2010年12月22日水曜日

満腔【まんこう】

全身。体中。または、心底。心から。「満腔の思い」「満腔の怒り」などのように用い、情念が全身全霊を包むさまを表現する。「満腔の謝意」など、心が込もっている意にも用いられる。

脳漿【のうしょう】

脳脊髄液の通称。脳脊髄液に血液などが混じったものを指すこともある。脳のまわりを満たしている液であり、頭脳そのものを指すものとして用いられる場合もある。「脳漿を絞る」などの表現は、「知恵を絞る」「脳みそを絞る」などと同様、あらん限り頭脳を働かせる様を表現するもの。

揣摩臆断【しまおくだん】

「揣摩臆測」に同じ。

おぼこ娘【おぼこむすめ】おぼこな娘

うぶな若い女。世間擦れしておらず垢抜けないさま、あるいは、まだ男女の交わりを知らないことを指す。単に「おぼこ」とも言う。西日本では「おぼこい」と形容詞的にも用いる。

揣摩臆測【しまおくそく】揣摩憶測

当て推量すること。確かな根拠なく、僅かな情報を頼りに心中であれやこれやと想像すること。「揣摩臆断」とも言う。なお、「揣摩」も「臆測」も、共に当て推量の意。

宣布【せんぷ】

政府の発表など、公的な事柄を広く知らせること。詔や憲法、制度などを国民に知らせる場合などに用いられる。宣布を行うために催される式典を宣布式と言う。「宣戦布告」とは直接の関係はない。

一楽二萩三唐津【いちらくにはぎさんからつ】

茶の湯において、茶人に愛好されるすぐれた茶陶を称する表現。それぞれ、京都の楽焼、山口の萩焼、北九州の唐津焼を指す。同じく「一井戸二楽三唐津」という表現もある。

茶陶【ちゃとう】

茶道用語で、茶の湯に用いる陶器のこと。茶道具として、茶の湯に使用するために焼かれた器を指す。例として、楽焼、萩焼、信楽焼、備前焼など。中でも京都の楽焼、山口の萩焼、北九州の唐津焼は茶陶として名高く、「一楽二萩三唐津」などと称される。