実用日本語表現辞典
実用的で現代的な日本語の表現について解説する辞書・辞典サイト。ビジネスの現場や電子メール、あるいは職場の上司などから聞いたような、現代的な日本語の中で、特に実用的な場面で利用される言葉を解説します。
2018年4月16日月曜日
ボイチェン
「ボイスチェンジャー」の略として用いられることのある言い方。ボイスチェンジャーは、音声を加工して元の声とは違った響きにする装置(ハードウェア)やアプリ(ソフトウェア)の通称である。録音した音声を加工する方式のボイチェンもあれば、発話されたその場でリアルタイムに加工する方式のボイチェンもある。
エリ総【エリそう】
金融業界において「エリア総合職」の略として用いられる表現。エリア総合職は金融業界に半ば特有の職種区分であり、いわゆる総合職とほぼ同様の業務内容ではあるが転勤がないという点で特徴づけられる職種を指す。
遅刻ギリギリ【ちこくギリギリ】遅刻ぎりぎり
決められた時刻に辛うじて間に合う、間に合った、という状況を表現する意味で用いられる言い回し。
他人の行動を評して「遅刻ギリギリ」と述べる場合は、もっと時間の余裕を持って来いよという批判的な意味合いを込めて使いられることが多いといえる。
他人の行動を評して「遅刻ギリギリ」と述べる場合は、もっと時間の余裕を持って来いよという批判的な意味合いを込めて使いられることが多いといえる。
ギリギリ遅刻【ギリギリちこく】ぎりぎり遅刻
間に合わせるべき時刻にあとほんの少し早ければ間に合ったのにという僅差で遅れてしまって遅刻になるさまを表現する言い回し。
「遅刻ギリギリ」と表現される場合は「あと少しで危うく遅刻になるところだった」という意味で、すなわち刻限に間に合った状況を指して用いられるが、「ギリギリ遅刻」という場合は結局遅れた(遅刻した)状況を指して用いられる。
「遅刻ギリギリ」と表現される場合は「あと少しで危うく遅刻になるところだった」という意味で、すなわち刻限に間に合った状況を指して用いられるが、「ギリギリ遅刻」という場合は結局遅れた(遅刻した)状況を指して用いられる。
トカゲのしっぽ
組織などが窮地に立たされた場合に責任回避の手段として見捨てられる対象の喩えとして用いられる言い方。もっぱら「蜥蜴のしっぽ切り」(トカゲのしっぽ切り)の言い回しで用いられる。
トカゲと総称される生物の中には、外的に襲われた際にしっぽを自ら切り落として囮にし、逃げ延びようとする習性のある種がある。転じて、不祥事などが生じた場合に、組織全体に非難や責任追及の矛先が向けられないように組織の末端に位置する構成員に責を負わせて切り捨てる(犠牲にする)ような沙汰がトカゲのしっぽ切りに喩えられる。
トカゲと総称される生物の中には、外的に襲われた際にしっぽを自ら切り落として囮にし、逃げ延びようとする習性のある種がある。転じて、不祥事などが生じた場合に、組織全体に非難や責任追及の矛先が向けられないように組織の末端に位置する構成員に責を負わせて切り捨てる(犠牲にする)ような沙汰がトカゲのしっぽ切りに喩えられる。
ゴニョる,ごにょる
「ごにょごにょ」と擬態語的に表現し得るような、いまひとつ言明しがたい言動を、それ自体動詞的に述べる言い方。主に「ゴニョゴニョと(不明瞭に)しゃべる」「ゴニョゴニョと(趣旨の明確でない内容を)話す」といった意味で用いられる。
登録:
投稿 (Atom)