2011年3月31日木曜日

喫緊の課題【きっきんのかだい】

急いで解決する必要がある、切迫した問題。差し迫った課題。「喫緊事」「緊要な問題」などとも言う。

減らず口をきく【へらずぐちをきく】減らず口を利く,へらず口をきく

「減らず口をたたく」に同じ。負け惜しみなどで理屈をあれこれ述べ立てることを指す表現。

減らず口をたたく【へらずぐちをたたく】へらず口をたたく,減らず口を叩く

負け惜しみや強がりの屁理屈を述べ立てること。「減らず口をきく」とも言う。

来年度【らいねんど】

現在の年度の次にくる、特定の区切りを持った1年間。次の年度。「翌年度」「次年度」などとも言う。「年度」は任意の時点で区切られる1年を指す表現。

不法占拠【ふほうせんきょ】

法的な権利や根拠がなく、土地を占拠すること。

屋上屋を架す【おくじょうおくをかす】屋上屋を架する,屋上に屋を架す

屋根があるのに、その上にさらに屋根を架けること。機能が重複していて無駄であることのたとえ。「顔氏家訓」などに見られる故事成語で、「屋下に屋を架す」の表現がより元の形に近い。
「屋上屋を重ねる」などとも表現される。

屋上屋を重ねる【おくじょうおくをかさねる】屋上に屋を重ねる

「屋上屋を架す」に同じ。屋根の上に、もう一つ屋根を設けるように、無駄なものをこしらえること。「屋下に屋を架す」とも言う。

政見【せいけん】

政治に携わる上での見解。選挙において、立候補者がテレビ・ラジオなどを通じて政見を発表するものを「政見放送」という。

2011年3月30日水曜日

三者凡退【さんしゃぼんたい】3者凡退

野球で、1イニングに打席に立ったバッターが3人とも出塁することなくアウトを取られて攻撃が終了すること。

ピストン輸送【ピストンゆそう】

レシプロエンジンのシリンダーのように、輸送機関を休みなく往復させて、モノやヒトを次々を輸送すること。

避難所【ひなんじょ】避難場所

避難者が仮に身を置く場所や施設。「広域避難場所」のように公園などの空間を指す場合や、寝泊りするために提供される施設を指す場合などがある。震災などでは被災者が家を失い、被災地を離れて、避難所での生活を余儀なくされる場合も多く発生する。

避難者【ひなんしゃ】

危難を逃れるため、他の場所へ移った人。避難した人。災害に遭っている場合は被災者(罹災者)とも言う。

節電効果【せつでんこうか】

節電による効果。電気利用者が電力消費をできるだけ抑えるよう努める(節電する)ことで、電力消費量の抑制に効き目があらわれること。節電により期待される効果が得られた様子を「節電効果があった」「節電効果が大きい」などと表現する。

長期化必至【ちょうきかひっし】

取り組んでいる問題がすぐには解消せず、期間が長引くことが確実である、という場合に用いられる表現。「長期化は避けられない」のように表現されることもある。

節電対策【せつでんたいさく】

節電を行うために行う対策。節電の手段。

慈善試合【じぜんじあい】

スポーツなどで、勝敗を決めるためではなく、人を助けたりいたわったりするために行われる試合。楽しみを提供するためドリームマッチを組んだり、収益を寄付したりする場合も多い。

緊急避難的【きんきゅうひなんてき】

緊急時に、差し迫った危機を回避するための止むを得ない措置として、行動を取るさま。「緊急避難」は法律用語。

玉突き【たまつき】

撞球(ビリヤード)のこと。転じて、同じ運動を次から次へと伝えて行くさま。特に車の連続的な追突事故を「玉突き事故」と言う。

2011年3月29日火曜日

タコ部屋【タコべや】たこ部屋

長時間にわたり行動の自由を奪われ使役される過酷な労働状況。タコ部屋労働とも言う。語源は諸説あるが定かでない。

神のみぞ知る【かみのみぞしる】

「神だけが知っている」、つまり人間には知る由もない、といった意味合いの表現。「ぞ」は強意の表現。

身元確認【みもとかくにん】

その人の生まれや家といった素性を確認すること。特に、遺体が誰であるかを明らかにすること。

両立困難【りょうりつこんなん】

二つの物事をどちらも支障なく成立させることが難しい状況。両立が困難であるさま。

配管トンネル【はいかんトンネル】

主に配管を通す目的で設けられたトンネル。

憂うべき【うれうべき】

行く末を心配するべき、不安視すべき、といった意味で用いられる表現。「憂慮すべき」とも言う。危機感をもって当たるべきだという見解を表明する際などに用いられる。

2011年3月28日月曜日

区割り【くわり】

土地をいくつかの地区に小分けにすること。特に、衆議院選挙などにおいて選挙区間の分割をし直すこと。

砂泥【さでい】

砂および泥。川や池などの水底などでよく見られる。地震による液状化現象でも水などと共に砂泥が噴出することがある。

慶弔費【けいちょうひ】慶弔費用

付き合いのある人の冠婚葬祭に際して贈られる金品。祝い事(慶事)における祝儀、または葬儀(弔事)における香典など。慶弔費の支出は交際費として扱うのが一般的。

出荷制限【しゅっかせいげん】

(1)商品を市場に出ないようにすること。特に、農産品などの市場への出荷を一部認めず、流通させないようにする措置。
(2)運送会社などにおいて、荷物の積み出しを行わないこと。

閑古鳥が鳴く【かんこどりがなく】かんこ鳥が鳴く

商店や旅館などで客足がなく、商売がはやっていないさま。寂れた様子。「閑古鳥」はカッコウの異称。

罹災証明申請【りさいしょうめいしんせい】り災証明申請

罹災証明書(り災証明書)の発行を求める申請。罹災証明書が発行されると、損壊の程度に応じた生活再建資金の支給を受けることができるようになる。

閑古鳥【かんこどり】かんこ鳥

カッコウの異名。店や街などで商売がはやらず、客足がなく、すっかり寂れた様子を「閑古鳥が鳴く」という。語源としては、カッコウの鳴き声がある種の侘しさを感じさせるからという説が有力。

無洗米【むせんまい】

米と研ぐ作業を省いて炊くことができる米。研ぐ手間やとぎ水などを省くことができる。

安置台【あんちだい】

仏像や地蔵、あるいは、遺体や遺骨などを乗せて置くための台。安置するための場所は「安置所」という。

飛程【ひてい】

荷電粒子が運動エネルギーを失って静止するまでに進む距離。放射線の拡散距離などを指す。

葉ワサビ【はワサビ】葉山葵,葉わさび

葉を食用とするワサビ(山葵)。春先の旬の食材。花をつけたものは「花ワサビ」とも言う。

花ワサビ【はなわさび】花わさび,花山葵,ハナワサビ

ワサビ(山葵)のうち、春先につけた花を食用とするもの。ワサビはアブラナ科の多年草。春先の旬。葉を食用とするものは「葉ワサビ」と呼ぶ。

たまり水【たまりみず】溜まり水,溜り水

滞留している水、流れることなくその場にあり続ける水。「水たまり」とも言う。

2011年3月26日土曜日

お家【おいえ】御家

君主の家、大名家など、身分の高い者の家。主に江戸時代に用いられた語だが、最近でも「お家騒動」などのように慣用的に用いられる。

だだちゃ豆【だだちゃまめ】だだ茶豆

枝豆として食される大豆の一種。産地によって品質に大きな差があるとされ、山形県鶴岡市辺りで採れるだだちゃ豆が特に良質といわれている。

ろう城【ろうじょう】籠城

建物の中などに閉じこもること。元は合戦において城内に立てこもり応戦することを指した。現在では活動拠点から断固として離れないといった意味でも用いる。

輪番操業【りんばんそうぎょう】

複数の工場、または複数の企業などが、順番に操業を行うこと。ある企業または工場などが操業している場合は、他の企業・工場は休業するようにし、それを順番に行うこと。輪番制で操業をすること。

2011年3月25日金曜日

収益金【しゅうえききん】

収益として得た金銭・金額。儲け。単に「収益」と呼ばれることも多い。

2011年3月23日水曜日

影響ないレベル【えいきょうないレベル】影響のないレベル,影響がないレベル

「この程度であれば、懸念されているような被害や影響がもたらされることはない」といった趣旨の表現。化学物質や放射性物質の外部流出による周辺地域への影響、などのような事案について用いられることが多い。

似たような言い回しに「ただちに健康に影響が出るものではない」のような表現もある。

塩きのこ【しおきのこ】塩キノコ

軽く湯通ししたキノコに塩を振ったもの。ある程度日持ちし、多くの料理に合う。

茎立菜【くきたちな】茎立ち菜

アブラナ科に属し、春先に採れる葉物野菜。「かき菜」の一品種とされる。柔らかくて美味。茎の伸びはじめた菜っ葉全般を指す場合もある。

葉菜【ようさい】

「葉菜類」のこと。「葉物野菜」とも呼ばれる。主に葉を食用とする野菜で、例としてはホウレンソウやチンゲンサイなどがある。

葉物【はもの】

植物のうち葉を主な利用目的とするもの。特に葉を食用とする野菜のこと。「葉物野菜」「葉菜類」「葉菜」あるいは「なっぱ」などとも言う。または、花ではなく葉を主に鑑賞する「観葉植物」を指すこともある。

2011年3月22日火曜日

露地物ホウレンソウ【ろじものホウレンソウ】露地物ほうれん草,路地物ほうれんそう

露地栽培で栽培した「露地物」のホウレンソウ。ビニールハウスで栽培する(ハウス栽培の)栽培手法に対する表現。

露地物【ろじもの】露地物野菜

露地栽培によって栽培された野菜。ビニールハウスなどで保護・管理せず、自然の気候の中で栽培する。昼夜の寒暖差や風雨などにさらされるが、日光の恩恵などを享受しやすい。

類を見ない【るいをみない】

似たようなもの、同水準なものが他にはないさま。唯一無二であるさま。「比類ない」などとも言う。

気が滅入る【きがめいる】気がめいる

ふさぎこむ。陰鬱な気持ちになり、元気がなくなる。

暫定値【ざんていち】

正式な値ではなく、一時的な目安などとして、臨時に設定された値。

快方に向かう【かいほうにむかう】

怪我や病気がだんだんと癒えて快復してくること。

壊滅状態【かいめつじょうたい】

組織や構造物がすっかり壊され、機能しなくなっている有り様。

予震【よしん】

(1)地震において本震の前に起きる比較的小規模な地震。「余震」と区別するために「前震」と呼ばれる。
(2)「余震」の誤記。「余震」は普通、本震の後に本震の震災地付近で発生する比較的小規模な地震。

邁進【まいしん】まい進

目的に向かいひたすらに進めること。

なめくじに塩【なめくじにしお】ナメクジに塩,蛞蝓に塩

不得手なものに対してすっかり萎縮して元気を失うことの喩え。なめくじ(蛞蝓)に塩を浴びせると浸透圧の関係で脱水して死ぬことから。似た言い回しに「青菜に塩」がある。

いかばかりか

「いか」は「如何」で、分量や状態がどのようであるか、という意味。「ばかり」は程度を表す。直接計り知ることのできない事柄について、その程度はいったいどれほどの程度であろうか、と、半ば反語的に問う表現。いかほど。どれほど。

哀悼の意を表する【あいとうのいをひょうする】哀悼の意を表す

死をいたみ悲しんでいる心持を誰かに表明すること。

ご理解【ごりかい】御理解

「理解」に丁寧の「ご」をつけた形。相手に対して斟酌や寛恕を求める場合の言い回しに用いる。

見舞金【みまいきん】見舞い金,お見舞い金

事故や災難に遭った人へ贈る金品。事故を起こした当人がお詫びの意味をこめて贈る場合もある。

気象条件【きしょうじょうけん】

ある物事を成立させるために必要となる、または、ある事象を引き起こす原因となっている気候や天候。気候条件。

仮埋葬【かりまいそう】

仮の処置として遺体を埋葬すること。いったん土葬すること。後に掘り起こし、火葬して、正式な埋葬地へ納骨するなどの対応がなされる。

不可避【ふかひ】

どうあっても回避できないさま。避けようがない状況。

当面の間【とうめんのあいだ】

「当面」は目下、さしあたって、といった意味の表現。「当分の間」と同様、具体的な期間を特定せずに期間を示す表現として用いられる。「当面」のみでも同様の意味合いがあり、一般的に「当面の間」の表現は違和感を持たれることが多い。

チャプチェ

春雨を中心とした具材をゴマ油や砂糖醤油で甘辛く炒めた韓国の惣菜料理。「잡채」と表記する。

2011年3月21日月曜日

彼岸中日【ひがんちゅうにち】彼岸の中日

彼岸の期間のうち真ん中にあたる日。春分、または秋分の日を指す。いわゆる「お彼岸」は彼岸の入りから始まり、彼岸中日を中日として、彼岸明けに終わる。

火事場泥棒【かじばどろぼう】かじどろ,火事場ドロ

火事場、火山の噴火、大きな地震などの混乱に乗じて盗みを働く者。

火事場の糞力【かじばのくそぢから】火事場のクソ力

窮地に陥った場合などに大きな能力を発揮すること。火事場などで発揮される普段以上の力。

火事場【かじば】

火事の発生している現場や建物などの総称。窮地に陥った時に普段以上の力を発揮することを「火事場の糞力」などと言う他、火事場のどさくさに紛れて盗みを働く者は「火事場泥棒」などと言う。

天の恵み【てんのめぐみ】

天から与えられた賜物、プレゼント。多くは、思いがけない幸運のことを意味する。日照りが続いた後に降る雨を比喩的に「天の恵み」と指すこともある。

受電【じゅでん】

電力の供給を受けること。または、停電していた地域や設備が、再び電力の供給を受けること。電力会社の間で電力を融通することは「融通受電」と呼ばれる。

プルーム

元々は綿毛や羽毛のこと。一般的には「煙流」と呼ばれる、雲のように立ち上る煙や水蒸気を指す。原発事故における爆発などで放射性物質を含んだ気流がプルームとして立ち上ることを特に「放射性プルーム」などという。

原乳【げんにゅう】

搾乳したばかりの、加工していない牛乳。生乳。加熱処理などを経て市販される牛乳となる。

出荷自粛【しゅっかじしゅく】

農産物や商品などの出荷を自発的に取り止めること、出荷を自粛すること、などを意味する表現。

外部電源【がいぶでんげん】

外部から供給される電源。施設や電子機器などについて、内部に備え付けられている変電設備や蓄電池といった「内部電源」に対して言う。

ひっくるめて,引っ括めて,引っくるめて

全体をひとつにまとめるさま。すべて包含する様子を表す表現。

法の壁【ほうのかべ】

法律が整備されておらず、思う通りに事を進めることがままならない、または法律上制限されていることによって実施の妨げとなっているさま。法律が障壁となっている様子。

精米【せいまい】

精白を行った白い米。精米で作った米粉に「上新粉」「上用粉」がある。

危険な状態【きけんなじょうたい】きけんな状態

危ぶまれている悪い状態が顕在化しそうな様子、あるいは、身体または生命が害されるおそれのあるさま。「危険な状況」などとも言う。例えば「街はテロや暴動が相次ぎ極めて危険な状態に陥っている」「心拍数が急激に低下し危険な状態になっている」「原子炉の格納容器が破壊され危険な状態」などのように用いられる。

在宅患者【ざいたくかんじゃ】在宅医療患者

医療機関に入院せず自宅で療養している患者。特に、医療を施す側が患者のもとを訪れて治療を行う「在宅医療」の患者。緩和ケアをはじめ様々な内容の在宅医療を受けている患者が在宅患者に該当する。

2011年3月19日土曜日

ただちに健康に影響が出るものではない【ただちにけんこうにえいきょうがでるものではない】ただちに健康に影響を与えるというものではない,直ちに健康に影響する数値ではない,直ちに健康に影響を及ぼす数値ではない,ただちに健康に影響を及ぼすことはない

化学物質などに汚染された農産物や食品を摂取した場合や、または放射性物質などを浴びた場合などに、その直後から何らかの病的な症状が現れたり、すぐに生死に関わる程の健康への影響を与えたりすることが無い、という意味合いの表現。

多くの場合、「数十年に渡って繰り返されることで健康への影響が多少あるものの、1回程度では、すぐに体調不良にはならない」という意味合いを含む。しばしば、健康被害などが懸念される特定の事象に関する報道発表や記者会見などにおいて用いられる。

音信不通【おんしんふつう】

消息が途絶えていること。連絡をとる手段がないこと、安否不明であることなど。

電機企業【でんききぎょう】

電子機器をはじめとする、電気で駆動する機械類を扱う企業。主に電機メーカーを指す。

相関関連【そうかんかんれん】

複数の物事の間に、相互に影響を与える何らかのつながりがあること。相関関係。

農産品【のうさんひん】

農業で生産・収穫した物品。農産物。

節電休止【せつでんきゅうし】

電力消費を抑えるために電子機器などの稼働を一時止めること。

ケーブル敷設【ケーブルふせつ】

電源ケーブルや通信ケーブルといったケーブル類を設置すること。それによって、通電や通信を可能にすること。

産学官【さんがくかん】

「産業界」と「学術機関」ならびに「官公庁」をまとめた表現。もっぱら「産学官連携」という表現で用いられる。産業界は民間企業、学術機関は大学などの教育機関・研究機関、官公庁は政府や地方公共団体を指す。民間企業と官公庁の2者を指す場合は「官民」の表現が用いられることが多い。

官民【かんみん】

官庁と民間企業。「官民連携」「官民一体の取り組み」などの表現で用いられる。大学をはじめとする研究機関も交えた関係は「産学官」の表現が用いられることが多い。この場合「産」は「産業界」を表す。

官民連携【かんみんれんけい】

官庁と民間企業が協力し、一緒に事に当たること。「官民一体となって取り組む」などとも言う。海外事業の推進、先端技術開発、災害復興活動などで連携が行われることが多い。

温度差【おんどさ】

(1)2つの異なる計測対象間における温度の違い。異なる物質が持つ温度、または昼と夜の気温の差など。
(2)特定の事柄に対して、関係者の関心の度合いに大きな開きがあること。熱意を持っている者と、冷淡な素振りを示す者が居る様子。

不屈の精神【ふくつのせいしん】

困難に直面しても決して挫けたりあきらめたりしない心意気。不屈の魂。

胸をなで下ろす【むねをなでおろす】胸を撫で下ろす

安心、安堵すること。「ほっとする」および「安堵」、「安ど」などとも言う。

安堵【あんど】安ど

不安や心配が解消されて、ほっとすること。安心すること。「胸をなで下ろす」とも表現する。

指揮官先頭【しきかんせんとう】

戦陣において指揮官が先頭に立ち、部隊を率いること。旧日本海軍では「指揮官先頭、率先垂範」の規範があるとされ、指揮官は陣頭指揮をとるものという文化があったとされる。

細工麩【さいくふ】

生麩を手細工で様々な形に造形したもの。着色した麩を組み合わせるなどして花や野菜などをかたどる。

汲み置き【くみおき】くみ置き,汲置き

後で使用するために、あらかじめ水を汲んでおくこと。または、その汲んでおいた水のこと。断水が予定されている場合などには、事前に水の買い置きや汲み置きをしておけば、水不足を緩和できる。

2011年3月18日金曜日

急啓【きゅうけい】

手紙の頭語の一つで、緊急の連絡に用いる表現。「急ぎ啓する」、つまり「とり急ぎ申し上げる」の意。急啓の他に「急白」「急呈」などの同様の表現がある。急啓に対して結語は「草々」で結ぶ。

ポンメル,ポメル,pommel

(1)鞍馬についている取っ手。
(2)洋剣や短剣において、柄の端(柄頭に相当する部分)に取り付けられる部品。球型が一般的。主に、重心を調整する重し(カウンターウェイト)として、または武器がすっぽ抜けるのを防ぐノブとして機能する。儀式用の剣の場合、装飾を兼ねることが多い。

国難【こくなん】

国家が抱える危機的状況。多くの国民の命に関わるような、あるいは国家の存亡に関わるような災難。

黙想【もくそう】

黙して、静かに深く思うこと。カトリック系の宗派の宗教行為として用いられる例がある。黙って死者への弔意を示す「黙祷」は一般的な語彙であるが、「黙想」は限定的な場面で用いられるに留まる。

追弔【ついちょう】

生前をしのび、死を悲しむこと。

追悼【ついとう】

死を悼み、悲しむこと。法要を営んだり、会合などにおいて全員で黙祷したりといった形で表されることが多い。

祈念【きねん】

強く念じ、祈ること。「祈願」とも言う。黙って静かに祈念することを「黙祷」という。

黙祷【もくとう】黙とう

無言で祈りを捧げること。特に、死者に対し弔いの意をこめて祈りを捧げること。「黙祷する」もしくは「黙祷を捧げる」などの形で用いられる。

戦後最悪【せんごさいあく】

戦後、つまり第二次世界大戦が終息してから今日に至るまでの間で、最も状況が悪くなっているさま。「戦後最悪の死者数を出した災害」などのように用いられる。

戦後最大【せんごさいだい】

戦後、つまり第二次世界大戦が終息してから現在に至るまでの間で、最も程度が大きいさま。「戦後最大の経済危機」のように表現される。

終戦後【しゅうせんご】

「戦後」に同じ。戦争が終わってから後の期間のこと。特に第二次世界大戦が終わってから現在に至るまでの期間を指すことが多い。

戦後【せんご】

戦争が終わった後。終戦後。日本国内では、もっぱら第二次世界大戦(太平洋戦争)終戦以降の期間を指す。「現在の日本に直結する経済的営み(経済成長)が開始されてから、現在に至るまで」といった意味合いで用いられることが多い。戦後の記録上、最も程度が甚だしいことを「戦後最大の」とか「戦後最悪の」とか表現することがある。

想像を絶する【そうぞうをぜっする】想像を絶す

想像をはるかに超えているさま。想像しているよりもずっと程度が甚だしいさま。苦労や努力、災害における被害などについて言うことが多い表現。

沈静化【ちんせいか】

動揺しているものを落ち着かせること。暴走状態にあるものを制御下に置くこと。

義損

「義捐」(ぎえん)の誤記。義捐は「義援」とも書かれ、善意に基づく寄付といった意味。

復電【ふくでん】

停電の後に電力供給が再開されること。電力系統が復旧すること。

必要なら【ひつようなら】必要ならば

ある事柄を念頭において「もし、そうする必要があれば」といった意味合いで用いられる表現。例えば、「必要なら災害救助隊を派遣する」という表現は、「もし、災害救助隊を派遣するべきだと判断される場合には、災害救助隊を派遣する」のように換言できる。

義損金

「義捐金」(ぎえんきん)の誤記。義捐金は「義援金」とも書かれ、善意からの援助(義捐)のため寄付される金銭を指す。「捐」の字は「喜捨」に似て、「与える」や「捨てる」といった意味合いがある。

人的被害【じんてきひがい】

人に及ぼされる被害。事故や災害などにおける死傷者を指すことが多い。「被害」と言うに及ばない程度である場合は「人的影響」と表現されることもある。

雄々しさ【おおしさ】

力強く、勇ましい様子。雄々しいこと。「雄々し」を元とする「雄々しい」の名詞形。

スリーマイル

一般的には、米国ペンシルバニア州にあるスリーマイル島(Three Mile Island)のこと。1979年の「スリーマイル島原子力発電所事故」と呼ばれる原発事故により世界的に知られている。

国を挙げて【くにをあげて】国をあげて

国民すべて。国家総ぐるみで。

劣悪な状況【れつあくなじょうきょう】

置かれている環境的な条件が品質の劣ったものであるさま。悪い環境下にあるさま。生活の質が悪い、といった場合に用いられる表現。

消火活動【しょうかかつどう】

火災が発生した際、消火(鎮火)のために行われる活動の総称。例として、放水、消火剤の撒布、バケツリレーなど。

兵站線【へいたんせん】

戦場において物資の輸送・供給などを行うため確保される連絡路。転じて、物流全般、または災害が発生した際などに被災地へ支援物資を送り届けるための交通手段などを指すこともある。「兵站」は「ロジスティクス」の訳語である。

武力行使【ぶりょくこうし】

兵隊や兵器などの軍事力を使うこと。武力に訴えること。「軍事力行使」とも言う。

軍事力行使【ぐんじりょくこうし】

軍隊や兵器といった、軍事に関する資源を、実際に動員すること。国家などの、軍による武力行使。

焼け跡【やけあと】焼跡,やけ跡

火災などで焼けた跡。焼けた家屋や樹木、町などの残骸。

内規【ないき】

特定の組織・団体の内部における規定・規則。当の組織・団体の外部には適用されない。

高級感【こうきゅうかん】

品質がよい、等級が高い、といった印象・感想を抱かせる雰囲気。

発着便【はっちゃくびん】

航空機や船舶などの輸送手段(便)のうち、出発する便と到着する便の総称。駅や港を出入りする便。

へい死【へいし】斃死

たおれ死ぬこと。行き倒れになって死ぬ。特に動物が病気などにより突然死することを指す場合が多い。

悲嘆に暮れる【ひたんにくれる】悲嘆にくれる

非常に悲しみ嘆くこと。悲嘆すること。「暮れる」は悲しさや思案などにより長い間正常な思考ができずにいるさま。

弔問記帳【ちょうもんきちょう】

亡くなった人を追悼し、弔意を示すために、用意された帳簿に署名を行うこと。

誤魔化

「誤魔化す」(ごまかす)の語幹。ただし、「誤魔化す」の漢字づかいは、当て字である。「ごまかす」とは不都合を隠したりうやむやにするため取り繕うこと。

失見当識【しっけんとうしき】

今がいつで、ここがどこなのか、現在どういう状況下に置かれているのかが、分からなくなること。見当識を失うこと。認知症や意識障害などで現れる兆候の一つ。

見当識【けんとうしき】

今がいつで、自分がどこに居るのか、どういう状況下に置かれているのか、といった事柄に対するただしい把握・認識。正常な見当識が保てない状態を「失見当識」という。

2011年3月17日木曜日

現地化【げんちか】

海外に設けた事業拠点で、幹部に現地人を登用するなどして、本国から派遣した駐在員ではなく現地で採用した人材(現地社員)を中心とした構成にし、現地に根差した企業文化を育むこと。一般的に、現地でのコミュニケーションの円滑化やモチベーション向上が図れるとされる。

軒を連ねる【のきをつらねる】

家がほぼ隙間なく立ち並んでいる様子。軒を並べるほど近接している様子。「軒を並べる」とも言う。

見紛う【みまごう・みまがう】見まごう,見まがう

見間違える、見て勘違いする、などという意味の言い回し。「見紛う」と書いて、「みまごう」「みまがう」どちらの読み方もあるが、終止形や連体形の場合は、「みまごう」と読まれることが多い。

嫌な予感【いやなよかん】いやな予感

なんとなく悪いことが起こりそうな、事が悪い方向に展開していきそうな気がすること。不吉な予感。

旧幣

「旧弊」(きゅうへい)の誤りか。「旧弊」は、古いしきたりや物の見方、またはそれに起因する弊害。

泣きっ面に蜂【なきっつらにはち】

「泣き面に蜂」に同じ。不運や悪いことが重なること。

遠く及ばない【とおくおよばない】とおく及ばない,遠くおよばない

所定の水準には全然達していないさま。はるかに隔たっているさま。「及ばない」を強調した表現。

衣鉢を継ぐ【いはつをつぐ】衣鉢をつぐ

師から、その道の奥義を継承すること。教法や奥義を受け継ぐこと。

暗夜の灯【あんやのひ】

暗い中に灯る光。将来がはっきりしない状況に見出される希望。無明を照らす光明。あるいは、無知蒙昧を打開する啓蒙、など。

逢魔【おうま】

魔物に出逢うこと。闇夜に差し掛かる夕暮れ時を表す「逢魔が時」(逢う魔が時)の表現で用いられる。

愛寵【あいちょう】

「寵愛」に同じ。寵愛は、特別に可愛がって贔屓にすること。

決死隊【けっしたい】

死を覚悟して任務に臨む部隊やチームのこと。

やけになる,自棄になる

思い通りに事が運ばず、あとさきを顧みないなげやりな態度をとるさま。やけくそになる。

ピーク時【ピークじ】

季節や一日の中の時間帯によって量などに周期的な変化があるような現象などについて、その量が最大になる時間帯のこと。「アクセスのピーク時」「ピーク時の電力需要」などという具合に使われる。

やり甲斐【やりがい】遣り甲斐

事に当たる際の充足感や手応え、張り合い。過去に行った事について評価する場合は「やり甲斐があった」の他に「やった甲斐があった」とも表現する。

精いっぱい【せいいっぱい】精一杯

最大限の、できる限りの、などの意味の表現。

買い占め【かいしめ】買占め

必要な量よりも多くの量を買うこと、店舗などにある特定の商品などを全て買うこと、などを意味する表現。

もてはやされる,持て囃される,持て栄される,

「もてはやす」の受け身形。人々の気受けがよく、さかんにほめられたり、厚遇されたりするさま。

朦朧とする【もうろうとする】

意識がはっきりしない、ぼんやりとした状態に陥るさま。意識の軽い混濁を伴う状態は「意識障害」と呼ばれる。

大口顧客【おおくちこきゃく】

販売時の数量や金額が大きい顧客のこと。大口の顧客。

めげず

「めげる」の活用形で、ふつう「めげずに」の形で用いる。「めげる」は、苦境に対して挫ける、あきらめる、悲観する、と言った意味の表現。めげない。

入出金【にゅうしゅっきん】

銀行のATMなどにおける現金の入金と出金のこと。または、小口現金などの入金と出金のこと。

めげない

苦難に対してくじけない、あきらめない、がんばる、と言った意味の表現。「めげる」は、気持ちが挫けるといった意味。

ほとんどない,殆どない

分量がきわめて少なく、「ない」と言ってよいくらいの程度であること。ほぼゼロの状態。

需給【じゅきゅう】

需要と供給のこと。「引き続き厳しい需給になる」「需給バランス」などという具合に使われる表現。

ズブズブ,ずぶずぶ

腐敗している様子を表す表現。「腐った間柄」を「ズブズブの関係」などと言うことがある。

ズブズブの関係【ズブズブのかんけい】ずぶずぶの関係

堕落・腐敗した関係。職業倫理にもとる交際相手を持つこと。

投機的【とうきてき】speculative

利ざやを得ようとする様子。成否は確実でないが、機会を上手く利用して利益を得ようとする行為を形容する。金融市場において「投機的動機」「投機的需要」「投機的な動き」といった表現で用いられる。

陸の孤島【りくのことう】

周囲の都市や地域と地続きでありながら、交通の便が悪かったり、通信手段がなかったりといった条件により、孤立した状態になっている場所・地域のこと。

鉄道各社【てつどうかくしゃ】

鉄道会社の各社、という意味の表現。例えば「東京都内の鉄道各社」などという場合は、JR東日本をはじめ、東京メトロ、都営地下鉄などといった東京都内を中心に運行している各鉄道会社のことを指す。

管内【かんない】

管轄区域の内、という意味の表現。「東京電力の管内」などという具合に使われる。

ひっ迫【ひっぱく】逼迫

非常に不足すること、余裕がほとんどない状況になること、などを意味する表現。

地上放水【ちじょうほうすい】

地上から放水すること、火事などが発生している建物や建屋などに対して地上から水をかけること。

大変憂慮【たいへんゆうりょ】

主に「大変憂慮する」の表現で用いられる語の一部。「大変憂慮する」とは、大いに危機感を感じ、心配していること。はななだ憂慮していること。「大変憂慮している」「大変憂慮すべき事態である」などのように用いる。

大規模停電【だいきぼていでん】

規模の大きな停電。大停電。特に、首都圏の全域が停電するような広範囲な停電を指すことが多い。

ダイヤ削減【ダイヤさくげん】

一般的には公共交通機関の運行本数を削減すること。「ダイヤ」はダイヤグラムの事で、運行計画や運行状況を指すことが多いが、削減する対象は運行する列車の本数となる。

電気火災【でんきかさい】

電子機器や電気関係の配線などが原因となって発生する火災の総称。漏電や、接触不良によるトラッキング現象などが電気火災の原因となりやすい。

崖崩れ【がけくずれ】がけ崩れ,崖くずれ,ガケくずれ

崖の斜面の土砂が雨や地震などで不安定になり、崩れて落ちる現象。土砂災害となりやすい。「土石流」、「地滑り」と併せて「斜面崩壊」と総称される。

比較的軽微【ひかくてきけいび】

他と比べた場合にそれほど悪くないと言える状況。まだ大したことがない程度。災害や罪過といった悪い事柄に対して言う。

埋設管路【まいせつかんろ】

地中に埋められている(埋設されている)管路。多くは、ガスや水道といったライフラインが供給される管路である。

真砂土【まさど】まさ土,マサ土

花崗岩などが風化してできた土。真砂(まさご)とも言う。礫分を比較的多く含む。

取り付け騒ぎ【とりつけさわぎ】とりつけ騒ぎ

特定の金融機関に対する不信・不安が煽られた結果、預金者が払い戻しを求めて金融機関へ殺到し、大混乱を招くこと。不安の種は根拠の希薄な風評であることが多いとされる。

病床稼働率【びょうしょうかどうりつ】ベッド稼働率

病院で病床(ベッド)がどれだけ埋まっているかを表す指標。ホテルの客室稼動率と同様、百分率で表され、数値が高いほど効率よく病床が利用されている(同時に、あまり病床に余裕がない)ことを示す。

ペースト状【ペーストじょう】

材料をすりつぶして、流動性のある半固形に加工された様子。ペーストの状態。

電話協議【でんわきょうぎ】

電話を用いて協議を行うこと。電話で協議すること。

純額【じゅんがく】

収益から費用などを差し引いて計上する方法。会計上は、純額を主体として帳簿を記入する事を「純額表示」という。ネット。

需給逼迫【じゅきゅうひっぱく】需給の逼迫

需要に対して、供給に余裕がなくなること。需要はあるのに供給が行き詰ること。電力の需給逼迫が生じると電力会社が計画停電を実施することもある。

生データ【なまデータ】

記録されて以来、加工が一切施されていないデータ。未加工データ。コンピュータ処理や通信の記録(ログ)について言うことが多い。データ改ざんの余地をなくす目的がある場合には、生データであることが重要視される。

官民一体【かんみんいったい】

官庁と民間企業がしっかりと連携・協力して事に当たるさま。「官民連携」とも言う。

受電ケーブル【じゅでんケーブル】

電力の供給を受けるために敷設されるケーブル。通信ケーブルなどと区別するために用いられる。

古今未曽有【ここんみぞう】

過去から現在に至るまで、一度もあったためしがない物事。「前古未曽有」、あるいは単に「未曾有」とも言う。

仮設電源【かせつでんげん】

臨時に設置された電力供給装置。例として、移動電源車などがある。

陸自ヘリ【りくじヘリ】

「陸上自衛隊のヘリコプター」を省略した表現。

品薄感【しなうすかん】

商品が品薄であるような気がする状態、品薄である印象、などを意味する表現。

2011年3月16日水曜日

義捐【ぎえん】義援

災害などに遭って生活に困窮している被災者を支援するため、善意に基づき金銭や物資を寄付すること。金銭の場合は特に「義捐金」(義援金)、その他の物資は「義捐物資」と呼ばれる。最近ではやみくもに被災地に送られる義捐物資が、却って被災地の混乱を招くという過去の反省を踏まえ、個人レベルでの義捐は義捐金にするのが望ましいという見解が一般的となっている。

避難所生活【ひなんじょせいかつ】

災害に見舞われて住居を失い、「避難所」として開放された施設へ避難し、そこで暮らすこと。 生活に必要とされる様々なものが不足しがちであり、厳しい生活を強いられる。

義援物資【ぎえんぶっし】義捐物資

災害などに遭って生活に困窮している人を支援するために、善意に基づき寄付される物品。「支援物資」、「救援物資」ともいう。寄付するものが特に金銭である場合は「義援金」(義捐金)と呼ばれる。阪神大震災以降、個人個人がむやみに義援物資を被災地に送ることは、却って被災地の余計な混乱を招く、という認識が一般的となっている。

システム障害【システムしょうがい】

コンピュータシステム上で、プログラムの一部が損なわれるなどして、正常に処理が完了しない状態。システムエラーが発生する状況。

ぬかづく

丁寧に拝礼すること。額を地面につけるようにして礼すること。漢字は「額突く」と書くが、読み方の表記は現代では「ぬかずく」が一般的となっている。

どちらかと言うと【どちらかというと】どっちかと言うと

敢えて表現するなら、強いて言えば、といった意味合いで用いられる表現。評価が曖昧な事柄に対して、一定の評価を与える場合などに用いられることが多い。

補てん【ほてん】補填

足りていない部分を補って埋め合わせること。「てん補」(填補)とも言う。

てん補【てんぽ】填補

足りない分を補って埋め合わせること。「補填」とも言う。

たられば,タラレバ

完了を意味する助動詞「た」の仮定形である「たら」、および、仮定形に接続する接続助詞「ば」(れば)。過去の選択を後悔して嘆く態度や、現実にはありもしないことばかり言う態度などを指すことが多い。

セルフマネジメント

「自己管理」もしくは「自律」とも訳される。体調管理や作業の進行などを進めるために、自分自身を適切に抑制・管理すること。

定かでない【さだかでない】

はっきりしていないさま。不確かであるさま。行方などが知れないさま。

ご了承下さい【ごりょうしょうください】御了承下さい,ご了承ください

相手に了解を得るために用いられる丁寧な言い回し。

くだけた言い方【くだけたいいかた】くだけた言いかた,砕けた言い方

格式ばらずに、より平易で日常的な言葉を用いた表現。多くの場合、俗っぽい感じや親しみやすい雰囲気を醸す。

くだけた,砕けた

形式ばった堅苦しい感じがとれた様子。必ずしも格調高いとはいえない日常的な言葉を用いることを「くだけた表現」などと言う。

グラフィカル,graphical

「図の」「図で描かれた」といった意味。例えば「グラフィカルユーザーインターフェース」は、ユーザーインターフェースがアイコンと呼ばれる絵などで示される表示を指す。

かき抱く【かきいだく】掻き抱く

強く抱きしめる。ひしと抱く。

オートクレープ

「オートクレーブ」のことか。オートクレーブは「圧力釜」といった意味で、主に高圧の蒸気を用いて滅菌処理を行う装置を指す。

家具材【かぐざい】

家具の材料。もっぱら木製家具の作成に使用される木材を指す。代表的な家具材にオーク(オーク材)などがある。

オーク材【オークざい】

「オーク」と総称されている、楢などの、ブナ科植物を材料とする木材。堅固で木目が美しく、家具材などとして重宝される。

お任せ【おまかせ】

「任せる」の連用形に丁寧の「お」を付けた表現。多くの場合、「お任せする」「~にお任せ」などの形で、「すっかり委ねる」といった意味合いで用いられる。

水投下【みずとうか】

上空から水をかけること。火災における消火活動などでは、普通は「水散布」と呼ばれる。水投下はもっと大量の水を一ヵ所に注ぐような作業を指すことが多い。

お騒がせ【おさわがせ】

人を心配させたり、動揺させたりすること。騒動を起こした際に「どうも、お騒がせしました」などのように相手に詫びる表現として用いられる。「ご迷惑お掛けしました」と言い換えられることもある。

お手製【おてせい】

自分でこしらえたもの。手作りのもの。「お」は丁寧な言い方を表すものだが、慣用的に「お」をつけた表現が主に用いられる。

居ります【おります】

「居る」の丁寧な言い方。そこに存在していること、または、ある状態のもとにあることを表現する。同様の意味合いで「御座います」(ございます)などの表現も用いられる。

オケージョン,occasion

機会、もしくは行事や式典といった意味。「TPO」の「O」に該当する語で、広く「場合」を意味することが多い。

インクリメンタル,incremental

次第に増加すること。増加部分を積み上げていく方式を指す語として用いられることが多い。例えば、コンピュータシステムにおける「インクリメンタル検索」は、文字を1文字入力するごとに条件に合った検索結果を絞り込んでいく検索方法を指す。

うらうらとした

のどかで平安なさま。陽光がまぶしく、うららかなさま。

上下水道【じょうげすいどう】

上水道と下水道を総称する表現。水道。いずれも生活に欠かせないライフラインである。

惨状【さんじょう】

見るにたえない、ひどく痛々しいありさま。大惨事の状況。むごたらしい、目もあてられない、といった形容も用いられる。

チャリティーイベント,チャリティイベント

慈善活動として行われる催し。無償で歌や演奏を披露し、子どもを楽しませたり、イベントで得た興行収入を寄付したり、有名人の所有物などをオークションにかけ、その売上げを寄付したり、といった形がとられることが多い。

横倒し【よこだおし】横だおし

横側から強い力を加えて転倒させること。横に倒すこと。転じて、横暴な仕打ちを指して「横倒しにする」と言うこともある。

がれきの山【がれきのやま】瓦礫の山,ガレキの山

損壊・倒壊した建物の残骸が山のように積み重なったさまを表す表現。震災などで一帯の家屋が全壊した様子などを指すことが多い。

風邪をこじらせる【かぜをこじらせる】風邪を拗らせる,風邪をこじらす,カゼをこじらせる

風邪が長引いてなかなか快復しないこと、あるいは、風邪が悪化して肺炎などに罹患することなどを指す表現。「こじらせる」(こじらす)は事態の解消・解決が難しくなる、といった意味合いの表現。

体調維持【たいちょういじ】

体の調子を適切に保ち、体調と崩さないようにすること。例えば、発熱や低体温症などに罹らないよう、体温調節を適切に行うことも体調維持に含まれる。

敷地境界線【しきちきょうかいせん】

敷地が隣接地や道路と接し、境目となる線。民法では、建物は敷地境界線から一定距離を取ることが望ましいとされる。

制限値【せいげんち】

その値を超えることは許容できない、と定められている値。電子メールの添付ファイルのデータサイズの上限や、原子力施設から放出される放射線量など、多方面で用いられる表現。

全量放出【ぜんりょうほうしゅつ】

(1)外部に向かって残らず放出されること。特に、放射線や放射性物質を含む希ガスなどを原子力施設の外部に放出すること、あるいは、原発事故などによって不本意に放射性物質が全て漏れ出ること。
(2)備蓄された米や石油などを皆に提供すること。

自宅待機【じたくたいき】

自宅で待機すること。特に、学校の生徒や企業の従業員などが、何らかの事情で登校・出勤せずに、家で待機していること。

全露出【ぜんろしゅつ】

一部だけでなく全部が露出すること。従来、部分的にだけ露出していたものが全て露出すること。

人的影響【じんてきえいきょう】

人に及ぼされる影響。特に、人体に対する健康被害などの影響を指すことが多い。

拡散希望【かくさんきぼう】

Twitterなどのサービスにおいて、ある情報や主張などを素早く人に知らせる目的でリツイートを他のユーザーに依頼したい場合に付与される文言。【拡散希望】という風に、墨付き括弧が用いられることが多い。

募金活動【ぼきんかつどう】

街頭などで寄付金を募り呼び掛ける行い。被災地への義捐金(義援金)など、援助を必要とする者を金銭により支援する目的で、慈善の精神に基づいて(ボランティアで)行われる。

棚上げ【たなあげ】

ある問題や議題について、結論を導き出すことを先延ばしにすること。「棚上げにする」の形で用いることが多い。

消息不明【しょうそくふめい】

連絡がとれず、様子・状況が分からない状態。「音信不通」などとも言う。罹災するなどして無事かどうかも分からない場合には「安否不明」などの表現が用いられることが多い。

行方不明者【ゆくえふめいしゃ】

居場所や消息が把握されていない人。失踪、または災害などに巻き込まれた後、安否の確認が取れていない状態の人。

報道発表資料【ほうどうはっぴょうしりょう】

報道発表(プレスリリース)に関して参照される資料。文書として保存された過去の報道発表を指していることもある。

報道発表【ほうどうはっぴょう】

広く一般に知らせる目的で、報道機関に向けて発表される情報。プレスリリース。報道発表を行う際に参照されるデータは「報道発表資料」という。文書として保存された過去の報道発表を報道発表資料という場合もある。

自然鎮火【しぜんちんか】

火事などの炎が、消火活動などが行われていないものの、自然に鎮火すること。

ヘリ注水【ヘリちゅうすい】

ヘリコプターを使って上空から注水すること、ヘリで水を注ぎ入れること、などを意味する表現。

注水【ちゅうすい】

水を注ぎいれること、水を注入すること、などを意味する表現。

計画倒れ【けいかくだおれ】計画だおれ

計画していたものの、実施、実行に至らないままで終わること。挫折、頓挫、絵に描いた餅、などと表現することもある。

屋内待避【おくないたいひ】

原子力事故(原子力災害)の発生時に、空気中に拡散した放射性物質により被曝することを避けるため、自宅や事務所といった家屋に待避すること。「屋内退避」とも表記する。ちなみに、「退避」は避難、「待避」は待機によって危難を逃れる、といった意味合いがある。

自宅待避【じたくたいひ】

「屋内待避」に同じ。原子力事故などにおいて、被曝を逃れるため、自宅(あるいは事務所)などの家屋内に待避し、極力外出を避けること。

被曝量【ひばくりょう】被ばく量

放射線を浴びた(被曝した)線量。単位は「シーベルト」(Sv)が用いられる。一般的に、被曝量がおおよそ1000ミリシーベルトを超えると病的な症状があらわれるとされている。

2011年3月15日火曜日

天譴論【てんけんろん】

「天譴」は天の譴責、すなわち天罰のこと。災害に向き合う態度の一つで、天災は、天が、腐敗した人間社会を懲らしめるためにもたらした罰だとする見方。

水火の苦しみ【すいかのくるしみ】

水の中で溺れているような、あるいは火の中で焼かれているような、非常に激しい苦しみのこと。同様の表現としては「塗炭の苦しみ」などがある。

陣頭指揮をとる【じんとうしきをとる】陣頭指揮を執る

組織の長が現場で率先して指示を行うこと。陣頭指揮をふるう。

陣頭指揮【じんとうしき】

指揮官が戦陣(先闘部隊)の先頭に立って執る指揮。転じて、組織の管理職の立場にある者が現場に赴いて直接に指示等を下すこと。

塗炭の苦しみ【とたんのくるしみ】とたんの苦しみ

ひどい苦難。あたかも泥水や炭火の中に落とされたかのような、苦しい境遇。同様の表現としては、「水火の苦しみ」などがある。

漏洩【ろうえい】漏えい

漏れること、隠したり格納したりしていたものが外に出てしまうこと、などを意味する表現。

安否確認【あんぴかくにん】

ある人が、生存しているかどうか、怪我などをしていないか、などを確認すること。

耐震性【たいしんせい】

建築物や土木構造物などが地震によって損壊しない性質のこと。特に、建築物そのものの強度や靭性の強さのこと。地震などで建築物が倒れないようにするための工事は「耐震工事」と呼ばれ、建築基準法などで定められた耐震能力に関する基準は「耐震基準」と呼ばれる。

憂慮すべき状況【ゆうりょすべきじょうきょう】

非常に心配である状況、非常に不安な状況、などの意味の表現。

爆発音【ばくはつおん】

何かが爆発したような音の総称。

空だき状態【からだきじょうたい】空焚き状態

鍋やボイラー、原子炉などで、水を満たしていないまま熱し運転している状態。「空だき」(空焚き)になっている状態。

空だき【からだき】空焚き

容器に水を満たしていない状態で熱すること。鍋などの煮汁がほぼなくなった状態のまま加熱すること。風呂釜などにおいて、中のお湯が無くなった状態で加熱すること。温水ボイラーや原子炉などにおいて、水のない状態で運転・稼動すること。

予見可能性【よけんかのうせい】

予見が可能であるかどうか。事件や危機的状況が発生する前に、あらかじめ発生する危険を察知できたかどうか。予見可能性があったと判断され、対策が取られなかったことで事件や危機的状況が発生した場合は過失と見なされる。

哀悼の意【あいとうのい】

死をいたむ気持ち。人の死に際して嘆き悲しむ心持ち。「哀悼の意を表す」などのように用いる。

不透明感【ふとうめいかん】

事態の成り行きや将来、今後の行く先が予測できないさま。将来の動向に不安が感じられるさま。先行き不透明感。

深刻度【しんこくど】

事の重大さ、または切実さの程度。危険度。主に安全管理の現場などで、指標として用いられる。