝶」と言う。なお、桃始笑は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「倉庚鳴」と呼ばれ、「山里で鶯が鳴き始める」などといった意味である。

蟄虫啓戸【すごもりむしとをひらく】

七十二候の一つ。二十四節気の啓蟄の初候にあたり、3月5日~3月9日ごろに相当する。季節は仲春。蟄虫啓戸は、それ自体としては「冬蘢りの虫が出て来る」などといった意味。また、啓蟄の次候は「桃始笑」と言い、末候は「菜虫化蝶」と言う。なお、蟄虫啓戸は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「桃始華」と呼ばれ、「桃の花が咲き始める」などといった意味である。

草木萠動【そうもくめばえいずる】

七十二候の一つ。二十四節気の雨水の末候にあたり、2月28日~3月4日ごろに相当する。季節は初春。草木萠動は、それ自体としては「草木が芽吹き始める」などといった意味。また、雨水の初候は「土脉潤起」と言い、次候は「霞始靆」と言う。なお、草木萠動は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「草木萠動」と呼ばれる。

霞始靆【かすみはじめてたなびく】

七十二候の一つ。二十四節気の雨水の次候にあたり、2月23日~2月27日ごろに相当する。季節は初春。霞始靆は、それ自体としては「霞がたなびき始める」などといった意味。また、雨水の初候は「土脉潤起」と言い、末候は「草木萠動」と言う。なお、霞始靆は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「鴻雁来」と呼ばれ、「雁が飛来し始める」などといった意味である。

土脉潤起【つちのしょううるおいおこる】

七十二候の一つ。二十四節気の雨水の初候にあたり、2月18日~2月22日ごろに相当する。季節は初春。土脉潤起は、それ自体としては「雨が降って土が湿り気を含む」などといった意味。また、雨水の次候は「霞始靆」と言い、末候は「草木萠動」と言う。なお、土脉潤起は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「獺祭魚」と呼ばれ、「獺が捕らえた魚を並べて食べる」などといった意味である。

魚上氷【うおこおりをはいずる】

七十二候の一つ。二十四節気の立春の末候にあたり、2月13日~2月17日ごろに相当する。季節は初春。魚上氷は、それ自体としては「割れた氷の間から魚が飛び出る」などといった意味。また、立春の初候は「東風解凍」と言い、次候は「黄鶯睍睆」と言う。なお、魚上氷は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「魚上氷」と呼ばれる。

黄鶯睍睆【おうこうけんかんす】

七十二候の一つ。二十四節気の立春の次候にあたり、2月9日~2月12日ごろに相当する。季節は初春。黄鶯睍睆は、それ自体としては「鶯が山里で鳴き始める」などといった意味。また、立春の初候は「東風解凍」と言い、末候は「魚上氷」と言う。なお、黄鶯睍睆は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「蟄虫始振」と呼ばれ、「冬蘢りの虫が動き始める」などといった意味である。

東風解凍【はるかぜこおりをとく】

七十二候の一つ。二十四節気の立春の初候にあたり、2月4日~2月8日ごろに相当する。季節は初春。東風解凍は、それ自体としては「東風が厚い氷を解かし始める」などといった意味。また、立春の次候は「黄鶯睍睆」と言い、末候は「魚上氷」と言う。なお、東風解凍は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「東風解凍」と呼ばれる。